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公開番号2024077595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2023182574
出願日2023-10-24
発明の名称浄水装置
出願人株式会社タカギ
代理人個人
主分類E03C 1/10 20060101AFI20240531BHJP(上水;下水)
要約【課題】利便性に優れた浄水装置の提供。
【解決手段】浄水装置100は、原水流路GWと、浄水流路JWと、浄水を生成する浄水機能部140と、原水及び浄水を吐出する吐水口128と、原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部122と、切替部122を操作する操作部120と、水流によって発電する発電部132と、発電部132によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部130と、を備えている。発電部132が、水流を受けて回転する水車150と、水車150の回転を電力に変換する起電部152とを有している。浄水流路JWが、浄水のみが流れる浄水専用流路JW1を含んでいる。水車150は、浄水専用流路JW1を流れる水のみで回転するように配置されていてもよい。水車150が、浄水吐出時に回転し、原水吐出時に回転しないように構成されていてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
原水が流れる原水流路と、
浄水が流れる浄水流路と、
浄水を生成する浄水機能部と、
原水及び浄水を吐出する吐水口と、
原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部と、
前記切替部を操作する操作部と、
水流によって発電する発電部と、
前記発電部によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部と、
を備えており、
前記発電部が、水流を受けて回転する水車と、前記水車の回転を電力に変換する起電部とを有しており、
前記浄水流路が、浄水のみが流れる浄水専用流路を含んでおり、
前記水車が、前記浄水専用流路を流れる浄水のみで回転するように配置されている浄水装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
原水が流れる原水流路と、
浄水が流れる浄水流路と、
浄水を生成する浄水機能部と、
原水及び浄水を吐出する吐水口と、
原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部と、
前記切替部を操作する操作部と、
水流によって発電する発電部と、
前記発電部によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部と、
を備えており、
前記発電部が、水流を受けて回転する水車と、前記水車の回転を電力に変換する起電部とを有しており、
前記水車が、浄水吐出時に回転し、原水吐出時に回転しない浄水装置。
【請求項3】
蓄電部を有しておらず、
前記報知部が、前記発電部によって発電された電力を直接消費している請求項1又は2に記載の浄水装置。
【請求項4】
前記現象が発光であり、
前記報知部が発光部である請求項1又は2に記載の浄水装置。
【請求項5】
前記吐水口が1箇所のみに設けられており、
原水及び浄水が共通の前記吐水口から吐出される請求項1又は2に記載の浄水装置。
【請求項6】
前記浄水機能部を含み交換可能に構成された浄水カートリッジが設けられている請求項1又は2に記載の浄水装置。
【請求項7】
前記浄水カートリッジが配置されていないときには前記水車の回転を停止させ、前記浄水カートリッジが配置されているときには前記水車の回転を許容する回転制御機構を更に有している請求項6に記載の浄水装置。
【請求項8】
前記浄水カートリッジを収容する導水部と、
前記導水部の端部に取り外し可能に取り付けられており、前記切替部、前記操作部及び前記吐水口を含むヘッド部とを備えており、
前記ヘッド部を前記導水部から取り外すことで、前記浄水カートリッジの交換が可能とされており、
前記発電部の全体及び前記報知部の全体が、前記ヘッド部に設けられている請求項6に記載の浄水装置。
【請求項9】
原水が流れる原水流路と、
浄水が流れる浄水流路と、
浄水を生成する浄水機能部と、
原水及び浄水を吐出する吐水口と、
原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部と、
前記切替部を操作する操作部と、
水流によって発電する発電部と、
前記発電部によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部と、
を備えており、
前記発電部が、水流を受けて回転する水車と、前記水車の回転を電力に変換する起電部とを有しており、
浄水吐出時には前記水車の回転に起因して前記現象が生じ、原水吐出時には前記現象が生じない浄水装置。
【請求項10】
前記浄水機能部を含み着脱可能に配置された浄水カートリッジが設けられており、
前記浄水カートリッジが、浄水出口を有しており、
前記浄水カートリッジが配置されているときには、前記浄水出口から出た浄水により、前記現象を生じさせる程度に前記水車が回転し、
前記浄水カートリッジが配置されていないときには、前記浄水カートリッジの配置部から流れてきた原水の少なくとも一部が前記水車を通過しない回避流路に流れ、前記現象を生じさせる程度に前記水車が回転しない請求項1、2又は9に記載の浄水装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、浄水装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
機能性を有する水栓関連装置として、水道の水流により発電する照明装置が知られている。特開2005-127232号公報は、水栓の蛇口等に取り付けられる水力発電自己照明補助装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-127232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
