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公開番号2024147211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060080
出願日2023-04-03
発明の名称水質監視装置
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A01K 63/04 20060101AFI20241008BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】湿泥を含む濁水を用いて濁度センサの異常を検出する。
【解決手段】水質監視装置30は、養殖槽12と、養殖槽12内の養殖水13の濁度を計測する養殖水濁度センサ34と、養殖水濁度センサ34による計測結果に基づいて槽内水の濁度を判定するコントローラ20と、を備える。湿泥43cを含む濁度水47を養殖槽12内に供給する濁度水供給装置40を備える。コントローラ20は、養殖槽12の通常時に養殖水濁度センサ34により計測される第1濁度(T1)と、濁度水供給装置40による養殖槽12内への濁度水47の供給後に養殖水濁度センサ34により計測される第2濁度(T2)と、を比較することにより、養殖水濁度センサ34の異常を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水槽と、
前記水槽内の槽内水の濁度を計測する槽内水濁度センサと、
前記槽内水濁度センサによる計測結果に基づいて前記槽内水の濁度を判定する制御装置と、
を備える水質監視装置であって、
湿泥を含む濁水を前記水槽内に供給する濁水供給装置を備えており、
前記制御装置は、前記水槽の通常時に前記槽内水濁度センサにより計測される第1濁度と、前記濁水供給装置による前記水槽内への前記濁水の供給後に前記槽内水濁度センサにより計測される第2濁度と、を比較することにより、前記槽内水濁度センサの異常を検出する、水質監視装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
水槽と、
前記水槽の排水通路を流れる槽内水の濁度を計測する槽内水濁度センサと、
前記槽内水濁度センサによる計測結果に基づいて前記槽内水の濁度を判定する制御装置と、
を備える水質監視装置であって、
湿泥を含む濁水を前記排水通路内に供給する濁水供給装置を備えており、
前記制御装置は、前記水槽の水の排水時に前記槽内水濁度センサにより計測される第1濁度と、前記濁水供給装置による前記排水通路への前記濁水の供給時に前記槽内水濁度センサにより計測される第2濁度と、を比較することにより、前記槽内水濁度センサの異常を検出する、水質監視装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の水質監視装置であって、
前記濁水供給装置は、湿泥及び該湿泥を覆う水を収容する干潟槽を備えており、
前記濁水は、前記干潟槽の湿泥と該湿泥を覆う水との混合水である、水質監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は水質監視装置に関する。詳しくは、養殖槽等の水槽内の水質監視装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載された水質監視装置がある。その水質監視装置は、水中に配置される水質計測器を備えている。水質計測器の定期的な校正を行って、水質を正確に計測できるようにしている。水質計測器の校正のために専用の校正液が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-32691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の水質監視装置では水質計測器の異常を検出することができない。
【0005】
また、養殖業、水族館等の養殖槽等の水質監視装置には、養殖槽の養殖水の濁度を計測する養殖水濁度センサと、養殖水濁度センサによる計測結果に基づいて養殖水の濁度を判定する制御装置と、を備えるものがある。しかし、養殖水濁度センサに異常を生じると、養殖水の水質の悪化を招くことにより、養殖槽内の生体の病気、死滅を誘発し、養殖業、水族館等が大打撃を被ることになる。このため、養殖水濁度センサの異常の計測は必要技術である。
【0006】
また、例えば、人工干潟、天然干潟、ビオトープ等の湿泥を含む濁水いわゆる濁水を養殖槽に供給すると、養殖水の水質を良化することができる。すなわち、濁水に含まれるバクテリアにより養殖水中の有機物分解能力を向上し、赤潮プランクトンの増殖を抑制することができる。また、濁水の溶け込みにより養殖水が多少濁ったとしても、養殖槽の環境を悪化させたり、養殖槽内の生体への健康に悪影響を与えたりすることはない又はほとんどない。
【0007】
本明細書に開示の技術は、湿泥を含む濁水に着眼し、その濁水を濁度センサの異常の計測に用いるものである。
【0008】
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、湿泥を含む濁水を用いて濁度センサの異常を検出することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
【0010】
第1の手段は、水槽と、前記水槽内の槽内水の濁度を計測する槽内水濁度センサと、前記槽内水濁度センサによる計測結果に基づいて前記槽内水の濁度を判定する制御装置と、を備える水質監視装置であって、湿泥を含む濁水を前記水槽内に供給する濁水供給装置を備えており、前記制御装置は、前記水槽の通常時に前記槽内水濁度センサにより計測される第1濁度と、前記濁水供給装置による前記水槽内への前記濁水の供給後に前記槽内水濁度センサにより計測される第2濁度と、を比較することにより、前記槽内水濁度センサの異常を検出する、水質監視装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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