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公開番号2024088528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203762
出願日2022-12-20
発明の名称水栓取付装置
出願人株式会社タカギ
代理人個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20240625BHJP(上水;下水)
要約【課題】金属の腐食による固着を防止することができ、固定強度に優れた水栓取付装置を提供すること。
【解決手段】水栓取付装置100は、水栓3が装着される台座102と、台座102とともに取付基体T1を挟持する固定具108と、台座102と固定具108との間隔を調整可能な台座固定雄ネジ104と、台座102に水栓3をネジ止めする水栓固定雄ネジ106とを有する。台座102の材質が樹脂である。台座102が、水栓3に供給される水が通る供給流路孔150と、台座固定雄ネジ104が貫通されるネジ貫通孔152と、水栓固定雄ネジ106が挿通されるネジ挿通孔156とを有する。ネジ挿通孔156が、水栓固定雄ネジ106が螺合する雌ネジ部156aを有する。水栓固定雄ネジ106と雌ネジ部156aとの螺合により、台座102の樹脂部分が圧縮されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
水栓を取付基体に固定するための水栓取付装置であって、
前記水栓が装着される台座と、
前記台座とともに前記取付基体を挟持する固定具と、
前記台座と前記固定具とを連結するとともに回転によって前記台座と前記固定具との間隔を調整可能な台座固定雄ネジと、
前記台座に前記水栓をネジ止めする水栓固定雄ネジと、
を有しており、
前記台座の材質が樹脂であり、
前記台座が、前記水栓に供給される水が通る供給流路孔と、前記台座固定雄ネジが貫通されるネジ貫通孔と、前記水栓固定雄ネジが挿通されるネジ挿通孔とを有しており、
前記ネジ挿通孔が、前記水栓固定雄ネジが螺合する雌ネジ部を有しており、
前記水栓固定雄ネジと前記雌ネジ部との螺合により、前記台座の樹脂部分が圧縮されている水栓取付装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記台座が、前記雌ネジ部を備えた金属部材を有しており、
前記水栓固定雄ネジが、前記金属部材に螺合している請求項1に記載の水栓取付装置。
【請求項3】
前記台座固定雄ネジが、第1台座固定雄ネジと、第2台座固定雄ネジとで構成されており、
前記ネジ貫通孔が、前記第1台座固定雄ネジが挿通される第1ネジ貫通孔と、前記第2台座固定雄ネジが挿通される第2ネジ貫通孔とで構成されており、
前記雌ネジ部が、前記第1ネジ貫通孔と前記第2ネジ貫通孔との間に配置されている請求項1又は2に記載の水栓取付装置。
【請求項4】
前記供給流路孔が、給湯孔と給水孔とで構成されており、
前記ネジ挿通孔が、前記給湯孔と前記給水孔との間を通過して、前記第1ネジ貫通孔と前記第2ネジ貫通孔との間に達している請求項3に記載の水栓取付装置。
【請求項5】
前記台座が、吐水が通る吐水孔を有さない請求項1又は2に記載の水栓取付装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の水栓取付装置と、
前記水栓取付装置の前記台座に固定される水栓と、
を備える水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水栓取付装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
キッチンや洗面台等に水栓を固定するのに、水栓取付装置が用いられている。この水栓取付装置は、天板等の取付基体を挟み込むことで、当該取付基体に固定される。この水栓取付装置に、水栓が固定される。
【0003】
特開2014-205950号公報は、天板を挟み込む第一雄ネジ部材及び第二雄ネジ部材に加えて、第一雄ネジ部材に隣接した位置から下方に延出し外周が多角形に形成されている棒状のガイド部材を有する水栓取付装置を開示する。この水栓取付装置では、天板の上側からの作業で天板に固定すること、すなわち、いわゆる上面施工が可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-205950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特開2014-205950号公報の段落[0035]にも記載の通り、このような水栓取付装置は、金属で形成されている。また、水栓取付装置の台座に当接する水栓側の当接部も、金属で形成されている。金属同士の部材を接合することで、接合部位における割れ等は生じず、固定強度が高められている。しかし、この接合部位において金属の腐食が生ずると、金属同士の固着が生じ、水栓取付装置の台座から水栓を取り外すことが困難となる。この場合、例えば、長期間使用された水栓の交換が困難となる。
【0006】
また、天板等の取付基体も、通常は金属により形成されている。この取付基体と台座との接合部位において金属の腐食が生じると、金属同士の固着が生じ、取付基体から台座を取り外すことが困難となる。この場合、例えば、長期間使用された水栓の交換が困難となり、水栓を取り外すために切断が必要となる場合もある。
【0007】
本開示の目的の一つは、金属の腐食による固着を防止することができ、固定強度に優れた水栓取付装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一つの態様では、本発明は、水栓を取付基体に固定するための水栓取付装置である。この水栓取付装置は、前記水栓が装着される台座と、前記台座とともに前記取付基体を挟持する固定具と、前記台座と前記固定具とを連結するとともに回転によって前記台座と前記固定具との間隔を調整可能な台座固定雄ネジと、前記台座に前記水栓をネジ止めする水栓固定雄ネジと、を有している。前記台座の材質が樹脂である。前記台座が、前記水栓に供給される水が通る供給流路孔と、前記台座固定雄ネジが貫通されるネジ貫通孔と、前記水栓固定雄ネジが挿通されるネジ挿通孔とを有している。前記ネジ挿通孔が、前記水栓固定雄ネジが螺合する雌ネジ部を有している。前記水栓固定雄ネジと前記雌ネジ部との螺合により、前記台座の樹脂部分が圧縮されている。
【発明の効果】
【0009】
一つの側面では、金属の腐食による固着を防止することができ、固定強度に優れた水栓取付装置が提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る水栓装置の斜視図である。
図2は、図1の水栓装置の正面図である。
図3は、図2のA-A線に沿った断面図である。
図4は、図3のA-A線に沿った断面図である。
図5は、図4のA-A線に沿った位置における水栓装置の断面図である。
図6は、図4のB-B線に沿った位置における水栓装置の断面図である。
図7は、水栓取付装置の分解斜視図である。図7には、水栓本体のベース部材の斜視図が付記されている。
図8は、水栓取付装置の斜視図である。
図9は、第2実施形態の水栓装置の、図4に相当する断面図である。
図10(a)は、第3実施形態の水栓装置の、図3の拡大部に相当する断面図である。図10(b)は、図10(a)のb-b線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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