機能性を有する他の水栓関連装置として、浄水を生成することができる浄水装置が知られている。この浄水装置として、例えば、浄水機能付き水栓、及び、水栓に取り付けられる浄水器が挙げられる。この浄水装置には、浄水吐出と原水吐出との切替機能や、吐水が浄水か原水かを表示する表示機能が設けられうる。
【0005】
より利便性に優れた浄水装置が好ましい。本開示の目的の一つは、利便性に優れた浄水装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの態様では、浄水装置は、原水が流れる原水流路と、浄水が流れる浄水流路と、浄水を生成する浄水機能部と、原水及び浄水を吐出する吐水口と、原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部と、前記切替部を操作する操作部と、水流によって発電する発電部と、前記発電部によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部と、を備えている。前記発電部は、水流を受けて回転する水車と、前記水車の回転を電力に変換する起電部とを有している。前記浄水流路は、浄水のみが流れる浄水専用流路を含んでいる。前記水車は、前記浄水専用流路を流れる浄水のみで回転するように配置されている。
【0007】
他の態様では、浄水装置は、原水が流れる原水流路と、浄水が流れる浄水流路と、浄水を生成する浄水機能部と、原水及び浄水を吐出する吐水口と、原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部と、前記切替部を操作する操作部と、水流によって発電する発電部と、前記発電部によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部と、を備えている。前記発電部は、水流を受けて回転する水車と、前記水車の回転を電力に変換する起電部とを有している。この浄水装置では、前記水車が、浄水吐出時に回転し、原水吐出時に回転しない。
【0008】
更に他の態様では、浄水装置は、原水が流れる原水流路と、浄水が流れる浄水流路と、浄水を生成する浄水機能部と、原水及び浄水を吐出する吐水口と、原水吐出と浄水吐出とを切り替える切替部と、前記切替部を操作する操作部と、水流によって発電する発電部と、前記発電部によって発電された電力を消費して人体が感知しうる現象を生じさせる報知部と、を備えている。前記発電部は、水流を受けて回転する水車と、前記水車の回転を電力に変換する起電部とを有している。この浄水装置は、浄水吐出時には前記水車の回転に起因して前記現象が生じ、原水吐出時には前記現象が生じない。
【発明の効果】
【0009】
一つの側面では、利便性に優れた浄水装置が提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態の浄水装置の斜視図である。
図2は、図1の要部の拡大断面図である。
図3(a)は第1実施形態に係る発電部及び発光部を含む発電ユニットの側面図であり、図3(b)は図3(a)のb-b線に沿った断面図であり、図3(c)は図3(b)のc-c線に沿った断面図であり、図3(d)は図3(b)のd-d線に沿った断面図であり、図3(e)は前記発電ユニットの底面図であり、図3(f)は前記発電ユニットの斜視図である。
図4は、第2実施形態の浄水装置の斜視図である。
図5は、図2の要部の拡大断面図である。
図6(a)は第2実施形態に係る発電部の側面図であり、図6(b)は図6(a)のb-b線に沿った断面図であり、図6(c)は図6(b)のc-c線に沿った断面図であり、図6(d)は図6(b)のd-d線に沿った断面図であり、図6(e)は前記発電部の底面図であり、図6(f)は前記発電部の斜視図である。
図7(a)は回転制御機構の一例を示す概略図であり、図7(b)は回転制御機構の他の例を示す概略図であり、図7(c)は回転制御機構の他の例を示す概略図である。
図8(a)は回転制御機構の他の例を示す概略図であり、図8(b)は回転制御機構の他の例を示す概略図であり、図8(c)は回転制御機構の他の例を示す概略図である。
図9は、第3実施形態の浄水装置における浄水器部の正面図である。
図10(a)及び図10(b)は図9のA-A線に沿った断面図であり、図10(a)は浄水カートリッジが配置されている状態を示しており、図10(b)は浄水カートリッジが配置されていない状態を示している。
図11(a)は図10(a)のa-a線に沿った断面図の部分拡大図であり、図11(b)は図10(b)のb-b線に沿った断面図の部分拡大図である。
図12(a)は第3実施形態に係る発電部の側面図であり、図12(b)は図12(a)のb-b線に沿った断面図であり、図12(c)はこの発電部の底面図であり、図12(d)はこの発電部の平面図である。
図13(a)は第3実施形態に係る浄水カートリッジの斜視図であり、図13(b)はその側面図であり、図13(c)はその平面図であり、図13(d)は図13(c)のd-d線に沿った断面図であり、図13(e)は図13(d)の部分拡大図である。
図14は、第3実施形態に係る浄水器部の分解斜視図である。
図15(a)は図11(a)と同じ断面図であって水の流れが矢印で付記された図であり、図15(b)は図11(b)と同じ断面図であって水の流れが矢印で付記された図である。
図16(a)及び図16(b)は第4実施形態に係る浄水器部の断面図であり、図16(a)は浄水カートリッジが配置されている状態を示しており、図16(b)は浄水カートリッジが配置されていない状態を示している。
図17(a)は図16(a)のa-a線に沿った断面図の部分拡大図であり、図17(b)は図16(b)のb-b線に沿った断面図の部分拡大図である。
図18(a)は第4実施形態に係る発電部の側面図であり、図18(b)は図18(a)のb-b線に沿った断面図であり、図18(c)はこの発電部の底面図であり、図18(d)はこの発電部の平面図である。
図19(a)は第4実施形態に係る浄水カートリッジの斜視図であり、図19(b)はその側面図であり、図19(c)は図19(b)のc-c線に沿った断面図であり、図19(d)は図19(c)の部分拡大図である。
図20は、第4実施形態に係る浄水器部の分解斜視図である。
図21(a)は図17(a)と同じ断面図であって水の流れが矢印で付記された図であり、図21(b)は図17(b)と同じ断面図であって水の流れが矢印で付記された図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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