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公開番号2024140559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051746
出願日2023-03-28
発明の名称学習支援装置及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09B 7/02 20060101AFI20241003BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】学習者に対して暗記対象の定着を図るための工夫をした学習支援装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】学習支援装置1は、問題と正答とを対応付けた問題データを複数記憶した問題DB22と、問題DB22の問題に対する解答を、学習者ごとに記憶する学習内容記憶部25と、再学習を必要と判断した学習者に対し、学習内容記憶部25に記憶された解答の文字列に関連する問題データを、問題DB22から抽出する問題抽出部11と、問題抽出部11が抽出した問題データの問題を、学習者端末3に出力する問題出力部12と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
問題と正答とを対応付けた問題情報を複数記憶した問題データベースと、
前記問題データベースの前記問題に対する解答を、学習者ごとに記憶する学習内容記憶部と、
再学習を必要と判断した前記学習者に対し、前記解答の文字列に関連する前記問題情報を、前記問題データベースから抽出する問題抽出手段と、
前記問題抽出手段が抽出した前記問題情報の前記問題を、前記学習者に対して出力する問題出力手段と、
を備える、学習支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、前記学習内容記憶部に記憶された前記解答が、前記解答に対応する前記問題の前記正答とは異なる場合に、前記解答の文字列に関連する前記問題情報の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、前記正答が同一である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、前記正答の文字列を問題に含む他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、前記解答が正答である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、文字列をカテゴリに分類した分類データベースを用いて、前記正答の文字列に対応する前記カテゴリを特定し、特定した前記カテゴリに対応する他の前記文字列が前記正答である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項7】
請求項6に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、類義語を記憶する類義語データベースを参照し、前記正答の文字列の類義語に対応する前記カテゴリを前記分類データベースを用いて特定し、特定した前記カテゴリに対応する他の前記文字列が正答である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
前記問題抽出手段は、文字列をカテゴリに分類した分類データベースを用いて、前記正答の文字列に対応する前記カテゴリを特定し、特定した前記カテゴリに対応する他の前記文字列を問題に含む他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
前記問題データベースは、前記問題に、学習内容を細分化した学習要素をさらに対応付けた前記問題情報を記憶し、
前記問題抽出手段は、さらに前記学習要素が等しい他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
【請求項10】
請求項1に記載の学習支援装置において、
前記問題データベースは、前記問題に、難易度をさらに対応付けた前記問題情報を記憶し、
前記学習者の学習レベルを記憶する学習者情報記憶部を備え、
前記問題抽出手段は、前記学習内容記憶部に記憶された前記問題の難易度が、前記学習者情報記憶部に記憶された前記学習者の学習レベルよりも高い場合に、前記解答の文字列に関連し、前記学習者の学習レベルと同等の難易度である前記問題情報を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、学習支援装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、タブレット端末等を用いて、学習者が、例えば、苦手な問題を克服するために自主的に学習を行うためのシステムが知られている。また、学習者の学習結果に応じて、教師等の学習支援者が、学習者に再学習問題を提供することも行われている。
このような技術として、例えば、学習者による学習要素ごとの学習結果に応じて推奨される推奨問題を、推奨問題データベースから取得する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-74596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のものは、推奨問題として取得される問題として、例えば、同じ学習要素の類似問題が取得される。他方、暗記が必要な科目等については、暗記対象の定着を図るための更なる工夫が必要である。
【0005】
