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公開番号2024088213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203274
出願日2022-12-20
発明の名称センサーユニット、及び、水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240625BHJP(上水;下水)
要約【課題】吐水管にセンサーユニットをより強固に固定する。
【解決手段】センサーユニット20は、周面に開口部13aを有する吐水管13の開口部13aに取り付けて用いられる。センサーユニット20は、ネジ孔21aを有するセンサーユニット本体21と、ネジ孔33aを有する固定用部材30と、ネジ40とを備える。固定用部材30は、開口部13aから脱落しないように吐水管13に配置されている。ネジ40が、センサーユニット本体21のネジ孔21aに挿入されつつ、固定用部材30のネジ孔33aに螺合していることによって、センサーユニット20は、吐水管13の開口部13aに取り付けられている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
周面に開口部を有する吐水管の前記開口部に取り付けて用いられるセンサーユニットであって、
ネジ孔を有するセンサーユニット本体と、ネジ孔を有する固定用部材と、ネジとを備え、
前記固定用部材は、前記開口部から脱落しないように前記吐水管に配置されており、
前記ネジが、前記センサーユニット本体のネジ孔に挿入されつつ、前記固定用部材のネジ孔に螺合していることによって、前記開口部に取り付けられていることを特徴とするセンサーユニット。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記固定用部材は、溝部を有しており、
前記溝部が前記開口部の周縁に係合することによって、前記固定用部材は、前記開口部から脱落しないように構成されている請求項1に記載のセンサーユニット。
【請求項3】
前記吐水管は、前記開口部の周縁に切欠きを有しており、
前記溝部は、前記切欠きに係合している請求項2に記載のセンサーユニット。
【請求項4】
前記吐水管は、前記開口部とは別に貫通孔を有しており、
前記固定用部材は、前記貫通孔を挿通する軸部と、前記貫通孔の内径よりも径が大きい鍔部とを有し、
前記鍔部が前記吐水管の内側に位置しつつ、前記軸部が前記貫通孔を挿通していることによって、前記固定用部材は、前記開口部から脱落しないように構成されている請求項1に記載のセンサーユニット。
【請求項5】
前記固定用部材は、前記吐水管の外側から前記軸部に嵌め込まれる嵌め込み部を有する請求項4に記載のセンサーユニット。
【請求項6】
前記固定用部材は、前記吐水管の内側において、前記開口部の周縁に当接する当接部を有しており、
前記当接部が前記開口部の周縁に当接することによって、前記固定用部材は、前記開口部から脱落しないように構成されている請求項1に記載のセンサーユニット。
【請求項7】
前記固定用部材は、前記吐水管の内側に配置される筒状部を有する請求項6に記載のセンサーユニット。
【請求項8】
周面に開口部を有する吐水管と、前記開口部に取り付けられた請求項1~7のいずれか一項に記載のセンサーユニットとを備えることを特徴とする水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサーユニット、及び、水栓に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、自動水栓装置について記載している。
図22に示すように、自動水栓装置60は、壁部61に設置される台座62と、台座62上に取り付けられる吐水管63と、吐水管63に取り付けられるセンサー64とを有している。また、自動水栓装置60は、リード線65を介してセンサー64に接続されるコントローラ(図示省略)と、コントローラによって制御される電磁弁(図示省略)とを有している。コントローラと電磁弁は、壁部61の下方に位置する。
【0003】
センサー64は、吐水管63の周面に形成された長孔63aに、ケーシング66を介して取り付けられている。吐水管63にセンサー64を取り付ける際には、ケーシング66にセンサー64を収容する。さらに、センサー64に接続されたリード線65を、吐水管63の長孔63aから吐水管63の内部に挿通させて、壁部61の下方に位置するコントローラに接続する。ケーシング66のネジ孔66aにネジ67を挿入する。このネジ67を吐水管63の周壁に形成されたネジ孔63bに螺合させることによって、ケーシング66を吐水管63に接続する。以上の手順によって、センサー64は吐水管63に取り付けられる。
【0004】
自動水栓装置60を使用する際は、使用者がセンサー64に手をかざすと、センサー64からの信号がコントローラに送られて、電磁弁の開閉状態が制御される。電磁弁の開閉状態を制御することによって、吐水管63からの吐止水を切り換えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-220179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1の水栓としての自動水栓装置60は、上述のように、吐水管63の周壁にネジ孔63bが形成されており、このネジ孔63bにネジ67を螺合させることによって、吐水管63にケーシング66を接続している。吐水管63の周壁の厚さは相対的に薄いため、周壁のネジ孔63bに対して、ネジ67を強固に螺合させるために十分なネジ込み代を確保することが難しい。そのため、吐水管63に、ケーシング66とセンサー64とを有するセンサーユニットを強固に固定することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためのセンサーユニットは、周面に開口部を有する吐水管の前記開口部に取り付けて用いられるセンサーユニットであって、ネジ孔を有するセンサーユニット本体と、ネジ孔を有する固定用部材と、ネジとを備え、前記固定用部材は、前記開口部から脱落しないように前記吐水管に配置されており、前記ネジが、前記センサーユニット本体のネジ孔に挿入されつつ、前記固定用部材のネジ孔に螺合していることによって、前記開口部に取り付けられていることを要旨とする。
【0008】
この構成によれば、固定用部材のネジ孔を、吐水管の開口部にセンサーユニットを取り付けるためのネジを螺合させるネジ孔として用いることができる。吐水管の周壁の厚さよりもネジ孔の深さを大きくすることができるため、ネジを強固に螺合させるために十分なねじ込み代を確保することができる。そのため、吐水管にセンサーユニットをより強固に固定することができる。
【0009】
上記構成において、前記固定用部材は、溝部を有しており、前記溝部が前記開口部の周縁に係合することによって、前記固定用部材は、前記開口部から脱落しないように構成されていることが好ましい。この構成によれば、固定用部材の溝部を吐水管の開口部の周縁に係合させるという簡単な構成によって、固定用部材を、開口部から脱落しないようにすることができる。
【0010】
上記構成において、前記吐水管は、前記開口部の周縁に切欠きを有しており、前記溝部は、前記切欠きに係合していることが好ましい。この構成によれば、切欠きの形状を固定用部材の溝部の形状に沿った形状にして、固定用部材を開口部に取り付けやすくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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