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公開番号2024147371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060337
出願日2023-04-03
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類B65H 31/00 20060101AFI20241008BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートの積載量の低下を抑制する。
【解決手段】画像形成装置(1)において、第1排出ローラ(84)の軸方向から見て、積載面(22A)と平行な仮想線であって、第1排出ローラ(84)から排出されるシート(P)を積載面(22A)に積載した場合の最大枚数に基づく上限位置を通る仮想線を第1仮想線(VL1)とした場合、第1仮想線(VL1)は第2排出ローラ(37)よりも下方を通る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記シートを切断するカッターと、
前記装置本体に配置され、前記シートを積載可能な積載面を有する排出トレイと、
前記画像形成部により画像が形成され、且つ前記カッターによって切断されていないシートを前記排出トレイに排出する第1排出ローラと、
前記第1排出ローラよりも上方に位置し、前記画像形成部により画像が形成され、且つ前記カッターによって切断されたシートを前記排出トレイに排出する第2排出ローラと、を備え、
前記第1排出ローラの軸方向から見て、前記積載面と平行な仮想線であって、前記第1排出ローラから排出されるシートを前記積載面に積載した場合の最大枚数に基づく上限位置を通る仮想線を第1仮想線とした場合、前記第1仮想線は前記第2排出ローラよりも下方を通る、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記積載面のうち前記シートを排出する方向である排出方向の上流端における前記上限位置は、前記第1排出ローラの下方である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記排出トレイは、前記積載面のうち前記シートを排出する方向である排出方向の上流端から上方に延びる立壁を有し、
前記上限位置は、前記立壁の上端である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1排出ローラの軸方向から見て、前記第1排出ローラのニップ部を始点とし、前記第2排出ローラのニップ部を終点として前記始点と前記終点とを結ぶ第2仮想線は、前記第1仮想線よりも上方に位置する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記積載面は、前記シートを排出する方向である排出方向の上流端が前記排出方向の下流端よりも下方に位置するように形成された傾斜面を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記傾斜面と直交する方向において、前記傾斜面から前記第2排出ローラのニップ部までの距離は、前記傾斜面から前記第1排出ローラのニップ部までの距離よりも長い、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第2排出ローラの位置は、前記シートを排出する方向である排出方向において前記第1排出ローラの位置よりも下流側である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2排出ローラの位置は、前記シートを排出する方向である排出方向において前記第1排出ローラの位置よりも上流側である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記カッターと、前記第2排出ローラと、前記カッターと前記第2排出ローラとの間に形成された前記シートの搬送経路と、を覆うカバーを更に備え、
前記第1排出ローラの軸方向から見て、前記カバーのうち前記シートを排出する方向である排出方向の下流側の端部から鉛直方向下方に延びる第3仮想線が前記積載面と重なる基点の位置は、前記第1排出ローラの位置よりも下方である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記排出トレイは、前記第1排出ローラから排出されるシートを積載可能な第1排出トレイと、前記第2排出ローラから排出されるシートを積載可能な第2排出トレイとを含み、
前記第1排出ローラの軸方向から見て、前記シートを排出する方向である排出方向における、前記第2排出トレイの積載面の上流端と下流端を結ぶ第4仮想線は、前記第1仮想線よりも上方に位置する、請求項1~9のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、裁断装置によって切断されていないシートと、切断されたシートとを別々の排紙トレイに排出する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-79259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、裁断装置によって切断されていないシートを搬送する搬送経路と、切断されたシートを搬送する搬送経路とが上下方向にずれて配置されており、下側の排紙トレイに排出されるシートの積載量が上側の搬送経路によって少なくなるおそれがある。
【0005】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートの積載量の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る画像形成装置は、装置本体と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートを切断するカッターと、前記装置本体に配置され、前記シートを積載可能な積載面を有する排出トレイと、前記画像形成部により画像が形成され、且つ前記カッターによって切断されていないシートを前記排出トレイに排出する第1排出ローラと、前記第1排出ローラよりも上方に位置し、前記画像形成部により画像が形成され、且つ前記カッターによって切断されたシートを前記排出トレイに排出する第2排出ローラと、を備え、前記第1排出ローラの軸方向から見て、前記積載面と平行な仮想線であって、前記第1排出ローラから排出されるシートを前記積載面に積載した場合の最大枚数に基づく上限位置を通る仮想線を第1仮想線とした場合、前記第1仮想線は前記第2排出ローラよりも下方を通る。
【0007】
上記構成によれば、第2排出ローラの位置が上限位置よりも上方となるため、第2排出ローラの位置が、第1排出ローラから排出されるシートの積載量に及ぼす影響を低減できる。これにより、第1排出ローラから排出されるシートの積載量の低下が抑制される。
【0008】
本開示の画像形成装置では、前記積載面のうち前記シートを排出する方向である排出方向の上流端における前記上限位置は、前記第1排出ローラの下方であってもよい。
【0009】
上記構成によれば、第2排出ローラの位置は、上記構成によって定義される上限位置よりも上方となるため、第2排出ローラの位置が、第1排出ローラから排出されるシートの積載量に及ぼす影響を低減できる。これにより、第1排出ローラから排出されるシートの積載量の低下が抑制される。
【0010】
本開示の画像形成装置では、前記排出トレイは、前記積載面のうち前記シートを排出する方向である排出方向の上流端から上方に延びる立壁を有し、前記上限位置は、前記立壁の上端であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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