そこで、本発明は、学習者に対して暗記対象の定着を図るための工夫をした学習支援装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、問題と正答とを対応付けた問題情報を複数記憶した問題データベースと、前記問題データベースの前記問題に対する解答を、学習者ごとに記憶する学習内容記憶部と、再学習を必要と判断した前記学習者に対し、前記解答の文字列に関連する前記問題情報を、前記問題データベースから抽出する問題抽出手段と、前記問題抽出手段が抽出した前記問題情報の前記問題を、前記学習者に対して出力する問題出力手段と、を備える、学習支援装置である。
第2の発明は、第1の発明の学習支援装置において、前記問題抽出手段は、前記学習内容記憶部に記憶された前記解答が、前記解答に対応する前記問題の前記正答とは異なる場合に、前記解答の文字列に関連する前記問題情報の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の学習支援装置において、前記問題抽出手段は、前記正答が同一である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第4の発明は、第1の発明又は第2の発明の学習支援装置において、前記問題抽出手段は、前記正答の文字列を問題に含む他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第5の発明は、第1の発明又は第2の発明の学習支援装置において、前記問題抽出手段は、前記解答が正答である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの学習支援装置において、前記問題抽出手段は、文字列をカテゴリに分類した分類データベースを用いて、前記正答の文字列に対応する前記カテゴリを特定し、特定した前記カテゴリに対応する他の前記文字列が前記正答である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第7の発明は、第6の発明の学習支援装置において、前記問題抽出手段は、類義語を記憶する類義語データベースを参照し、前記正答の文字列の類義語に対応する前記カテゴリを前記分類データベースを用いて特定し、特定した前記カテゴリに対応する他の前記文字列が正答である他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第8の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの学習支援装置において、前記問題抽出手段は、文字列をカテゴリに分類した分類データベースを用いて、前記正答の文字列に対応する前記カテゴリを特定し、特定した前記カテゴリに対応する他の前記文字列を問題に含む他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの学習支援装置において、前記問題データベースは、前記問題に、学習内容を細分化した学習要素をさらに対応付けた前記問題情報を記憶し、前記問題抽出手段は、さらに前記学習要素が等しい他の前記問題を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの学習支援装置において、前記問題データベースは、前記問題に、難易度をさらに対応付けた前記問題情報を記憶し、前記学習者の学習レベルを記憶する学習者情報記憶部を備え、前記問題抽出手段は、前記学習内容記憶部に記憶された前記問題の難易度が、前記学習者情報記憶部に記憶された前記学習者の学習レベルよりも高い場合に、前記解答の文字列に関連し、前記学習者の学習レベルと同等の難易度である前記問題情報を、前記問題データベースから抽出する、学習支援装置である。
第11の発明は、第1の発明から第10の発明までのいずれかの学習支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、学習者に対して暗記対象の定着を図るための工夫をした学習支援装置及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る学習システムの全体構成図及び学習支援装置の機能ブロック図である。
第1実施形態に係る学習支援装置の記憶部に記憶された各DBの例を示す図である。
第1実施形態に係る学習者端末に出力される画面例及び学習内容記憶部の例を示す図である。
第1実施形態に係る学習支援装置の復習問題出力処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る問題出力処理における復習問題の抽出パターンを説明するための図である。
第2実施形態に係る学習システムの全体構成図及び学習支援装置の機能ブロック図である。
第2実施形態に係る学習支援装置の問題DB及び学習者情報記憶部の項目例を示す図である。
第2実施形態に係る学習支援装置の復習問題出力処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
(第1実施形態)
<学習システム100の全体構成>
図1は、第1実施形態に係る学習システム100の全体構成図及び学習支援装置1の機能ブロック図である。
図2は、第1実施形態に係る学習支援装置1の記憶部20に記憶された各DBの例を示す図である。
【0010】
図1に示すように、学習システム100は、学習支援装置1と、各学習者の学習者端末3とを備える。学習支援装置1と、各学習者の学習者端末3とは、通信ネットワークNを介して接続されている。
学習システム100は、学習支援装置1が、再学習を必要と判断した学習者に対し、学習者の解答の文字列に関連する問題である、例えば、再学習を必要とする問題を、学習者の学習者端末3に対して出力するシステムである。ここで、再学習を必要と判断した学習者とは、例えば、不正解者等である。そして、学習システム100は、学習支援装置1が、出力した問題に対して受け付けた学習者の少なくとも解答を学習内容として記憶する。このような一連の処理によって、学習システム100は、学習者に対して暗記対象の定着を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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