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公開番号
2024140476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051626
出願日
2023-03-28
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
IAT弁理士法人
主分類
F21S
41/33 20180101AFI20241003BHJP(照明)
要約
【課題】車幅方向において車両の外方に照明光の照射領域を広げた配光パターンを形成する。
【解決手段】車両用灯具10は、第1発光部24と、車両の幅方向において第1発光部24よりも車両の中心側に配置されるとともに、車両の前後方向において第1発光部24よりも前方に配置される第2発光部25と、第2発光部25からの光を、第1発光部24から光の光軸L2に対して角度θ1傾けた方向に反射する第2リフレクタ23と、第1発光部24からの光及び第2リフレクタ23にて反射した反射光を、車両の前方に照射する投影レンズ40と、を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1発光部と、
車両の幅方向において前記第1発光部よりも前記車両の中心側に配置されるとともに、前記車両の前後方向において前記第1発光部よりも前方に配置される第2発光部と、
前記第2発光部からの光を、前記第1発光部から光の光軸に対して所定の角度傾けた方向に反射する反射部材と、
前記第1発光部からの光及び前記反射部材にて反射した反射光を、前記車両の前方に照射するレンズと、
を有することを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用灯具において、
前記第2発光部は、前記車両の中央から外側に向けて、前記車両の後方に傾斜するように配置された複数の発光素子を有し、
前記反射部材は、複数の前記発光素子からの光を反射する複数の反射面を備えている
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用灯具において、
複数の前記発光素子は、複数の前記発光素子の中心位置を結ぶ直線が前記第1発光部から光の光軸に対して所定の角度傾いて配置され、
前記所定の角度は、前記第1発光部から光が前記反射部材の各反射面に入射しない角度に設定されている
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項4】
請求項1に記載の車両用灯具において、
前記第1発光部及び前記第2発光部は、前記車両の幅方向及び前記車両の前後方向の各々に直交する前記車両の上下方向において、同一の高さに設けられている
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項5】
請求項4に記載の車両用灯具において、
前記第1発光部及び前記第2発光部が設けられた基板と、
前記基板が上面に固定されるとともに、前記第1発光部及び前記第2発光部の発光により生じる熱を外部に放熱する放熱部材と、
を備えていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項6】
請求項2に記載の車両用灯具において、
前記レンズの出射面は、
前記車両の幅方向における中心側から外側に向けて、前記車両の後方に傾斜する形状をしており、
前記レンズは、
前記車両の後方に向けて凸形状となる第1の入射面を有するとともに、前記第1発光部からの光を前記第1の入射面から入射させる第1レンズ部と、
シリンドリカル形状から構成されるとともに、前記反射部材により反射した反射光を入射させる第2の入射面を有する第2レンズ部と、
を有している
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項7】
請求項6に記載の車両用灯具において、
前記反射面は、前記反射面の下方に位置する発光素子からの光を前記第2レンズ部に向けて反射する、又は、前記車両の幅方向において、前記反射面の下方に位置する発光素子に隣接する発光素子からの光を前記第1レンズ部に向けて反射する
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項8】
請求項7に記載の車両用灯具において、
前記反射面は、複数の発光素子の各々の上方に配置される複数の第1の反射面と、複数の前記第1の反射面のうち、前記車両の幅方向において最も外方に位置する第1の反射面のさらに外方に配置される第2の反射面と、を含む
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項9】
請求項6に記載の車両用灯具において、
前記車両の幅方向及び前記車両の前後方向を含む平面上において、前記第1レンズ部の焦点の位置に配置されるとともに、前記第1発光部からの光の一部を遮る遮光部材を、有し、
前記第2発光部及び前記反射部材は、前記車両の前後方向において、前記遮光部材よりも前方に配置される
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項10】
請求項6に記載の車両用灯具において、
前記車両の幅方向において、前記第1発光部及び前記第2発光部よりも前記車両の中心側に配置される第3発光部を、備え、
