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公開番号
2024121187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028148
出願日
2023-02-27
発明の名称
排水部材
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03F
5/20 20060101AFI20240830BHJP(上水;下水)
要約
【課題】部分的に取り外し可能でありメンテナンス性が向上した排水部材を提供する。
【解決手段】排水管の端部に配置される排水部材であって、前記排水管の端部に構成される筒状の本体を有し、前記本体に接続され、落とし口を形成する筒部と、前記筒部の上端において、前記筒部の径方向に広がる板状の上フランジ部と、前記上フランジ部の上端において、複数のリブとで構成される、キャップを有し、前記本体に対する前記キャップの相対移動を抑制する固定部と、を有する、排水部材。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
排水管の端部に配置される排水部材であって、
前記排水管の端部に構成される筒状の本体を有し、
前記本体に接続され、落とし口を形成する筒部と、
前記筒部の上端において、前記筒部の径方向に広がる板状の上フランジ部と、
前記上フランジ部の上端において、複数のリブとで構成される、キャップを有し、
前記本体に対する前記キャップの相対移動を抑制する固定部と、を有する、
排水部材。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記本体と前記上フランジ部とを固定する固定部を有する、
請求項1に記載の排水部材。
【請求項3】
前記本体と前記上フランジ部との間に挟まれる板部材を有し、
前記板部材に前記固定部を挿入する穴を有する、
請求項1または請求項2に記載の排水部材。
【請求項4】
前記リブの一部が、
前記上フランジ部の径方向、又は、前記上フランジ部より上方向に可動する固定部を有する、
請求項1に記載の排水部材。
【請求項5】
前記キャップが、前記筒部の軸と交差する方向に可動する固定部である、
請求項1に記載の排水部材。
【請求項6】
前記落とし口を覆う蓋部を有し、
前記キャップの少なくとも一部または前記本体の少なくとも一部と、前記蓋部とを固定する固定部を有する、
請求項1に記載の排水部材。
【請求項7】
前記本体と前記筒部がねじ嵌合により接続され、
前記本体の上端面と前記上フランジ部の間に挟まれる固定部を有する、
請求項1に記載の排水部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水部材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、雨水を排水する排水システムとして、例えば特許文献1,2に記載されるように、排水管の端部にサイフォン作用を利用する排水部材を設置した構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-197030号公報
特開2021-107684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サイフォン式の排水部材では、その上端部に複数の縦リブが設けられているため、メンテナンス時などに排水管内部へのアクセスがしにくい課題があった。一方、排水部材の上側部分が取り外し可能に構成されていれば、排水管内部へのアクセスが容易になる。しかし、部分的に取り外し可能な構成では、上側部分の締結が緩んだり、脱落したりするおそれがあった。例えば、特許文献1記載の構成では、配管にドレンを差し込むだけであるため、使用時にドレンが位置ずれしてしまうことがあった。また、特許文献2記載の構成では、接着剤やねじでドレンを固定するため、溜まったゴミを除去する時など、メンテナンスを実施しにくかった。
【0005】
本発明は、部分的に取り外し可能であり、メンテナンス性が向上した排水部材を提供することを目的の一つとしている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、排水管の端部に配置される排水部材であって、前記排水管の端部に構成される筒状の本体を有し、前記本体に接続され、落とし口を形成する筒部と、前記筒部の上端において、前記筒部の径方向に広がる板状の上フランジ部と、前記上フランジ部の上端において、複数のリブとで構成される、キャップを有し、前記本体に対する前記キャップの相対移動を抑制する固定部と、を有する、排水部材が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、部分的に取り外し可能でありメンテナンス性が向上した排水部材が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の排水部材を用いた排水構造1を示す模式断面図である。
図2は、排水部材30を一部断面で示す側面図である。
図3は、キャップの平面図である。
図4は、排水部材30の分解断面図である。
図5は、第1変形例の排水部材30Aを示す側面図である。
図6は、第2変形例の排水部材30Bを示す側面図である。
図7は、第3変形例の排水部材30Cを示す側面図である。
図8は、第4変形例の排水部材30Dを示す側面図である。
図9は、第5変形例の排水部材30Eを示す側面図である。
図10は、第6変形例の排水部材30Fを示す側面図である。
図11は、第7変形例の排水部材30Gを示す側面図である。
図12は、第8変形例の排水部材30Hを示す側面図である。
図13は、第9変形例の排水部材30Jを示す側面図である。
図14は、第10変形例の排水部材30Kを示す側面図である。
図15は、排水部材を雨樋に適用した例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、排水部材の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の排水部材を用いた排水構造1を示す模式断面図である。
図1に示すように、排水構造1は、金属蓋10と、排水枡部(枡)20と、排水部材30と、排水管80と、集水管100と、を備える。排水構造1は、例えば、橋梁の側溝に沿って複数配置される。橋梁に降った雨水(水)が排水構造1に流れ込み、橋梁外に排水される。本実施形態では、集水管100が排水枡部20に接続されているが、集水管100は、排水枡部20の外で排水管80に接続されていてもよい。
【0010】
金属蓋10は、金属製の複数の孔を有する蓋である。金属蓋10は、排水枡部20に支持されており、金属蓋10を通った雨水が排水枡部20に流れ込む。
排水枡部20は、上枡21と、下枡22と、高さ調整部23と、を有している。下枡22の上端までコンクリート201が設けられ、コンクリート201の上部に舗装202が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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