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公開番号
2024146523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059486
出願日
2023-03-31
発明の名称
固定具の設置方法
出願人
未来工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A47B
97/00 20060101AFI20241004BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】固定具を容易に設置できる固定具の設置方法を提供すること。
【解決手段】固定具10の設置方法では、第1貼着面13Aの床面Fへの接触と、第2貼着面13Bの下面90aへの接触とを行い、剥離剤付き貼着面の剥離剤19の揮発が完了し、かつ剥離剤付き貼着面の貼着力が回復して、剥離剤19の塗布されていた第1貼着面13Aが床面Fに貼着されるとともに第2貼着面13Bが下面90aに貼着されるまで、その接触を維持する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
被貼着面に貼着される貼着面を備える固定具の設置方法であって、
前記貼着面を備える固定体を備え、
前記貼着面に、当該貼着面の貼着力を減少させる揮発性の剥離剤を塗布して剥離剤付き貼着面とし、
前記剥離剤付き貼着面に塗布した前記剥離剤の揮発が完了する前に、前記被貼着面の貼着位置に前記貼着面が位置するように前記固定体を配置することを特徴とする固定具の設置方法。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記剥離剤付き貼着面に塗布した前記剥離剤の揮発が完了し、かつ前記貼着面の前記貼着力が回復して当該貼着面が前記被貼着面に貼着されるまで、前記被貼着面に向けて前記貼着面を押し付ける請求項1に記載の固定具の設置方法。
【請求項3】
第1被貼着面に貼着される第1貼着面と、前記第1被貼着面と異なる第2被貼着面に貼着される第2貼着面を備える固定具の設置方法であって、
前記第1貼着面及び前記第2貼着面の少なくとも一方に、貼着面の貼着力を減少させる揮発性の剥離剤を塗布して剥離剤付き貼着面とし、
前記剥離剤付き貼着面に塗布した前記剥離剤の揮発が完了する前に、前記第1貼着面の前記第1被貼着面への接触と、前記第2貼着面の前記第2被貼着面への接触とを行い、
前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了し、かつ前記剥離剤付き貼着面の貼着力が回復して、前記剥離剤の塗布されていた貼着面が対面する被貼着面に貼着されるまで、前記第1被貼着面に対する前記第1貼着面の接触、及び前記第2被貼着面に対する前記第2貼着面の接触を維持することを特徴とする固定具の設置方法。
【請求項4】
前記第1貼着面を備える第1固定体と、前記第2貼着面を備える第2固定体と、を備え、
前記第1固定体と前記第2固定体は、前記第1貼着面と前記第2貼着面の相対位置を変更可能に相対移動可能に連結されており、
前記第1被貼着面への前記第1貼着面の貼着位置に前記第1固定体を配置した後に、前記第2貼着面が前記第2被貼着面に接近するように、前記第1固定体に対して前記第2固定体を相対移動させた後、
前記第2貼着面を前記第2被貼着面に接触させる請求項3に記載の固定具の設置方法。
【請求項5】
前記第2貼着面のみを、前記剥離剤付き貼着面とし、
前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了する前に、
前記第1固定体と前記第2固定体とを離間方向へ相対移動させて、前記第1貼着面の前記第1被貼着面への貼着と、前記第2貼着面の前記第2被貼着面への接触とを行う請求項4に記載の固定具の設置方法。
【請求項6】
対面する第1被貼着面と第2被貼着面の間に配置されるとともに、前記第1被貼着面に貼着される第1貼着面を備える第1固定体と、前記第2被貼着面に貼着される第2貼着面を備える第2固定体と、を備える固定具を、前記第1被貼着面と前記第2被貼着面の間に配置し、前記第1被貼着面に前記第1貼着面を貼着するとともに前記第2被貼着面に前記第2貼着面を貼着する固定具の設置方法であって、
前記第1固定体と前記第2固定体とは、前記第1貼着面と前記第2貼着面とを反対側に向けた状態で、雌ねじ部と雄ねじ部とからなる螺合機構により接離方向へ相対移動可能に連結されており、
前記第1固定体及び前記第2固定体のうちの少なくとも1つの固定体の貼着面に当該貼着面の貼着力を減少させる揮発性の剥離剤を塗布して剥離剤付き貼着面とし、
前記螺合機構の動作に伴って前記雄ねじ部を回動軸として貼着面を回動させながら前記剥離剤付き貼着面を対面する被貼着面に接近するように移動可能であり、
前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了する前に、当該剥離剤付き貼着面を備える固定体の前記剥離剤付き貼着面を対面する被貼着面に接触させ、
前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了し、かつ前記剥離剤付き貼着面の貼着力が回復して、前記剥離剤の塗布されていた貼着面が被貼着面に貼着されるまで、被貼着面への接触を維持することを特徴とする固定具の設置方法。
【請求項7】
前記第1固定体と前記第2固定体とは、前記第1貼着面と前記第2貼着面が離間するように相対移動可能に連結されており、
前記第1被貼着面に対する前記第1貼着面の押し付けと、前記第2被貼着面に対する前記第2貼着面の押し付けとを行うために前記第1固定体と前記第2固定体とを離間方向へ相対移動させる請求項4~請求項6のうちいずれか一項に記載の固定具の設置方法。
