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公開番号2024067786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178116
出願日2022-11-07
発明の名称水栓装置
出願人SANEI株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240510BHJP(上水;下水)
要約【課題】集音マイクの集音性能を向上させることが可能な水栓装置を提供すること。
【解決手段】水栓装置1は、吐水管3の湾曲面3A(水栓表面)に設けられて使用者の音声を集音する集音マイク5を有する。集音マイク5は、水栓内部に設けられる本体ユニット11と、本体ユニット11を覆うように水栓表面に露出して設けられるマイクカバー12と、を有する。本体ユニット11は、水栓表面を向く基板部11Aと、基板部11A上に設置される集音用のマイク部11Bと、を有する。マイクカバー12は、外部と連通する貫通形状の集音孔Hを有する。水栓装置1は、更に、マイク部11Bを取り囲むように集音孔Hに筒口を向けて配設される筒状の遮音部材14を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
水栓設置面から外部に露出する水栓表面に設けられて使用者の音声を集音する集音マイクを有する水栓装置であって、
前記集音マイクが、
水栓内部に設けられ、前記水栓表面を向く基板部及び該基板部上に設置される集音用のマイク部を有する本体ユニットと、
前記本体ユニットを覆うように前記水栓表面に露出して設けられ、外部と連通する貫通形状の集音孔を有するマイクカバーと、
前記マイク部を取り囲むように前記集音孔に筒口を向けて配設される筒状の遮音部材と、を有する水栓装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
請求項1に記載の水栓装置であって、
前記遮音部材が、前記基板部と前記マイクカバーとの間に押し挟まれて配設される水栓装置。
【請求項3】
請求項2に記載の水栓装置であって、
前記マイクカバーのカバー裏面に前記集音孔をカバー裏側から覆うように被せられる、空気は通すが水は通さない多孔質膜から成る通気膜を更に有し、
前記通気膜が、前記遮音部材により前記マイクカバーに押し付けられる水栓装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の水栓装置であって、
前記マイクカバーが、前記遮音部材の筒外周部が弾性変形を伴って嵌合される嵌合部を有する水栓装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の水栓装置であって、
前記基板部の基板裏面に積層状に設けられる樹脂材料から成るポッティング層を更に有する水栓装置。
【請求項6】
請求項5に記載の水栓装置であって、
前記マイクカバーが、前記基板部を基板裏側に張り出して取り囲む筒状の取囲み部を有し、
前記ポッティング層が、前記取囲み部の筒内に充填される水栓装置。
【請求項7】
請求項5に記載の水栓装置であって、
前記集音マイクが、前記基板部の直下を通水管が通るように該通水管を内蔵する吐水管の内部に埋め込まれる水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓装置に関する。詳しくは、水栓設置面から外部に露出する水栓表面に設けられて使用者の音声を集音する集音マイクを有する水栓装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、吐水管の表面に使用者の音声を集音可能な集音マイクが配置された水栓装置が開示されている。この水栓装置は、使用者から出される音声指示を集音マイクにおいて集音し、集音した音声信号に基づいて吐水口からの吐水状態を変更するよう吐水制御を行う構成とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-136555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、集音マイクが吐水管の流水音を拾って集音性能を低下させるおそれがある。そこで、本発明は、集音マイクの集音性能を向上させることが可能な水栓装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の水栓装置は、次の手段をとる。すなわち、本発明の第1の発明は、水栓設置面から外部に露出する水栓表面に設けられて使用者の音声を集音する集音マイクを有する水栓装置であって、前記集音マイクが、水栓内部に設けられ、前記水栓表面を向く基板部及び該基板部上に設置される集音用のマイク部を有する本体ユニットと、前記本体ユニットを覆うように前記水栓表面に露出して設けられ、外部と連通する貫通形状の集音孔を有するマイクカバーと、前記マイク部を取り囲むように前記集音孔に筒口を向けて配設される筒状の遮音部材と、を有する水栓装置である。
【0006】
第1の発明によれば、マイクカバーと基板部との間にマイク部を取り囲む筒状の遮音部材を設けることで、マイク部に周囲から吐水音等の騒音が入ることを抑制することができる。詳しくは、遮音部材は、集音孔に筒口を向けて配設されることから、集音マイクの集音性能を阻害することなく、防音機能を果たすことができる。その結果、集音マイクの集音性能を適切に向上させることができる。
【0007】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記遮音部材が、前記基板部と前記マイクカバーとの間に押し挟まれて配設される水栓装置である。
【0008】
第2の発明によれば、遮音部材を、マイク部の設置される基板部とマイクカバーとに密着させて配設することができる。それにより、遮音部材による防音機能をより一層高めることができる。
【0009】
本発明の第3の発明は、上記第2の発明において、前記マイクカバーのカバー裏面に前記集音孔をカバー裏側から覆うように被せられる、空気は通すが水は通さない多孔質膜から成る通気膜を更に有し、前記通気膜が、前記遮音部材により前記マイクカバーに押し付けられる水栓装置である。
【0010】
第3の発明によれば、マイクカバーのカバー裏面に被せられる通気膜により、集音孔からマイク部に外部の水が入り込むことが防止される。通気膜は、遮音部材によりマイクカバーのカバー裏面に押し付けられることから、集音孔から外部の水が入り込むことを適切に防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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