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公開番号2024117887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023023954
出願日2023-02-20
発明の名称排水装置及びその洗浄方法
出願人丸一株式会社
代理人
主分類E03C 1/22 20060101AFI20240823BHJP(上水;下水)
要約【課題】
排水配管内を洗浄可能な排水装置、及びその洗浄方法を提供する。
【解決手段】
排水装置1は槽体Bの湯水を排出する装置であって、排水配管2と、給水部材3、給水管5、電磁弁6、バキュームブレーカ7、洗浄水生成装置8とを備える。排水装置1による洗浄が開始されると、噴射ノズル31より洗浄水(湯水)が噴射され、水受け部212内において旋回流を生じさせる。この時、洗浄水は排水器21内に流入した湯水に向けて噴射されるため、排水器21内における湯水の流れが洗浄水によって阻害される。水受け部212内の水位が上昇し、通常使用以上に湯水が貯留された状態となることによって水受け部212及びゴミカゴ215が洗浄水に浸される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
槽体の排水口から湯水を排出する排水装置であって、
前記排水口から連続する排水配管と、
前記排水配管内に湯水を噴射し、前記排水配管内に通常使用以上に湯水を貯留する給水部材とを備えることを特徴とする排水装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記給水部材は、
前記排水配管内の湯水に向けて湯水を噴射する噴射ノズルを有することを特徴とする請求項1に記載の排水装置。
【請求項3】
前記排水配管内の洗浄を行う洗浄手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の排水装置。
【請求項4】
前記洗浄手段は前記排水配管内に通常使用以上に湯水が貯留された状態で洗浄を実行することを特徴とする請求項3に記載の排水装置。
【請求項5】
前記排水配管は、封水を形成する排水トラップを有し、
前記噴射ノズルは、封水の上流側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の排水装置。
【請求項6】
前記排水配管は、封水を形成する排水トラップを有し、
前記噴射ノズルは、封水の下流側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の排水装置。
【請求項7】
湯水の噴射によって前記排水配管内に通常使用以上に湯水を貯留する工程と、
通常使用以上に湯水が貯留された状態で前記洗浄手段によって前記排水配管内の汚れを除去する工程とを有することを特徴とする請求項3に記載の排水装置の洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、槽体の排水口から湯水を排出する排水装置であって、排水配管内を洗浄する排水装置、及びその洗浄方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
シンクや浴槽、洗面ボウル等の槽体は、使用に伴い排水口より湯水を排出する。排出された湯水は排水口から連続する排水配管を通じて下水側へと排出される。又、排水配管は槽体から排出された湯水によって排水流路の一部を満水状態とすることで封水を形成する排水トラップを有しており、下流側からの臭気や害虫の逆流を防止する構造が知られている。
【0003】
ここで、上記槽体や排水配管内は塵芥や雑菌によって汚れが生じやすく、排水トラップは内部に湯水を貯留することから特に汚れが生じやすい。そこで、種々の手段によって排水配管内を洗浄する構造が知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には羽根車の回転動作によって渦流を生成し、当該渦流の水勢によって汚れを除去する排水トラップが記載されている。
【0005】
又、特許文献2には除菌又は抗菌効果を有する薬剤が滲み出る薬剤滲出機構を備える排水栓が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-122527号公報
特開2020-153201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上のような従来技術を背景として、排水配管内を洗浄可能な排水装置、及びその洗浄方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る排水装置は、槽体の排水口から湯水を排出する排水装置であって、
前記排水口から連続する排水配管と、
前記排水配管内に湯水を噴射し、前記排水配管内に通常使用以上に湯水を貯留する給水部材とを備えることを特徴とする排水装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の態様に係る排水装置によれば、排水配管内に湯水を噴射し、排水配管内に通常使用以上に湯水を貯留することで排水配管内の洗浄が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第一実施形態に係る排水装置を示す断面図である。
給水部材によって噴射された湯水の流れる様子を示す平面断面図である。
給水部材によって排水配管内に通常使用以上の湯水が貯留された状態を示す断面図である。
第二実施形態に係る排水装置を示す断面図である。
給水部材によって排水配管内に通常使用以上の湯水が貯留された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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