【請求項8】
前記剥離剤付き貼着面とされた貼着面を、当該貼着面が貼着される前記被貼着面に接触させた状態で固定具を移動させて当該貼着面の貼着位置に移動させる請求項1~請求項5のうちいずれか一項に記載の固定具の設置方法。
【請求項9】
前記固定体を棒状の遠隔操作体で、前記被貼着面の貼着位置まで送り込む請求項1又は請求項2に記載の固定具の設置方法。
【請求項10】
前記第1貼着面を備える第1固定体と、前記第2貼着面を備える第2固定体と、を備え、
前記第2貼着面のみを、前記剥離剤付き貼着面とし、
前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了する前に、
前記第2被貼着面への前記第2貼着面の貼着位置に前記第2固定体を配置し、当該第2貼着面を前記第2被貼着面に接触させ、
前記第2固定体が備えるガイド部により、当該第2固定体に対し接離する方向へ案内された前記第1固定体を、前記第1被貼着面への前記第1貼着面の貼着位置に移動させて前記第1貼着面を前記第1被貼着面に貼着した後、前記第1固定体と前記第2固定体とを連結する請求項3に記載の固定具の設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定具の設置方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、床面と固定対象物の下面との間に配置されて、床面と固定対象物の下面のそれぞれに貼着される粘着固定具が開示されている。特許文献1に開示された粘着固定具は、固定対象物の下面と床面のそれぞれに対し粘着マットによって貼着される。粘着固定具は、2つの固定部と、各固定部から突出するボルト状部材と、2つのボルト状部材が螺合される連結部材と、を有する。粘着マットは、厚さ方向の両面に粘着面を有する板状である。
【0003】
粘着固定具は、連結部材を操作することで、2つの固定部の距離を調節できる。各固定部には粘着マットが貼着されているため、連結部材を操作することで2つの粘着マットの距離を調節できる。これにより、床面と固定対象物の下面との間の高さが異なっていても、両粘着マットの距離を調整できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-194384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示の粘着固定具において、床面と、固定対象物の下面との間に粘着固定具を挿入して設置する際、粘着マットが、固定具の設置位置と異なる位置で貼着しないように気を付けながら粘着固定具を設置位置まで移動させる必要がある。また、粘着マットが、設置位置と異なる位置で貼着してしまった場合は、粘着固定具の位置を容易に変更することができない。このため、特許文献1に開示の粘着固定具は、床面と、固定対象物の下面との間に固定具を挿入して設置する際、慎重な作業が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題点を解決するための固定具の設置方法は、被貼着面に貼着される貼着面を備える固定具の被貼着面に貼着される貼着面を備える固定具の設置方法であって、前記貼着面を備える固定体を備え、前記貼着面に、当該貼着面の貼着力を減少させる揮発性の剥離剤を塗布して剥離剤付き貼着面とし、前記剥離剤付き貼着面に塗布した前記剥離剤の揮発が完了する前に、前記被貼着面の貼着位置に前記貼着面が位置するように前記固定体を配置することを要旨とする。
【0007】
固定具の設置方法について、前記剥離剤付き貼着面に塗布した前記剥離剤の揮発が完了し、かつ前記貼着面の前記貼着力が回復して当該貼着面が前記被貼着面に貼着されるまで、前記被貼着面に向けて前記貼着面を押し付けてもよい。
【0008】
上記問題点を解決するための固定具の設置方法は、第1被貼着面に貼着される第1貼着面と、前記第1被貼着面と異なる第2被貼着面に貼着される第2貼着面を備える固定具の設置方法であって、前記第1貼着面及び前記第2貼着面の少なくとも一方に、貼着面の貼着力を減少させる揮発性の剥離剤を塗布して剥離剤付き貼着面とし、前記剥離剤付き貼着面に塗布した前記剥離剤の揮発が完了する前に、前記第1貼着面の前記第1被貼着面への接触と、前記第2貼着面の前記第2被貼着面への接触とを行い、前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了し、かつ前記剥離剤付き貼着面の貼着力が回復して、前記剥離剤の塗布されていた貼着面が対面する被貼着面に貼着されるまで、前記第1被貼着面に対する前記第1貼着面の接触、及び前記第2被貼着面に対する前記第2貼着面の接触を維持することを要旨とする。
【0009】
固定具の設置方法について、前記第1貼着面を備える第1固定体と、前記第2貼着面を備える第2固定体と、を備え、前記第1固定体と前記第2固定体は、前記第1貼着面と前記第2貼着面の相対位置を変更可能に相対移動可能に連結されており、前記第1被貼着面への前記第1貼着面の貼着位置に前記第1固定体を配置した後に、前記第2貼着面が前記第2被貼着面に接近するように、前記第1固定体に対して前記第2固定体を相対移動させた後、前記第2貼着面を前記第2被貼着面に接触させてもよい。
【0010】
固定具の設置方法について、前記第2貼着面のみを、前記剥離剤付き貼着面とし、前記剥離剤付き貼着面の前記剥離剤の揮発が完了する前に、前記第1固定体と前記第2固定体とを離間方向へ相対移動させて、前記第1貼着面の前記第1被貼着面への貼着と、前記第2貼着面の前記第2被貼着面への接触とを行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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