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公開番号
2024148892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062452
出願日
2023-04-07
発明の名称
リバーロキサバン含有製剤
出願人
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人レクシード・テック
主分類
A61K
31/5377 20060101AFI20241010BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 本開示は、良好な溶出性を示し、かつ製剤間でのリバーロキサバンの含有量のばらつきが抑制されたリバーロキサバン含有製剤の提供を目的とする。
【解決手段】 本開示のリバーロキサバン含有製剤は、リバーロキサバンを含有する造粒顆粒と、賦形剤とを含み
前記造粒顆粒の粒子径は、D10で、20μm以下であり、
前記賦形剤の粒子径は、D50で、55μm以上である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リバーロキサバンを含有する造粒顆粒と、賦形剤とを含み
前記造粒顆粒の粒子径は、D10で、20μm以下であり、
前記賦形剤の粒子径は、D50で、55μm以上である、リバーロキサバン含有製剤。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記造粒顆粒の粒子径は、D10で、18.4μm以下である、請求項1に記載の製剤。
【請求項3】
前記造粒顆粒の粒子径は、D10で、4.5μm以上である、請求項2に記載の製剤。
【請求項4】
前記賦形剤の粒子径は、D50で、90~410μmである、請求項1または2に記載の製剤。
【請求項5】
前記賦形剤の粒子径は、D50で、100~350μmである、請求項4に記載の製剤。
【請求項6】
前記賦形剤は、マンニトールである、請求項1または2に記載の製剤。
【請求項7】
前記リバーロキサバンは、比表面積が、1.3m
2
/g以上である、請求項1または2に記載の製剤。
【請求項8】
前記リバーロキサバンは、比表面積が、1.9m
2
/g以上である、請求項7に記載の製剤。
【請求項9】
前記リバーロキサバンは、比表面積が、6m
2
/g以下である、請求項1または2に記載の製剤。
【請求項10】
前記リバーロキサバンは、D50で、8μm以下である、請求項1または2に記載の製剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、リバーロキサバン含有製剤に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
選択的直接作用型第Xa因子(FXa)阻害剤であるリバーロキサバン(化学名:5-Chloro-N -({(5S )-2-oxo-3-[4-(3-oxomorpholin-4-yl) phenyl]-1,3-oxazolidin-5-yl}methyl)thiophene-2-carboxamide)は、下記式(1)で表され、血液凝固カスケード中のFXaの活性を阻害することにより、トロンビン産生および血栓形成を抑制する。リバーロキサバンは、静脈血栓塞栓症の治療および再発抑制等に対する医薬品として、「イグザレルト(登録商標)錠10mg」、「イグザレルト(登録商標)錠15mg」、イグザレルト(登録商標)OD錠10mg」、「イグザレルト(登録商標)OD錠15mg」等の名称で販売されている(非特許文献1および2)。
JPEG
2024148892000002.jpg
49
170
【0003】
リバーロキサバンは、水に難溶性の化合物であり、固形製剤とした際に溶出性が低いとの問題がある。上記問題を解決するために、特許文献1では、湿式造粒方法として流動層造粒を採用して溶出性を改善し、リバーロキサバンを湿式造粒し、得られた造粒顆粒に薬学的に許容される添加剤を添加することで固形製剤を製造している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4852423号公報
【非特許文献】
【0005】
「イグザレルト(登録商標)錠10mg、イグザレルト(登録商標)錠15mg」添付文書
「イグザレルト(登録商標)OD錠10mg、イグザレルト(登録商標)OD錠15mg」添付文書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、湿式造粒方法である流動層造粒は、製造工程および条件の管理が煩雑という問題がある。
【0007】
そこで、本発明者らは、リバーロキサバンについて、撹拌造粒による製剤化を試みた。しかしながら、本発明者らは、リバーロキサバンを撹拌造粒により製剤化した場合、溶出性が低いとの課題に加えて、製剤間でリバーロキサバンの含有量にばらつきが生じるとの課題を見出した。
【0008】
そこで、本開示は、良好な溶出性を示し、かつ製剤間でのリバーロキサバンの含有量のばらつきが抑制されたリバーロキサバン含有製剤の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本開示のリバーロキサバン含有製剤は、リバーロキサバンを含有する造粒顆粒と、賦形剤とを含み
前記造粒顆粒の粒子径は、D10で、20μm以下であり、
前記賦形剤の粒子径は、D50で、55μm以上である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、良好な溶出性を示し、かつ製剤間でのリバーロキサバンの含有量のばらつきが抑制されたリバーロキサバン含有製剤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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