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公開番号
2024141899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053769
出願日
2023-03-29
発明の名称
暖房床の運転方法
出願人
三菱ケミカルインフラテック株式会社
,
広島ガス株式会社
,
永大産業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F24D
3/00 20220101AFI20241003BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】床暖房マットを備えた暖房床の暖房コストを低減することができる暖房床の運転方法を提供する。
【解決手段】床暖房マット1は、厚み方向に貫通する溝4を有している。溝4内に伝熱部材6及び温水パイプ3が配置されている。小根太7を覆うように伝熱シート8が設けられている。基板2の上面及び下面に均熱シート5a,5bが設けられている。伝熱部材6及び伝熱シート8が熱橋となっている。この床暖房マット1と、蓄熱剤含浸下地板12及び床仕上げ材14等を用いて暖房床が構成される。温水パイプ3に温水を連続的に通湯した後、間欠的に通湯停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄熱部材の上側に温水パイプを有した床暖房マットが敷設され、最上側に床仕上げ材が敷設された暖房床の該温水パイプに温水を通湯する暖房床の運転方法において、
該床暖房マットが
温水パイプ収容用の溝が設けられた基板と、
該基板の上面に設けられた第1の均熱シートと、
該基板の下面に設けられた第2の均熱シートと、
該第1の均熱シートと第2の均熱シートとの間に設けられた熱橋と
を有する暖房床の運転方法であって、
該床暖房マットに1~3時間連続的に通湯し、20~60分通湯停止する間欠通湯を行うことを特徴とする暖房床の運転方法。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記床暖房マットは小根太を有しており、
前記熱橋は該小根太に設けられた伝熱シートであり、
前記伝熱シートは、前記小根太の上面から下面まで連続して延在している請求項1の暖房床の運転方法。
【請求項3】
前記伝熱シートは、前記小根太の上面、下面及び長手方向の側面を覆っている請求項2の暖房床の運転方法。
【請求項4】
前記溝は前記基板を厚み方向に貫通しており、前記熱橋として、さらに、該溝に配置され、前記温水パイプに接する伝熱部材を有する請求項2の暖房床の運転方法。
【請求項5】
前記蓄熱部材の蓄熱容量が350~500kJ/m
2
であり、温水パイプが架橋ポリエチレン製であり、温水パイプの内径が3.0~7.0mmであり、床暖房マット1m
2
当りに敷設される温水パイプ長さが10~55mであり、
温水パイプに供給される温水の温度が50~60℃であり、
通湯速度が0.3~1.0L/minであり、
連続的通湯時間が1~3時間であり、通湯停止時間が20~60分である
請求項1~4のいずれかの暖房床の運転方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、温水によって建物の床の暖房を行うため暖房床の運転方法に係り、特に蓄熱部材と該床暖房マットとを有する暖房床の運転方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
なお、以下の説明において、床暖房マットの上面とは、該床暖房マットを床上に敷設したときの上面をいい、床暖房マットの下面とは、該床暖房マットを床上に敷設したときの下面をいう。上下方向とは、該上面と下面とを結ぶ方向をいう。
【背景技術】
【0003】
温水を利用した暖房床として、板状のベースの上面の溝に温水パイプを引き回した床暖房マットが広く用いられている。特許文献3,4には、床暖房マットへの温水の通湯を断続させることにより、床温度を制御することが記載されている。
【0004】
床暖房マットを用いた暖房床に蓄熱部材を設けることが知られている。
【0005】
特許文献1には、床下地の上に蓄熱マット、木質板材、及び温水パイプを有する床暖房パネルをこの順に積層配置した床暖房構造が記載されている。この床暖房構造では、蓄熱マットが最下層に配置されているため、蓄熱マットに蓄えられた熱が床上面に伝わりにくい。また、日射のエネルギーを蓄熱マットで蓄える効果がほとんど得られない。
【0006】
特許文献2では、床暖房マットとしての発熱マットの上に蓄熱部材としての蓄熱ユニットを重ね、その上にフローリング(床仕上げ材)を配置した暖房床が記載されている。この暖房床では、蓄熱部材が蓄熱するまでは発熱マットの熱が床面に伝わらないので、床暖房の始動性が悪い。即ち、温水パイプに温水を通水開始しても、床面(フローリング面)が十分に昇温するまでに長時間を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-180004号公報
特開2016-142432号公報
特開平7-19502号公報
特開2001-41473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、床暖房マットを備えた暖房床の暖房コストを低減することができる暖房床の運転方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の暖房床の運転方法は、蓄熱部材の上側に温水パイプを有した床暖房マットが敷設され、最上側に床仕上げ材が敷設された暖房床の該温水パイプに温水を通湯する暖房床の運転方法において、該床暖房マットが温水パイプ収容用の溝が設けられた基板と、該基板の上面に設けられた第1の均熱シートと、該基板の下面に設けられた第2の均熱シートと、該第1の均熱シートと第2の均熱シートとの間に設けられた熱橋とを有する暖房床の運転方法であって、該床暖房マットに1~3時間連続的に通湯し、20~60分通湯停止する間欠通湯を行うことを特徴とする。
【0010】
本発明の一態様では、前記床暖房マットは小根太を有しており、前記熱橋は該小根太に設けられた伝熱シートであり、伝熱シートは、前記小根太の上面から下面まで連続して延在している。
(【0011】以降は省略されています)
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