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公開番号2024094687
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211387
出願日2022-12-28
発明の名称吐水装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20240703BHJP(上水;下水)
要約【課題】捨て水処理がいつ終了するか知ることができる吐水装置を提供する。
【解決手段】吐水装置12は、吐水部と、吐水部に給水する給水流路と、前記給水流路の滞留水の少なくとも一部を排水する捨て水処理の終了時間に関する情報を報知する報知部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吐水部と、
前記吐水部に給水する給水流路と、
前記給水流路の滞留水の少なくとも一部を排水する捨て水処理の終了時間に関する情報を報知する報知部と、
を備える吐水装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記情報は、捨て水処理の残り時間、捨て水処理の所要時間、捨て水処理の終了時刻、捨て水処理における残りの吐水量、捨て水処理における総吐水量のいずれかである請求項1に記載の吐水装置。
【請求項3】
前記情報は、捨て水処理の残り時間であり、
前記報知部は、発光領域における点灯範囲が可変の発光部であり、点灯範囲の大きさによって残り時間を表す請求項1に記載の吐水装置。
【請求項4】
前記報知部は、第1報知部であり、
前記給水流路は、第1給水流路と、第1給水流路とは少なくとも部分的に別々の流路である第2給水流路と、を含み、
前記第1給水流路および第2給水流路のそれぞれの捨て水の実行の要否を報知可能な第2報知部をさらに備える請求項1に記載の吐水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、吐水装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、水を浄化するための浄水ユニットを備える水栓装置を開示している。この水栓装置は、前回の吐水から所定時間以上経過している場合に吐水を開始すると、浄水ユニットの下流側の通水路に滞留している水を捨てる「捨て水処理」の実行中であることがランプの点滅やブザー音で報知され、捨て水処理が終わると報知が終了する。この場合、雑菌が繁殖しているおそれがある滞留水の使用を避けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-158881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、捨て水処理がいつ終了するか知ることができないが、いつ終了するかわからない処理を待つのは苦である。
【0005】
本開示の目的の1つは、捨て水処理がいつ終了するか知ることができる吐水装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の吐水装置は、吐水部と、吐水部に給水する給水流路と、給水流路上に設けられる開閉弁と、開閉弁を開いて吐水部から排水する捨て水処理の終了時間に関する情報を報知する報知部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態の吐水装置の全体構成図である。
図1の制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図2の第1報知部の一実施例を示す図である。
図4(a)~(i)は、図3の報知部の動作を時系列で説明する図である。
第2の実施の形態の吐水装置の全体構成図である。
図5の制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図2の第2報知部の一実施例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0009】
(第1の実施の形態)第1の実施の形態を詳述する前に概要を説明する。本実施の形態は吐水装置に関する。吐水装置では、給水流路の滞留水が長時間放置されると雑菌が繁殖するおそれがある。特に限定されないが、吐水装置が浄化機能を有する場合、すなわち滞留水が浄水である場合、雑菌がより繁殖しやすい。本実施の形態の吐水装置は、適宜のタイミングに自動で「捨て水処理」を実行する。なお、本実施の形態における「捨て水処理」は、給水流路の滞留水の少なくとも一部を吐水(排水)させる処理をいう。本実施の吐水装置は報知部を備える。当該報知部は、捨て水処理の終了時間に関する情報、例えば捨て水処理の残り時間を報知する。この報知により、吐水装置のユーザは、捨て水処理がいつ終了するか知ることができる。
【0010】
図1を参照する。吐水装置12は、例えばキッチンに設置される。吐水装置12は、吐水部28が設けられた吐水装置本体16と、吐水部28に給水する給水ライン20と、捨て水処理に関する報知を行うための第1報知部33と、吐水装置12を統括的に制御する制御装置22と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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