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公開番号2024142111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023054124
出願日2023-03-29
発明の名称画像形成装置、サーバおよびシステム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241003BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置およびその消耗品を対象とする本体契約の契約期間の満了時に、ユーザの要望に対応可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】サーバ(8)と通信可能な画像形成装置(1)であって、本体(10)と、本体に装着可能な消耗品(4)と、本体メモリ(62)と、コントローラ(61)と、を備え、本体メモリ(62)は、本体を対象とする本体契約および消耗品を対象とする消耗品契約が締結されている第1契約モードであること、消耗品契約のみが締結されている第2契約モードであること、および、本体契約および消耗品契約が締結されていない市販モードであること、のいずれかを示すモード情報を記憶可能であり、コントローラ(61)は、第1契約モードの第1解除情報をサーバから受信した場合、第1契約モードから、第2契約モードまたは市販モードにモード情報を切り替える第1切替処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サーバと通信可能な画像形成装置であって、
本体と、
前記本体に装着可能な消耗品と、
本体メモリと、
コントローラと、を備え、
前記本体メモリは、
前記本体を対象とする本体契約および前記消耗品を対象とする消耗品契約が締結されている第1契約モードであること、
前記消耗品契約のみが締結されている第2契約モードであること、および、
前記本体契約および前記消耗品契約が締結されていない市販モードであること、
のいずれかを示すモード情報を記憶可能であり、
前記コントローラは、
前記第1契約モードの第1解除情報を前記サーバから受信した場合、前記第1契約モードから、前記第2契約モードまたは前記市販モードに前記モード情報を切り替える第1切替処理を実行する、
画像形成装置。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記第1解除情報は、
前記本体契約の対象となる前記本体の買い取りを示す買取情報を含む、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記第2契約モードの第2解除情報を前記サーバから受信した場合、前記第2契約モードから、前記市販モードに前記モード情報を切り替える第2切替処理を実行する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記モード情報は、前記画像形成装置で使用できる機能を停止する機能停止モードをさらに含み、
前記コントローラは、
前記第1契約モードの前記第1解除情報とは異なる第3解除情報を前記サーバから受信した場合、前記第1契約モードから、前記機能停止モードに前記モード情報を切り替える第3切替処理を実行する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第3解除情報は、
前記本体契約の対象となる前記本体の返却を示す返却情報を含む、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
ユーザインタフェースをさらに備え、
前記コントローラは、
前記第3切替処理を実行する場合、前記ユーザインタフェースのみ利用可とし、
前記ユーザインタフェースを介して前記画像形成装置の利用が停止されたことを報知させる、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
ユーザ端末および画像形成装置と通信可能なサーバであって、
サーバメモリと、
サーバ制御部と、を備え、
前記サーバメモリは、
前記画像形成装置の本体を対象とする本体契約、および前記本体に装着可能な消耗品を対象とする消耗品契約が締結されている第1契約モードであること、および、
前記消耗品契約のみが締結されている第2契約モードであること、
のいずれかを示す契約モード情報を前記画像形成装置に対応させて記憶可能であり、
前記サーバ制御部は、
前記画像形成装置の前記第1契約モードの解除情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記第1契約モードの解除後に実行可能な前記第2契約モードか、前記第1契約モードでも前記第2契約モードでもない市販モードか、前記本体の返却か、を含む第1条件を前記ユーザ端末に通知する第1通知処理と、
前記ユーザ端末から前記第1条件の選択を受け付ける第1受付処理と、
前記第1受付処理で受け付けた前記第1条件の選択内容に前記画像形成装置の前記契約モード情報を更新する第1契約切替処理と、
前記第1契約切替処理で更新した前記契約モード情報を前記画像形成装置に通知する第1契約解除通知処理と、
を実行する、サーバ。
【請求項8】
前記サーバ制御部は、
前記画像形成装置の前記第2契約モードの解除情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記第2契約モードの解除後に実行可能な前記第1契約モードでも前記第2契約モードでもない市販モードか、前記消耗品の買い取りか、を含む第2条件を前記ユーザ端末に通知する第2通知処理と、
前記ユーザ端末から前記第2条件の選択を受け付ける第2受付処理と、
前記第2受付処理で受け付けた前記第2条件の選択内容に前記画像形成装置の前記契約モード情報を更新する第2契約切替処理と、
