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公開番号2024148270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061267
出願日2023-04-05
発明の名称バスバーモジュール
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/507 20210101AFI20241010BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バスバーを収容する収容部の低背化に有利なバスバーモジュールを提供する。
【解決手段】バスバーモジュール1は、互いに並列に突出する第1単電池100aの一方の端子と第2単電池100bの一方の端子とを接続するバスバー10と、バスバー10を収容する収容部30と収容部30に装着されるカバー40とを有する絶縁性のバスバーケース20を備える。収容部30は、バスバー10を端子の接続方向とは垂直な方向から囲む枠状の側壁部31と、側壁部31における第1単電池100a又は第2単電池100bと対向する第1開口21の側からバスバー10を支持する支持部32とを有する。カバー40は、側壁部31における第1開口21とは反対側の第2開口22を覆うカバー本体41と、カバー本体41から第1開口21に向けて突出してバスバー10と接触する突出部42とを有する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
各々が正極端子及び負極端子の一対の端子を有する第1単電池と第2単電池とを電気的に接続するバスバーモジュールであって、
互いに並列に突出する前記第1単電池の一方の前記端子と前記第2単電池の一方の前記端子とを接続するバスバーと、
前記バスバーを収容する収容部と当該収容部に装着されるカバーとを有する絶縁性のバスバーケースと、を備え、
前記収容部は、前記バスバーを前記端子の接続方向とは垂直な方向から囲む枠状の側壁部と、当該側壁部における前記第1単電池又は前記第2単電池と対向する第1開口の側から前記バスバーを支持する支持部とを有し、
前記カバーは、前記側壁部における前記第1開口とは反対側の第2開口を覆うカバー本体と、当該カバー本体から前記第1開口に向けて突出して前記バスバーと接触する突出部とを有する、バスバーモジュール。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記カバー本体は、貫通孔を有する、請求項1に記載のバスバーモジュール。
【請求項3】
前記突出部は、複数あり、
前記カバー本体は、互いに平面方向で並び、各々の前記突出部を個別に支持する複数の平板部と、隣り合う2つの前記平板部を連結する複数の弾性部とを有する、請求項1に記載のバスバーモジュール。
【請求項4】
前記カバー本体は、当該カバー本体の端縁に係止部を有し、
前記収容部は、前記側壁部の外面側に、前記カバーが前記収容部に装着されたときに前記係止部を係合させる被係止部を有する、請求項1又は2に記載のバスバーモジュール。
【請求項5】
前記バスバーケースは、変形自在な板状のヒンジ部を有し、
前記ヒンジ部の一端は、前記側壁部の外面と連続し、
前記ヒンジ部の前記一端とは反対側の他端は、前記カバー本体の端縁と連続する、請求項1又は2に記載のバスバーモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバーモジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車又はハイブリッド自動車のような車両には、駆動源として電池パックが搭載されている。電池パックでは、内部に備わる各々の単電池を電気的に接続するバスバーモジュールが採用される場合がある。バスバーモジュールに関する技術として、特許文献1は、複数の単電池を備える電池モジュールにおいて各々の単電池を接続する電池接続アセンブリを開示している。電池接続アセンブリは、隣り合う単電池同士のうち一方の単電池の正極端子と他方の単電池の負極端子とを電気的に接続するバスバーと、バスバーを内部で保持する絶縁部材とを備える。
【0003】
特許文献1に開示されている絶縁部材は、バスバーを収容する収容部の側壁に、収容部の内部へ突出しつつ、側壁の肉厚方向に弾性変形可能な係止爪を有する。バスバーが収容部に取り付けられるとき、係止爪は、バスバーが当接することで弾性変形し、その後、バスバーが乗り越えることで元の形状に戻る。最終的に、バスバーの一部が載置部上に載置され、バスバーの端縁が係止爪と係合することで、バスバーは、収容部内に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-227004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている絶縁部材では、係止爪は、バスバーの取り付けに要する弾性変形を許容するために、取付方向に沿った係止爪の長手部分の長さをある程度確保する必要がある。したがって、バスバーの取付方向に沿う側壁の高さも係止爪の長さを確保する分必要となることで、絶縁部の一部である収容部の低背化を阻害し、結果として電池接続アセンブリの小型化を阻害し得る。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、バスバーを収容する収容部の低背化に有利なバスバーモジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様は、各々が正極端子及び負極端子の一対の端子を有する第1単電池と第2単電池とを電気的に接続するバスバーモジュールであって、互いに並列に突出する第1単電池の一方の端子と第2単電池の一方の端子とを接続するバスバーと、バスバーを収容する収容部と収容部に装着されるカバーとを有する絶縁性のバスバーケースと、を備え、収容部は、バスバーを端子の接続方向とは垂直な方向から囲む枠状の側壁部と、側壁部における第1単電池又は第2単電池と対向する第1開口の側からバスバーを支持する支持部とを有し、カバーは、側壁部における第1開口とは反対側の第2開口を覆うカバー本体と、カバー本体から第1開口に向けて突出してバスバーと接触する突出部とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、バスバーを収容する収容部の低背化に有利なバスバーモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
カバー装着前の一実施形態に係るバスバーモジュールの斜視図である。
カバー装着後の一実施形態に係るバスバーモジュールの斜視図である。
バスバーケースの第1例を示す斜視図である。
バスバーケースの第2例を示す斜視図である。
バスバーケースの第3例を示す斜視図である。
バスバーケースの第4例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて一実施形態に係るバスバーモジュールについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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