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公開番号2024122255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029701
出願日2023-02-28
発明の名称トイレシステム
出願人TOTO株式会社
代理人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20240902BHJP(上水;下水)
要約【課題】排泄物に関する情報を適切に推定すること。
【解決手段】便器のボウル部に溜まっている封水より上方に配置され、所定のタイミングで複数の前記ボウル部の封水の画像情報を取得するセンサと、前記センサを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサで得られた複数の前記封水の画像情報から大便と推定される領域を抽出し、複数の前記封水の画像情報から抽出した前記大便と推定される領域の大きさの変化量を踏まえ、大便の量を推定する制御を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
便器のボウル部に溜まっている封水より上方に配置され、所定のタイミングで複数の前記ボウル部の封水の画像情報を取得するセンサと、
前記センサを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記センサで得られた複数の前記封水の画像情報から大便と推定される領域を抽出し、
複数の前記封水の画像情報から抽出した前記大便と推定される領域の大きさの変化量を踏まえ、大便の量を推定する
制御を実行する
ことを特徴とするトイレシステム。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記封水の画像情報である第一画像情報から抽出した前記大便と推定される第一領域の大きさより、前記第一画像情報より後に得られた前記封水の画像情報である第二画像情報から抽出した前記大便と推定される第二領域が大きかった場合、前記第二領域を基に、大便の量を推定する
制御を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記封水の画像情報である第一画像情報から抽出した前記大便と推定される第一領域の大きさより、前記第一画像情報より後に得られた前記封水の画像情報である第二画像情報から抽出した前記大便と推定される第二領域が大きかった場合、前記第一領域と、前記第一領域から前記第二領域の増加分を踏まえ、大便の量を推定する
制御を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第一領域の大きさより前記第二領域が小さかった場合、前記第一領域を用いて大便の量を推定する
制御を実行する
ことを特徴とする請求項3に記載のトイレシステム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第一領域の大きさより前記第二領域が大きかった場合でも、前記第二画像情報より後の所定時間内に得られた前記封水の画像情報である第三画像情報から抽出した前記大便と推定される第三領域が前記第二領域より小さかった場合、前記第一領域を用いて大便の量を推定する
制御を実行する
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載のトイレシステム。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第一領域の大きさより前記第二領域が大きかった場合でも、前記第二画像情報より後の所定の回数以内に得られた前記封水の画像情報である第三画像情報から抽出した前記大便と推定される第三領域が前記第二領域より小さかった場合、前記第一領域を用いて大便の量を推定する
制御を実行する
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載のトイレシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、トイレシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、便器内に排泄された排泄物を検知可能な検知装置を備えた便座装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の便座装置に用いられる検知装置は、排泄物に対して赤外光を照射可能な発光部と、排泄物からの反射光を受光可能な受光部と、を有している。この検知装置によって検知された排泄物の情報から使用者の健康状態を推定することが可能である。また、検知装置は、使用者に自身の排泄物が検知されていることを意識させないように、便座内に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-146244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
排泄物を検知して排泄物に関する情報を精度よく推定する上で、改良の余地がある。
【0006】
開示の実施形態は、上述した課題を解決するものであり、排泄物に関する情報を精度よく推定するトイレシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係るトイレシステムは、便器のボウル部に溜まっている封水より上方に配置され、所定のタイミングで複数の前記ボウル部の封水の画像情報を取得するセンサと、前記センサを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサで得られた複数の前記封水の画像情報から大便と推定される領域を抽出し、複数の前記封水の画像情報から抽出した前記大便と推定される領域の大きさの変化量を踏まえ、大便の量を推定する制御を実行することを特徴としている。
実施形態の一態様に係るトイレシステムによれば、大便の大きさの変化に応じて、大便の量を推定するため、より精度よく大便の量を推定できる。
【0008】
実施形態の一態様に係るトイレシステムにおいて、好ましくは、前記制御部は、前記封水の画像情報である第一画像情報から抽出した前記大便と推定される第一領域の大きさより、前記第一画像情報より後に得られた前記封水の画像情報である第二画像情報から抽出した前記大便と推定される第二領域が大きかった場合、前記第二領域を基に、大便の量を推定する制御を実行する。
実施形態の一態様に係るトイレシステムによれば、大便が大きいと思われる画像を使って大便の量を推定するため、大便を複数排泄した際や、大便が封水の排水トラップ内に入り込んでしまった際にも、適切に大便の量を推定できる。
【0009】
実施形態の一態様に係るトイレシステムにおいて、好ましくは、前記制御部は、前記封水の画像情報である第一画像情報から抽出した前記大便と推定される第一領域の大きさより、前記第一画像情報より後に得られた前記封水の画像情報である第二画像情報から抽出した前記大便と推定される第二領域が大きかった場合、前記第一領域と、前記第一領域から前記第二領域の増加分を踏まえ、大便の量を推定する制御を実行する。
実施形態の一態様に係るトイレシステムによれば、大便の増加量を踏まえて大便の量を推定できるため、大便を複数排泄した際にも、適切に大便の量を推定できる。
【0010】
実施形態の一態様に係るトイレシステムにおいて、前記制御部は、前記第一領域の大きさより前記第二領域が小さかった場合、前記第一領域を用いて大便の量を推定する制御を実行する。
実施形態の一態様に係るトイレシステムによれば、大便が封水の排水トラップ内に入り込んでしまった際にも、適切に大便の量を推定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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