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公開番号
2024140263
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051320
出願日
2023-03-28
発明の名称
電気浸透流ポンプ用ゴム電極および電気浸透流ポンプ
出願人
住友理工株式会社
,
ヨダカ技研株式会社
代理人
個人
主分類
A61M
5/142 20060101AFI20241003BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】長時間使用時における気泡の発生が抑えられ、長時間の送液安定性に優れる電気浸透流ポンプを提供可能な電気浸透流ポンプ用ゴム電極および電気浸透流ポンプを提供する。
【解決手段】電気浸透流現象を利用して送液可能な電気浸透流ポンプ20の電極であって、シリコーンゴムおよびカーボンブラックを含有し、硬度40以上80以下、弾性回復率70%以上である、電気浸透流ポンプ用ゴム電極10とする。前記シリコーンゴムは、液状シリコーンゴムの硬化物であることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気浸透流ポンプ用ゴム電極であって、
シリコーンゴムおよびカーボンブラックを含有し、
硬度40以上80以下、弾性回復率70%以上である、電気浸透流ポンプ用ゴム電極。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記シリコーンゴムが、液状シリコーンゴムの硬化物である、請求項1に記載の電気浸透流ポンプ用ゴム電極。
【請求項3】
前記カーボンブラックの含有量が、前記シリコーンゴム100質量部に対し、7.5質量部以上10.5質量部以下である、請求項1または請求項2に記載の電気浸透流ポンプ用ゴム電極。
【請求項4】
伸張前の体積抵抗率と15%伸張時の体積抵抗率の変化量が、0%以下である、請求項1または請求項2に記載の電気浸透流ポンプ用ゴム電極。
【請求項5】
多孔質誘電体と、一対の電極と、を有し、前記一対の電極間に前記多孔質誘電体が配置され、前記一対の電極の各電極が、請求項1または請求項2に記載の電気浸透流ポンプ用ゴム電極で構成されている、電気浸透流ポンプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気浸透流現象を利用して送液可能な電気浸透流ポンプの電極として好適な電気浸透流ポンプ用ゴム電極および電気浸透流ポンプに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電気浸透流とは、液体と固体が接している電気二重層に電圧が印加されたときに生じる液体の流れである。電気浸透流では、固体が固定されているため、バルクの液体が動く。電気浸透流ポンプは、この電気浸透流現象を利用して送液可能なポンプである。電気浸透流ポンプは、無脈動でnLオーダーの微量送液を可能としており、小型点滴デバイスなどの医療用送液ポンプなどとして期待できるものである。電気浸透流ポンプは、多孔質誘電体と一対の電極とを有し、一対の電極間に多孔質誘電体が配置されているもので構成されている。電気浸透流ポンプの電極としてゴム電極を用いたものとしては、例えば特許文献1が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2018/015779
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気浸透流ポンプを長時間使用すると、多孔質誘電体と電極の界面で気泡が発生し、送液安定性が低下するおそれがある。このため、長時間使用時における電気浸透流ポンプでの気泡の発生を抑えるための改良が求められる。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、長時間使用時における気泡の発生が抑えられ、長時間の送液安定性に優れる電気浸透流ポンプを提供可能な電気浸透流ポンプ用ゴム電極を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電気浸透流ポンプ用ゴム電極は、シリコーンゴムおよびカーボンブラックを含有し、硬度40以上80以下、弾性回復率70%以上である。
【0007】
前記シリコーンゴムは、液状シリコーンゴムの硬化物であるとよい。前記カーボンブラックの含有量は、前記シリコーンゴム100質量部に対し、7.5質量部以上10.5質量部以下であるとよい。伸張前の体積抵抗率と15%伸張時の体積抵抗率の変化量は、0%以下であるとよい。
【0008】
そして、本発明に係る電気浸透流ポンプは、多孔質誘電体と、一対の電極と、を有し、前記一対の電極間に前記多孔質誘電体が配置され、前記一対の電極の各電極が、上記の電気浸透流ポンプ用ゴム電極で構成されている。
【0009】
(1)本発明に係る電気浸透流ポンプ用ゴム電極は、シリコーンゴムおよびカーボンブラックを含有し、硬度40以上80以下、弾性回復率70%以上である。
【0010】
(2)上記(1)において、前記シリコーンゴムは、液状シリコーンゴムの硬化物であるとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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