TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024122250
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029693
出願日2023-02-28
発明の名称排水装置
出願人丸一株式会社
代理人個人,個人
主分類E03C 1/30 20060101AFI20240902BHJP(上水;下水)
要約【課題】排水配管内に汚れが蓄積するのを抑制することが可能な排水装置を提供する。
【解決手段】この排水装置100は、槽体10の湯水を排出する排水装置であって、槽体10に接続され、槽体10から湯水を排水する排水配管20と、排水配管20内の洗浄を行う洗浄部30と、を備える。そして、洗浄部30は、加熱された湯水を排水配管20内に吐出するとともに、排水配管20内に配置された第1吐出口31を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
槽体の湯水を排出する排水装置であって、
前記槽体に接続され、前記槽体から湯水を排水する排水配管と、
前記排水配管内の洗浄を行う洗浄部と、を備え、
前記洗浄部は、加熱された湯水を前記排水配管内に吐出するとともに前記排水配管内に配置された第1吐出口を含む、排水装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記排水配管は、前記槽体から湯水が流入する流入口と、湯水を貯留して封水を形成する封水室と、湯水を排出する排出口と、を有する排水トラップを含み、
前記洗浄部は、湯水を加熱するとともに前記排水配管の外に配置されたヒータと、前記ヒータにより加熱した湯水を前記第1吐出口に供給する湯水流路とを有する湯水供給部を含み、
前記洗浄部は、前記第1吐出口から前記排水トラップ内に前記ヒータにより加熱した湯水を吐出して、前記排水トラップ内の洗浄を行うように構成されている、請求項1に記載の排水装置。
【請求項3】
前記洗浄部は、前記封水室内の封水を排出する封水排出部をさらに含む、請求項2に記載の排水装置。
【請求項4】
前記封水排出部は、前記封水室内に配置され、湯水を吐出する第2吐出口を有する、請求項3に記載の排水装置。
【請求項5】
前記洗浄部は、前記封水室内の封水を取水する取水口をさらに含み、前記取水口から取水した封水を洗浄水として前記第2吐出口から吐出するように構成されている、請求項4に記載の排水装置。
【請求項6】
前記洗浄部は、前記第1吐出口から湯水を加熱した蒸気を噴射して、前記排水配管内の洗浄を行うように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の排水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、排水装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排水装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、キッチンのシンクから水を排水する排水配管と、排水配管内の洗浄を行う洗浄部と、を備える排水装置が開示されている。この排水装置は、キッチンのシンクに吐水される水により、排水配管内の水位を上昇させた状態で、洗浄部により排水配管内に超音波を発生させて、排水配管内の洗浄を行うように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-051219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、上記のような従来技術を背景としてなされたものであり、この発明の1つの目的は、排水配管内に汚れが蓄積するのを抑制することが可能な排水装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による排水装置は、槽体の湯水を排出する排水装置であって、槽体に接続され、槽体から湯水を排水する排水配管と、排水配管内の洗浄を行う洗浄部と、を備え、洗浄部は、加熱された湯水を排水配管内に吐出するとともに排水配管内に配置された第1吐出口を含む。
【0007】
この発明の一の局面による排水装置では、上記のように、洗浄部は、加熱された湯水を排水配管内に吐出するとともに、排水配管内に配置された第1吐出口を含む。これにより、洗浄部の第1吐出口により排水配管内に湯水を吐出することにより、排水配管内を洗浄することができる。その結果、排水配管内に汚れが蓄積するのを抑制することができる。また、洗浄部の第1吐出口により加熱された湯水を排水配管内に吐出するので、油汚れなどの落ちにくい汚れを加熱された湯水により効果的に除去することができる。このような効果は、調理により発生する油分を含む排水が排出されるキッチンの排水装置において特に有効である。
【0008】
上記一の局面による排水装置において、好ましくは、排水配管は、槽体から湯水が流入する流入口と、湯水を貯留して封水を形成する封水室と、湯水を排出する排出口と、を有する排水トラップを含み、洗浄部は、湯水を加熱するとともに排水配管の外に配置されたヒータと、ヒータにより加熱した湯水を第1吐出口に供給する湯水流路とを有する湯水供給部を含み、洗浄部は、第1吐出口から排水トラップ内にヒータにより加熱した湯水を吐出して、排水トラップ内の洗浄を行うように構成されている。このように構成すれば、常に封水が貯留され、封水の液面付近に汚れが溜まりやすい排水トラップを、加熱された湯水により洗浄することができるので、排水配管の汚れが溜まりやすい排水トラップを洗浄して、排水配管内を清潔に保つことができる。
【0009】
この場合、好ましくは、洗浄部は、封水室内の封水を排出する封水排出部をさらに含む。このように構成すれば、封水室内を洗浄する際に、封水排出部により封水室内から封水を排出することができるので、封水が排出された封水室内において、洗浄のための湯水を封水室の壁部に直接当てて洗浄を行うことができる。その結果、封水室内を効果的に洗浄することができる。
【0010】
上記洗浄部が封水排出部を含む構成の排水装置において、好ましくは、封水排出部は、封水室内に配置され、湯水を吐出する第2吐出口を有する。このように構成すれば、封水室内に配置された第2吐出口から湯水を吐出することにより、封水室内の封水を排出することができる。また、第2吐出口から湯水を封水室内に吐出することができるので、第2吐出口から吐出する湯水により封水室内を洗浄することができる。その結果、封水室内を効果的に洗浄することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

丸一株式会社
栓蓋
1か月前
丸一株式会社
排水装置
1か月前
丸一株式会社
排水装置
2か月前
丸一株式会社
栓蓋
1か月前
丸一株式会社
排水装置
1か月前
個人
貯水槽
1か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
1か月前
安全器材株式会社
溝蓋
16日前
株式会社日本アルファ
排水装置
1か月前
株式会社KVK
水栓用ハンドル
18日前
川崎ファクトリー株式会社
箱形給水車
1か月前
株式会社サンレック
閉塞具
1か月前
株式会社KVK
センサーユニット
18日前
フソー化成株式会社
水封トラップ
4日前
株式会社タイコー
段差解消ライニング方法
1か月前
株式会社カワトT.P.C.
横引き排水管
9日前
株式会社栗本鐵工所
自動排水装置
1か月前
OGグループ株式会社
グレーチングの固定保持具
9日前
株式会社カクダイ
トラップ管
16日前
TOTO株式会社
小便器
1か月前
TOTO株式会社
小便器
1か月前
SANEI株式会社
水栓
1か月前
TOTO株式会社
小便器
1か月前
SANEI株式会社
水栓
3日前
株式会社LIXIL
自動水栓及び流し台
1か月前
株式会社LIXIL
自動水栓及び流し台
1か月前
株式会社LIXIL
自動水栓及び流し台
1か月前
株式会社LIXIL
自動水栓及びキッチン
1か月前
TOTO株式会社
排水弁装置
1か月前
株式会社LIXIL
自動水栓及びキッチン
1か月前
TOTO株式会社
水洗大便器
16日前
SANEI株式会社
水栓部材
16日前
株式会社LIXIL
便器装置
1か月前
株式会社LIXIL
便器装置
1か月前
三菱電機株式会社
給水システム
1か月前
株式会社LIXIL
衛生装置
1か月前
続きを見る