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公開番号2024135312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045937
出願日2023-03-22
発明の名称自動水栓及び流し台
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240927BHJP(上水;下水)
要約【課題】水面が被浸水物の高さを超えたら止水することが可能な自動水栓及び流し台を提供する。
【解決手段】水栓と、容器内の被浸水物までの物体距離及び水栓の吐水時における容器の水面までの水面距離を各々測定する測距部と、物体距離を記憶する記憶部と、水栓の吐水時における測距部の測距値と物体距離とに基づいて水面が被浸水物の高さを超えたか否かを判定する判定部と、水栓の吐水を制御するとともに、判定部が水面が被浸水物の高さを超えたと判定すると水栓を止水させる制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水栓と、
容器内の被浸水物までの物体距離及び前記水栓の吐水時における前記容器の水面までの水面距離を各々測定する測距部と、
前記物体距離を記憶する記憶部と、
前記水栓の吐水時における前記測距部の測距値と前記物体距離とに基づいて前記水面が前記被浸水物の高さを超えたか否かを判定する判定部と、
前記水栓の吐水を制御するとともに、前記判定部が前記水面が前記被浸水物の高さを超えたと判定すると前記水栓を止水させる制御部と
を備える自動水栓。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記測距部は、前記物体距離の測定を前記水栓の吐水前に行う請求項1に記載の自動水栓。
【請求項3】
前記測距部に前記物体距離の測定開始を指示する操作部を備える請求項1又は2に記載の自動水栓。
【請求項4】
前記被浸水物における測定部位を表示する表示部を備える請求項1又は2に記載の自動水栓。
【請求項5】
前記水栓の止水を報知する報知部を備える請求項1又は2に記載の自動水栓。
【請求項6】
前記測距部は、前記被浸水物に照射した測定光の反射光に基づいて前記物体距離を測定するものであり、
前記判定部は、前記反射光の光量が所定のしきい値以下になると、前記水面が前記被浸水物の高さを超えたと判定する請求項1又は2に記載の自動水栓。
【請求項7】
前記物体距離の測定時における前記光量が前記しきい値以下の場合にアラームを報知する第2の報知部を備える請求項4に記載の自動水栓。
【請求項8】
前記測距部は、空中の光速と水中の光速との差異を加味して前記水面距離を測定する請求項1又は2に記載の自動水栓。
【請求項9】
前記物体距離に対する前記測距値の超過指定値を設定する超過量設定部と、
前記超過指定値を記憶する第2記憶部とをさらに備え、
前記制御部は、前記測距値が前記物体距離と前記超過指定値との合算値になると前記水栓を止水させる請求項1又は2に記載の自動水栓。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の自動水栓を備える流し台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動水栓及び流し台に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
水位検知手段でボウルの水位を検知し、所定水位に達したら開閉弁を閉じて給水を停止する洗面装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-077653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、予め設定した所定水位で止水するため、ユーザーの使用場面に応じて自動で止水位置を変えることができない。
【0005】
本開示は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、水面が被浸水物の高さを超えたら止水することが可能な自動水栓及び流し台の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、水栓と、容器内の被浸水物までの物体距離及び前記水栓の吐水時における前記容器の水面までの水面距離を各々測定する測距部と、前記物体距離を記憶する記憶部と、前記水栓の吐水時における前記測距部の測距値と前記物体距離とに基づいて前記水面が前記被浸水物の高さを超えたか否かを判定する判定部と、前記水栓の吐水を制御するとともに、前記判定部が前記水面が前記被浸水物の高さを超えたと判定すると前記水栓を止水させる制御部とを備える自動水栓である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る自動水栓の機能的な構成を示すブロック図である。
本開示の一実施形態に係る流し台の概略構成図である。
本開示の一実施形態に係る自動水栓の動作を示すフローチャートである。
本開示の一実施形態における止水タイミングを示す特性図である。
本開示の一実施形態の変形例における止水タイミングを示す特性図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施形態に係る自動水栓は、図1に示すように水栓1及び制御装置2を備える。水栓1は、図示するように本体部1a、測距部1b及びLED1c(表示部)を備えている。制御装置2は、図示するように記憶部2a、判定部2b、操作部2c、制御部2d、報知部2eを備えている。
【0009】
水栓1は、所定の排水管を介して供給源に接続される金属製の部材である。水栓1は、図2に示すようにキッチン等の流し台3(シンク)に備えられ、電磁弁が制御装置2によって制御されることにより供給源から給水される湯水の吐水又は止水を行う。より正確には、水栓1は、図1に示すように制御装置2における制御部2dによって直接制御される。
【0010】
本体部1aは、水栓1の主要部であり、湯水を吐水する先端部が下方を向いた姿勢で下端が流し台3における縁の上面3aに支持されている。本体部1aは、流し台3の底部3bに載置されるとともに被浸水物Xが収容された容器Yに対して湯水を注ぎ入れる。
(【0011】以降は省略されています)

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