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公開番号2024102496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006416
出願日2023-01-19
発明の名称シャワーヘッド
出願人株式会社タカギ
代理人個人
主分類A47K 3/28 20060101AFI20240724BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】各種薬液の混合効果に優れ取り扱いの容易なシャワーヘッドの提供。
【解決手段】原水供給部及び薬液供給部を持つヘッド本体と、原水供給部に通じる第1ポートP1と薬液供給部に通じる第2ポートP2を持つ基部と、吐水状態を変える切替板Kと、シャワー吐水口及びミスト吐水口を持つ吐水板と、を備え、切替板Kには、第1,第2ポートP1,P2に向く一対のシャワーポートPsと、反対面にて一対のシャワーポートPsと通じるシャワー流路Rsが形成され、第1,第2ポートP1,P2に向く一対のミストポートPmと、反対面にて一対のミストポートPmと通じるミスト流路Rmが形成され、シャワー流路Rs・ミスト流路Rmの双方で、第2ポートP2に対向するシャワーポートPs又はミストポートPmにて薬液と原水との混合部Pxが形成され、混合部Pxにて混合水がシャワー吐水口又はミスト吐水口に変向するシャワーヘッド。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
原水供給部および薬液供給部を備えたヘッド本体と、
前記ヘッド本体に設けられ、前記原水供給部に連通する第1ポート、および、前記薬液供給部に連通する第2ポートを備えた基部と、
前記基部に対向しつつ相対移動して吐水状態を切り替える切替板と、
前記切替板に対向しシャワー吐水口およびミスト吐水口を有する吐水板と、を備えており、
前記切替板には、
前記第1ポートと前記第2ポートとに各別に対向可能であり前記切替板を前記基部の側から反対側に貫通する一対のシャワーポートと、前記切替板の反対面において一対の前記シャワーポートが連通するシャワー流路が形成され、さらに、
前記第1ポートと前記第2ポートとに各別に対向可能であり前記切替板を前記基部の側から反対側に貫通する一対のミストポートと、前記切替板の反対面において前記一対のミストポートが連通するミスト流路が形成され、
前記シャワー流路および前記ミスト流路の何れにおいても、前記第2ポートに対向する状態の前記シャワーポートあるいは前記ミストポートにおいて薬液が原水に混合されて混合水が生成される混合部が形成され、前記混合部において前記混合水の流通方向が、前記吐水板のうち多数のシャワー吐水口が設けられた領域に、あるいは、前記吐水板のうち多数のミスト吐水口が設けられた領域に変向されるように構成してあるシャワーヘッド。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記シャワー流路および前記ミスト流路の夫々が少なくとも二つ形成されており、前記混合部が、夫々の前記シャワー流路が交差する位置および夫々の前記ミスト流路が交差する位置に設けられている請求項1に記載のシャワーヘッド。
【請求項3】
前記第2ポートに対向する前記シャワーポートおよび前記第2ポートに対向する前記ミストポートにおける前記薬液の流通方向が、少なくとも一つの前記シャワー流路の軸心方向あるいは少なくとも一つの前記ミスト流路の軸心方向に直交するように構成してある請求項2に記載のシャワーヘッド。
【請求項4】
前記切替板が前記基部に対して回転軸を介して支持されており、前記第1ポートと前記第2ポートが前記回転軸を挟んで対向配置され、前記シャワー流路が一対の半円弧状の流路に形成され、前記ミスト流路が一対の半円弧状の流路であって前記シャワー流路の内周側に設けられている請求項3に記載のシャワーヘッド。
【請求項5】
前記第1ポートおよび前記第2ポートに加えて、共に前記原水供給部に連通する第3ポートおよび第4ポートが前記ヘッド本体に設けられ、前記切替板の回転により、一対の前記シャワーポートが前記第3ポートおよび前記第4ポートに対向する状態と、一対の前記ミストポートが前記第3ポートおよび前記第4ポートに対向する状態とに切り替え可能に構成してある請求項1から4の何れか一項に記載のシャワーヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッド本体に取り付けられた切替板の回転により、原水のシャワー吐水と薬液を含む混合水のミスト吐水とを切り替えるシャワーヘッドに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このようなシャワーヘッドに関連する技術としては、例えば以下の特許文献1(明細書第〔0005〕,〔0009〕~〔0011〕段落、図1,2,6等参照)に示すものがある。
【0003】
特許文献1に係る技術では、シャワーノズルの根元側に筒状の化粧剤溶出器が取り付けられる。化粧剤溶出器の内部は、中央の主通水路と外側の副通水路とに仕切られており、主通水路は単なる流水用の空間であるが、副通水路には例えば香水剤が配置されている。化粧剤溶出器の内部には配水板7と制御板9が相対回転できるように配置されており、つまみを操作して制御板9を回転させることで副通水路の水導入側注入口を開閉することができる。
【0004】
具体的には、通常のシャワーとして使用するときは、配水板7の通水孔8と制御板9の通水孔10とが非連通状態となるよう制御板9を回転させる。これにより、ホース18からの水は主通水路4のみを通ってシャワーノズル19へ流れ、水のみのシャワー水として使用できる。
【0005】
一方、香水をシャワー水に溶け込ませる場合は、制御板9の通水孔10と配水板7の通水孔8とを連通させる。これにより、水の一部が通水孔8,10を通って副通水路5に流入する。水は球状の固形の香水剤20に接触し、水に溶出した香水成分が主通水路4に合流し、シャワーノズル19に流れて香水が入ったシャワー水を使用できる。シャワー水に溶出させる香水成分の量は制御板9の回転調整により行う。
【0006】
従来の構成によれば、シャワー水に対する香水・せっけん・シャンプー等の混入を手軽な操作で迅速に行えるとのことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実開平6-81389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1の装置にあっては、筒状の化粧剤溶出器がシャワーノズルの根元側に延長配置されている。化粧剤溶出器の内部に於いては、主通水路と副通水路が平行に形成されており、化粧剤が溶出した水は主通水路から出た水の流れに沿うように合流する。その後、双方の水はシャワーノズルのハンドル部分を流通しつつ混合されシャワー吐水される。
【0009】
従来技術ではシャワーノズルのハンドル部分が、化粧剤が溶出した水と原水との混合領域となる。しかし、双方の水はシャワーノズルの根元側で会合したのちシャワーノズル内部の流路に沿って流通するに過ぎない。異なる流体どうしが寄り添いつつ流通する場合、両者が積極的に混合されることはない。よって、ノズル先端から吐出されるシャワー吐水にあっては、化粧剤の濃度が不均一なものとならざるを得ない。
【0010】
また、本構成の場合、シャワーノズル全体の寸法が長くなり、また、化粧剤溶出器を端部に付加するため重量も増加するからシャワーノズルの取り扱いが煩雑となる。
(【0011】以降は省略されています)

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