前記レンズは、前記車両の後方に凸形状となる第3の入射面を有するとともに、前記第3発光部からの光を前記第3の入射面を介して入射させる第3レンズ部を有する
ことを特徴とする車両用灯具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車の前照灯として、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を光源とした車両用灯具が提供されている(特許文献1、特許文献2参照)。例えば特許文献1では、第1光源としての第1LED22を有する第1サブ灯具ユニット20と、第2光源としての第2LED42を有する第2サブ灯具ユニット40と、を上下方向に隣接して配置した車両用灯具を開示している。また、特許文献2では、第1から第3灯具ユニット20A,20B,20Cのうち、第1灯具ユニット20Aのリフレクタ24Aに付加リフレクタ34Aを、第2灯具ユニット20Bのリフレクタの24Bに付加リフレクタ34Bを設けた車両用灯具を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-238604号公報
特許第6180794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の車両用灯具では、第1サブ灯具ユニット20からの照射光が配光パターンの集光領域を形成し、第2サブ灯具ユニット40が配光パターンの側方領域を形成している。しかしながら、特許文献1の車両用灯具では、車両の幅方向(以下、車幅方向と称する場合もある)における照射範囲が限定された配光パターンとなる。したがって、車幅方向において車両の外方へと照射領域を広げるためには、追加の灯具ユニットが必要となる。
【0005】
また、特許文献2の車両用灯具では、第1灯具ユニット20Aのリフレクタ24Aに設けられる付加リフレクタ34Aは、第2灯具ユニット20Bの発光素子からの照明光を反射し、第2灯具ユニット20Bのリフレクタ24Bに設けられる付加リフレクタ34Bは、第1灯具ユニット20Aの発光素子からの照明光を反射する。したがって、特許文献2の車両用灯具における配光パターンは、中心における光度が高くなる配光パターンとなる。また、第1から第3灯具ユニット20A,20B,20Cを車幅方向に配置することで、特許文献1の車両用灯具に比べて、車幅方向における照射範囲が広い配光パターンを得ることができる。しかしながら、第1から第3灯具ユニット20A,20B,20Cを車幅方向に配置し、また、第1及び第2灯具ユニットに設けたリフレクタに付加リフレクタを設けることで、車両用灯具が大型化するという問題もある。
【0006】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車幅方向において車両の外方に照明光の照射領域を広げた配光パターンを形成することができるようにした車両用灯具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面の車両用灯具は、第1発光部と、車両の幅方向において第1発光部よりも車両の中心側に配置されるとともに、車両の前後方向において第1発光部よりも前方に配置される第2発光部と、第2発光部からの光を、第1発光部から光の光軸に対して所定の角度傾けた方向に反射する反射部材と、第1発光部からの光及び反射部材にて反射した反射光を、車両の前方に照射するレンズと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車幅方向において車両の外方に照明光の照射領域を広げた配光パターンを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施の形態における車両用灯具の前面側の一構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示す車両用灯具の背面側の一構成を示す斜視図である。
図3は、車両用灯具を前方から視認したときの基板及び当該基板に配置される発光部の位置関係を示す図である。
図4は、車両用灯具の上方から視認したときの基板及び当該基板に配置される発光部の位置関係を示す図である。
図5は、ロービームを照射するときの光の流れを示す図である。
図6は、ロービームの配光パターンの一例を示す図である。
図7は、ハイビームを照射するときの光の流れを示す図である。
図8は、第2の実施の形態における車両用灯具を、上方から視認したときの基板及び当該基板に配置される発光部の位置関係を示す図である。
図9は、第2光源部の第2発光部が発光したときの光の流れを示す図である。
図10は、ロービームの配光パターンの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の各実施の形態に係る車両用灯具について、図面を用いて説明する。以下に示す実施の形態において、車両が前方又は後方に直進する時の方向を前後方向、車両の車幅方向を左右方向、前後方向及び左右方向の各々に直交する方向を上下方向と称する。また、以下の実施の形態では、車両の右前部に設けられる前照灯に用いられる車両用灯具について説明する。なお、車両の左前部に設けられる前照灯に用いられる車両用灯具は、車両の右前部に設けられる前照灯に用いられる車両用灯具と対称となる。
(【0011】以降は省略されています)
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