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公開番号2024060797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168307
出願日2022-10-20
発明の名称水栓装置
出願人SANEI株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類E03C 1/042 20060101AFI20240425BHJP(上水;下水)
要約【課題】各分岐管部に分配する吐水流量を簡便に調整することが可能な水栓装置を提供すること。
【解決手段】水栓装置1は、管軸方向に接続口が開口する接続管部2Aと、接続管部2Aから管軸方向とは交差する方向に分岐されて個々が備える吐水口より一斉に吐水を行う2つの分岐管部2B,2Cと、を含む吐水管2と、接続管部2Aに給水可能に流路接続される給水管3と、を備える。給水管3が、接続管部2Aと管軸方向に流路接続される被接続管部3Dと、被接続管部3Dから管軸方向とは交差する方向に曲がる曲がり管部3Eと、を有する。水栓装置1は、給水管3の曲がり管部3Eの接続管部2Aに対する曲がり方向を接続管部2Aの管軸まわりに調整可能な調整機構Mを更に有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
管軸方向に接続口が開口する接続管部と、該接続管部から前記管軸方向とは交差する方向に分岐されて個々が備える吐水口より一斉に吐水を行う2つの分岐管部と、を含む吐水管と、前記接続管部に給水可能に流路接続される給水管と、を備える水栓装置であって、
前記給水管が、前記接続管部と前記管軸方向に流路接続される被接続管部と、該被接続管部から前記管軸方向とは交差する方向に曲がる曲がり管部と、を有し、
当該水栓装置が、前記給水管の前記曲がり管部の前記接続管部に対する曲がり方向を前記接続管部の管軸まわりに調整可能な調整機構を更に有する水栓装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載の水栓装置であって、
前記調整機構が、前記曲がり管部の前記曲がり方向の移動を調整した位置にロック可能なロック機構を有する水栓装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の水栓装置であって、
前記調整機構が、前記給水管の前記被接続管部と前記接続管部との接続を前記管軸まわりの接続位置の調整が可能な接続とする接続構造から成る水栓装置。
【請求項4】
請求項2に記載の水栓装置であって、
前記調整機構が、前記給水管の前記被接続管部と前記接続管部との接続を互いの嵌合位置の選択が可能なセレーション嵌合とする接続構造から成り、
前記セレーション嵌合の接続構造により前記曲がり管部の前記曲がり方向の移動をロックする前記ロック機構が構成される水栓装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の水栓装置であって、
前記吐水管の前記接続管部が、施工壁に壁表側から通されて固定されると共に、前記施工壁の壁裏側において前記給水管の前記被接続管部と接続される水栓装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の水栓装置であって、
前記吐水管が、電磁弁の開閉切り替えにより吐止水が切り替えられる構成とされる水栓装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の水栓装置であって、
前記吐水管が、外部から管内を視認可能な透明性を有する材料で構成される水栓装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の水栓装置であって、
2つの前記分岐管部が、互いに相反する方向に分岐する水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓装置に関する。詳しくは、2つの分岐管部を備えて個々が備える吐水口より一斉に吐水を行う吐水管と、吐水管に給水可能に流路接続される給水管と、を備える水栓装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、吐水管が止水弁の下流側で2股に分岐されて、それぞれの分岐管部から吐水される水栓装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-295675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、各分岐管部の形が非対称となったりばらついたりする場合に、それぞれの吐水流量を均等にするための分配調整を行うことができない。そこで、本発明は、各分岐管部に分配する吐水流量を簡便に調整することが可能な水栓装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の水栓装置は、次の手段をとる。すなわち、本発明の第1の発明は、管軸方向に接続口が開口する接続管部と、該接続管部から前記管軸方向とは交差する方向に分岐されて個々が備える吐水口より一斉に吐水を行う2つの分岐管部と、を含む吐水管と、前記接続管部に給水可能に流路接続される給水管と、を備える水栓装置であって、前記給水管が、前記接続管部と前記管軸方向に流路接続される被接続管部と、該被接続管部から前記管軸方向とは交差する方向に曲がる曲がり管部と、を有し、当該水栓装置が、前記給水管の前記曲がり管部の前記接続管部に対する曲がり方向を前記接続管部の管軸まわりに調整可能な調整機構を更に有する水栓装置である。
【0006】
第1の発明によれば、調整機構により、吐水管に給水を行う曲がり管部の曲がり方向を調整することが可能となる。したがって、曲がり管部の曲げの外周域において流速が速くなり(流量が多くなり)、内周域において流速が遅くなる(流量が少なくなる)性質を利用して、2つの分岐管部に分配する吐水流量を曲がり管部の曲がり方向の調整により簡便に調整することができる。
【0007】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記調整機構が、前記曲がり管部の前記曲がり方向の移動を調整した位置にロック可能なロック機構を有する水栓装置である。
【0008】
第2の発明によれば、曲がり管部を曲がり方向の調整をした位置にロックすることができる。したがって、2つの分岐管部に分配する吐水流量の変動を抑制することができる。
【0009】
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記調整機構が、前記給水管の前記被接続管部と前記接続管部との接続を前記管軸まわりの接続位置の調整が可能な接続とする接続構造から成る水栓装置である。
【0010】
第3の発明によれば、調整機構を、吐水管の接続管部に給水管の被接続管部を接続する構造を利用して合理的に形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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