前記第2契約切替処理で更新した前記契約モード情報を前記画像形成装置に通知する第2契約解除通知処理と、
を実行する、請求項7に記載のサーバ。
【請求項9】
画像形成装置と、前記画像形成装置と通信可能なサーバと、前記サーバと通信可能なユーザ端末と、を含むシステムであって、
前記画像形成装置は、
本体と、前記本体に装着可能な消耗品と、本体メモリと、コントローラと、を有し、
前記サーバは、
サーバメモリと、サーバ制御部と、を有し、
前記サーバメモリは、
前記画像形成装置の前記本体を対象とする本体契約、および前記消耗品を対象とする消耗品契約が締結されている第1契約モードであること、および、
前記消耗品契約のみが締結されている第2契約モードであること、
のいずれかを示す契約モード情報を前記画像形成装置に対応させて記憶可能であり、
前記サーバ制御部は、
前記画像形成装置の前記第1契約モードの解除情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記第1契約モードの解除後に実行可能な前記第2契約モードか、前記第1契約モードでも前記第2契約モードでもない市販モードか、前記本体の返却か、を含む第1条件を前記ユーザ端末に通知する第1通知処理と、
前記ユーザ端末から前記第1条件の選択を受け付ける第1受付処理と、
前記第1受付処理で受け付けた前記第1条件の選択内容に前記画像形成装置の前記契約モード情報を更新する第1契約切替処理と、
前記第1契約切替処理で更新した前記契約モード情報を前記画像形成装置に通知する第1契約解除通知処理と、
を実行する、システム。
【請求項10】
前記サーバ制御部は、
前記画像形成装置の前記第2契約モードの解除情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記第2契約モードの解除後に実行可能な前記第1契約モードでも前記第2契約モードでもない市販モードか、前記消耗品の買い取りか、を含む第2条件を前記ユーザ端末に通知する第2通知処理と、
前記ユーザ端末から前記第2条件の選択を受け付ける第2受付処理と、
前記第2受付処理で受け付けた前記第2条件の選択内容に前記画像形成装置の前記契約モード情報を更新する第2契約切替処理と、
前記第2契約切替処理で更新した前記契約モード情報を前記画像形成装置に通知する第2契約解除通知処理と、
を実行する、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、サーバおよびシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置を利用するユーザに対して定額印刷サービスが広く提供されている。定額印刷サービスは、サブスクリプションサービスとも呼ばれる。例えば、特許文献1には、定額印刷サービスの利用に関する契約が締結された契約機である画像形成装置において、予め定められた期間中、予め設定された枚数までなら、一定の利用料金で印刷が許可されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/120199号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなサブスクリプションサービスにおいて、ユーザは、事業者と「本体契約」を締結することによって、事業者から提供された契約専用の画像形成装置を毎月定額で使用することができる契約がある。そして、画像形成装置およびその消耗品を対象とする本体契約の契約期間の満了時に、別の契約(消耗品のみの契約モード)にするか、契約のない状態(市販モード)にするかを、選択したいという要望がある。
【0005】
本開示は、上述の問題点を鑑みたものであり、画像形成装置およびその消耗品を対象とする本体契約の契約期間の満了時に、ユーザの要望に対応可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本開示の第1の態様の画像形成装置は、サーバと通信可能な画像形成装置であって、本体と、前記本体に装着可能な消耗品と、本体メモリと、コントローラと、を備え、前記本体メモリは、前記本体を対象とする本体契約および前記消耗品を対象とする消耗品契約が締結されている第1契約モードであること、前記消耗品契約のみが締結されている第2契約モードであること、および、前記本体契約および前記消耗品契約が締結されていない市販モードであること、のいずれかを示すモード情報を記憶可能であり、前記コントローラは、前記第1契約モードの第1解除情報を前記サーバから受信した場合、前記第1契約モードから、前記第2契約モードまたは前記市販モードに前記モード情報を切り替える第1切替処理を実行するものである。
【0007】
第2の態様は、第1の態様の画像形成装置であって、前記第1解除情報は、前記本体契約の対象となる前記本体の買い取りを示す買取情報を含むようにしてもよい。
【0008】
第3の態様は、第1の態様の画像形成装置であって、前記コントローラは、前記第2契約モードの第2解除情報を前記サーバから受信した場合、前記第2契約モードから、前記市販モードに前記モード情報を切り替える第2切替処理を実行するようにしてもよい。
【0009】
第4の態様は、第1の態様の画像形成装置であって、前記モード情報は、前記画像形成装置で使用できる機能を停止する機能停止モードをさらに含み、前記コントローラは、前記第1契約モードの前記第1解除情報とは異なる第3解除情報を前記サーバから受信した場合、前記第1契約モードから、前記機能停止モードに前記モード情報を切り替える第3切替処理を実行するようにしてもよい。
【0010】
第5の態様は、第4の態様の画像形成装置であって、前記第3解除情報は、前記本体契約の対象となる前記本体の返却を示す返却情報を含むようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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