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公開番号
2024141747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053559
出願日
2023-03-29
発明の名称
水道メータ保持構造
出願人
前澤給装工業株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
E03B
7/07 20060101AFI20241003BHJP(上水;下水)
要約
【課題】水道メータの交換に伴う止水性の低下を抑制することが可能な水道メータ保持構造を提供する。
【解決手段】水道メータ保持構造1Aは、水道メータ10の上流側に設けられる一次側接続配管部材2Aと、一次側接続配管部材2Aと水道メータ10とを水道水流通可能に繋ぐように設けられる可動部材3Aと、一次側接続配管部材2A及び可動部材3Aの連結部位において、一次側接続配管部材2A及び可動部材3Aの間に設けられる止水部材としてのOリング75と、を備え、可動部材3Aは、一次側接続配管部材2Aに対して摺動しながら、水道メータ10に連結された状態と水道メータ10から離間した状態とを移動可能であり、一次側接続配管部材2A及び可動部材3Aの摺動面の少なくとも一方は、樹脂製である、又は、金属めっき処理が施されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水道メータの上流側に設けられる接続配管部材と、
前記接続配管部材と前記水道メータとを水道水流通可能に繋ぐように設けられる可動部材と、
前記接続配管部材及び前記可動部材の連結部位において、前記接続配管部材及び前記可動部材の間に設けられる止水部材と、
を備え、
前記可動部材は、前記接続配管部材に対して摺動しながら、前記水道メータに連結された状態と前記水道メータから離間した状態とを移動可能であり、
前記接続配管部材及び前記可動部材の摺動面の少なくとも一方は、樹脂製である、又は、金属めっき処理が施されている
ことを特徴とする水道メータ保持構造。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記可動部材は、
前記接続配管部材と前記水道メータとを水道水流通可能に繋ぐように設けられる樹脂製のスライド部材と、
前記スライド部材に外嵌される金属製のハンドル部材と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の水道メータ保持構造。
【請求項3】
前記スライド部材は、前記接続配管部材に内嵌されており、
前記接続配管部材及び前記ハンドル部材に外嵌される胴部材を備え、
前記ハンドル部材は、前記胴部材に対して螺合されており、
前記スライド部材は、前記ハンドル部材に対して軸方向に移動不能に取り付けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の水道メータ保持構造。
【請求項4】
前記接続配管部材は、
前記水道メータの上流側に設けられる金属製の配管部材と、
前記配管部材及び前記可動部材の連結部位において、前記配管部材及び前記可動部材の間に設けられる樹脂製の筒部材と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の水道メータ保持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水道メータを保持する構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
水道メータは、法令によって定期的な交換が義務付けられている。かかる水道メータを交換可能に保持する構造として、特許文献1には、水道メータの一次側(上流側)において、配管と水道メータとの間に移動可能な管部材を設ける構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-101386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
かかる構造において、金属製である配管及び管部材の接続部分には、Oリングが設けられている。金属製の配管及び管部材において水道水が触れる部位でスケールが発生すると、水道メータを交換するための管部材の移動時に、スケールがOリングによる密閉部位に入り込むことがある。そのため、Oリングによる止水性が低下し、Oリングを交換したり、配管及び/管部材を交換したりする必要性が生じるおそれがあった。
【0005】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、水道メータの交換に伴う止水性の低下を抑制することが可能な水道メータ保持構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した課題を解決するために、本発明の水道メータ保持構造は、水道メータの上流側に設けられる接続配管部材と、前記接続配管部材と前記水道メータとを水道水流通可能に繋ぐように設けられる可動部材と、前記接続配管部材及び前記可動部材の連結部位において、前記接続配管部材及び前記可動部材の間に設けられる止水部材と、を備え、前記可動部材は、前記接続配管部材に対して摺動しながら、前記水道メータに連結された状態と前記水道メータから離間した状態とを移動可能であり、前記接続配管部材及び前記可動部材の摺動面の少なくとも一方は、樹脂製である、又は、金属めっき処理が施されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、スケールの発生を防止又は低減することによって、水道メータの交換に伴う止水性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第一の実施形態に係る水道メータ保持構造を模式的に示す側面図である。
本発明の第一の実施形態に係る水道メータ保持構造の要部を模式的に示す断面図であり、水道水が流通可能な状態を示す図である。
本発明の第一の実施形態に係る水道メータ保持構造の要部を模式的に示す断面図であり、水道メータを交換可能な状態を示す図である。
本発明の比較例に係る水道メータ保持構造の要部を模式的に示す断面図であり、水道水が流通可能な状態を示す図である。
本発明の比較例に係る水道メータ保持構造の要部を模式的に示す断面図であり、水道メータを交換可能な状態を示す図である。
本発明の第二の実施形態に係る水道メータ保持構造の要部を模式的に示す断面図であり、水道水が流通可能な状態を示す図である。
本発明の第三の実施形態に係る水道メータ保持構造の要部を模式的に示す断面図であり、水道水が流通可能な状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、一次側は、水道水の流通方向における上流側を示し、二次側は、水道水の流通方向における下流側を示す。
【0010】
図1に示すように、本発明の第一の実施形態に係る水道メータ保持構造1Aは、住宅の一次側に設けられる水道メータ10を保持するための構造である。
(【0011】以降は省略されています)
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