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公開番号2024130363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040039
出願日2023-03-14
発明の名称水回り機器
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240920BHJP(上水;下水)
要約【課題】マイクロ波信号が変換されて得られる電力が不足する場合でも動作不良の発生を抑制すること。
【解決手段】実施形態に係る水回り機器は、送電部から送信されたマイクロ波信号を変換して得られた電力で動作する水回り機器であって、受電部と、負荷と、電源部とを備える。受電部は、送電部からのマイクロ波信号を受信し、受信したマイクロ波信号を電力に変換する。負荷は、受電部によって変換された電力で駆動する。電源部は、送電部とは別の電源から得られる電力を負荷へ供給可能なものである。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
送電部から送信されたマイクロ波信号を変換して得られた電力で動作する水回り機器であって、
前記送電部からのマイクロ波信号を受信し、受信したマイクロ波信号を電力に変換する受電部と、
前記受電部によって変換された電力で駆動する負荷と、
前記送電部とは別の電源から得られる電力を前記負荷へ供給可能な電源部と
を備えることを特徴とする水回り機器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記負荷への電力供給を制御する制御部
をさらに備え、
前記制御部は、前記受電部におけるマイクロ波信号の受信状態に応じて、前記受電部によって変換された電力を前記負荷へ供給するかまたは前記電源部による電力を前記負荷へ供給するかを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の水回り機器。
【請求項3】
前記電源部と電気的に接続される電池
をさらに備え、
前記制御部は、前記受電部によって受信されたマイクロ波信号から所定以上の電力が得られると判断した場合には、前記電池および前記電源部の電気的な接続を遮断する
ことを特徴とする請求項2に記載の水回り機器。
【請求項4】
前記電源部と電気的に接続され、前記水回り機器の流路に流れる水によって発電する水力発電機
をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載の水回り機器。
【請求項5】
前記電源部と電気的に接続され、前記水回り機器の流路に流れる水によって発電する水力発電機
をさらに備え、
前記制御部は、前記水力発電機の発電量に応じて、前記受電部によって変換された電力を前記負荷へ供給する
ことを特徴とする請求項2に記載の水回り機器。
【請求項6】
前記負荷は、第1の負荷と、第2の負荷とを有し、
前記第1の負荷は、前記受電部によって変換された電力で駆動され、
前記第2の負荷は、前記電源部による電力で駆動される
ことを特徴とする請求項1に記載の水回り機器。
【請求項7】
前記第1の負荷は、人体を検知するセンサであり、
前記第2の負荷は、前記水回り機器の流路を開閉する電磁弁である
ことを特徴とする請求項6に記載の水回り機器。
【請求項8】
前記受電部におけるマイクロ波信号の受信状態に応じて、前記電磁弁を閉じるように制御する制御部
をさらに備える
ことを特徴とする請求項7に記載の水回り機器。
【請求項9】
前記受電部によって変換された電力を一時的に蓄電する蓄電部と、
前記蓄電部の蓄電量に応じて、前記電磁弁を閉じるように制御する制御部と
をさらに備える
ことを特徴とする請求項7に記載の水回り機器。
【請求項10】
前記負荷への電力供給を制御する制御部
をさらに備え、
前記受電部と前記制御部とがハーネスを介して電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1つに記載の水回り機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水回り機器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、送電部から送信されたマイクロ波信号を受信する受電部を有し、受電部において受信したマイクロ波信号を電力に変換し、変換した電力を用いて使用者の手などの有無を検知するセンサを駆動する水栓装置がある(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-8674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、送電部から送信されたマイクロ波信号が変換されて得られる電力を供給するいわゆる無線給電においては、大きな電力を送電することができない。
【0005】
このため、上記のような水栓装置では、使用頻度が高いと電力が不足して動作不良が発生するおそれがあった。とくに、パブリック用に設置された水栓装置、大便器および小便器などの水回り機器の場合、不特定多数の使用者が使用するため、電力不足による動作不良が発生する可能性が高い。
【0006】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、マイクロ波信号が変換されて得られる電力が不足する場合でも動作不良の発生を抑制することができる水回り機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る水回り機器は、送電部から送信されたマイクロ波信号を変換して得られた電力で動作する水回り機器であって、前記送電部からのマイクロ波信号を受信し、受信したマイクロ波信号を電力に変換する受電部と、前記受電部によって変換された電力で駆動する負荷と、前記送電部とは別の電源から得られる電力を前記負荷へ供給可能な電源部とを備える。
【0008】
このような構成によれば、マイクロ波信号が変換されて得られる電力が不足する場合でも、送電部とは別の電源から得られる電力を使用して水回り機器を動作させることができるため、水回り機器の動作不良の発生を抑制することができる。
【0009】
また、上記の水回り機器において、前記負荷への電力供給を制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、前記受電部におけるマイクロ波信号の受信状態に応じて、前記受電部によって変換された電力を前記負荷へ供給するかまたは前記電源部による電力を前記負荷へ供給するかを選択する。
【0010】
このような構成によれば、受電部におけるマイクロ波信号の受信状態に応じて負荷へ電力を供給する電源を選択するため、送電部とは別の電源の消費電力を抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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