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公開番号
2024143330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055946
出願日
2023-03-30
発明の名称
個装吸収性物品及びこれがパッケージに収容されてなるパッケージ製品の製造方法
出願人
大王製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61F
13/15 20060101AFI20241003BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】複数個重ね合わせてパッケージに収容される場合でも印刷適正と生産効率の低下の回避とを両立させる。
【解決手段】吸収性物品が紙製の包装シートにより個装されてなる個装吸収性物品であって、前記包装シートは、吸収性物品を個装した場合に表出する表出面に印刷が施され、前記表出面は、印刷が施される前におけるMMDが0.050以下であり、かつ、印刷が施された後における複数の個装吸収性物品の当該表出面どうしの静摩擦係数が0.60以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸収性物品が紙製の包装シートにより個装されてなる個装吸収性物品であって、
前記包装シートは、吸収性物品を個装した場合に表出する表出面に印刷が施され、
前記表出面は、印刷が施される前におけるMMDが0.050以下であり、かつ、印刷が施された後における複数の個装吸収性物品の当該表出面どうしの静摩擦係数が0.60以上である、個装吸収性物品。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記包装シートは、再生繊維の配合割合が20%以上である、請求項1に記載の個装吸収性物品。
【請求項3】
前記包装シートは、繊維束を含む、請求項1に記載の個装吸収性物品。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の個装吸収性物品がパッケージに収容されてなるパッケージ製品の製造方法であって、
前記包装シートに対して印刷を施す工程と、
前記包装シート上に前記吸収性物品を載置し、印刷が施された面が表出するように前記包装シートを折り畳んで前記吸収性物品を包みこんで前記個装吸収性物品を製造する工程と、
前記個装吸収性物品を複数重ね合わせてパッケージに収容する工程と、を有する、パッケージ製品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、個装吸収性物品及びこれがパッケージに収容されてなるパッケージ製品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品は、パッケージに収容された状態で提供される。
【0003】
特許文献1には、吸収性物品を収容したパッケージの表面に、最外層に凹凸を有するマット層を備えることで表面の摩擦力を高め、陳列時に荷崩れを防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-196541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品は、保管時の衛生確保、持ち運びの際の利便性向上等の理由から、包装シートによって個別に包装された個装吸収性物品としてパッケージに収容される。包装シートは、吸収性物品を個別に包装するものであるため、パッケージと比較して使用後に生じるごみの量が多い。そのため、近年、環境問題の観点から、従来の不織布やプラスチックフィルムではなく、包装シートを紙素材から構成することが進められている。
【0006】
ところで、上述したような個装吸収性物品は、吸収性物品が包装シートに収容された状態で持ち運ばれる。そのため、包装シートの表面に印刷を施し、一見して吸収性物品とは思われないようにすることが好ましい場合もある。包装シートに印刷を施すことでデザイン性を高めるためには、包装シートとして表面の平滑性が高く印刷適正が高い紙を使用することが考えられる。
【0007】
一方、個装吸収性物品は、複数個が重ね合わされた状態でパッケージに収容される。そのため、包装シートとして表面の平滑性が高い紙を使用した場合、個装吸収性物品を複数個重ね合わせてパッケージに収容する際に個装吸収性物品どうしが滑りやすくなり、生産効率が低下してしまう虞がある。また、表面の平滑性が高い紙は、いわゆるコピー用紙のような外見、手触りとなり、チープな印象を与えてしまう。
【0008】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、複数個重ね合わせてパッケージに収容される場合でも印刷適正と生産効率の低下の回避とを両立させることができる個装吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、
吸収性物品が紙製の包装シートにより個装されてなる個装吸収性物品であって、
前記包装シートは、吸収性物品を個装した場合に表出する表出面に印刷が施され、
前記表出面は、印刷が施される前におけるMMD(平均摩擦係数の変動)が0.050以下であり、かつ、印刷が施された後における複数の個装吸収性物品の当該表出面どうしの静摩擦係数が0.60以上である。
【0010】
上記のように構成された本発明においては、吸収性物品を個装した場合に表出する表出面について印刷が施される前におけるMMDが0.050以下であることで、印刷適正を有するものとなる。また、印刷が施された後における複数の個装吸収性物品の表出面どうしの静摩擦係数が0.60以上であることで、複数個重ね合わせてパッケージに収容される際に個装吸収性物品どうしが滑りにくくなり、生産効率の低下が回避される。また、印刷が施された後における複数の個装吸収性物品の表出面どうしの静摩擦係数が0.60以上であることで、外見や手触りにてチープな印象を与えにくくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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