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公開番号
2024140094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051089
出願日
2023-03-28
発明の名称
回路装置及び発振器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03B
5/32 20060101AFI20241003BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】2つの外部端子と振動子とを接続する検査用のモードを有し、かつ、電源電圧の変動が生じても誤って検査用のモードに遷移するおそれを低減させることが可能な回路装置を提供すること。
【解決手段】振動子に接続される第1端子及び第2端子と、第3端子と、第4端子と、前記第1端子と前記第3端子との間の信号経路上に設けられた第1スイッチと、前記第2端子と前記第4端子との間の信号経路上に設けられた第2スイッチと、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをそれぞれオン又はオフに制御する信号を出力するレジスターと、を含み、第1モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオフとなり、前記第3端子に制御信号が入力され、前記第4端子からクロック信号が出力され、第2モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオンとなる、回路装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
振動子に接続される第1端子及び第2端子と、
第3端子と、
第4端子と、
前記第1端子と前記第3端子との間の信号経路上に設けられた第1スイッチと、
前記第2端子と前記第4端子との間の信号経路上に設けられた第2スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをそれぞれオン又はオフに制御する信号を出力するレジスターと、を含み、
第1モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオフとなり、前記第3端子に制御信号が入力され、前記第4端子からクロック信号が出力され、
第2モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオンとなる、回路装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第1端子からの信号を増幅して前記第2端子に出力する増幅回路を含む、回路装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記振動子を発振させる発振回路と、
前記発振回路からの発振信号が入力されて前記クロック信号を出力する出力バッファーと、
前記出力バッファーと前記第4端子との間の信号経路上に設けられ、前記レジスターによって制御され、前記第1モードでオンとなり、前記第2モードでオフとなる入出力回路と、を備える、回路装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記第3端子と前記レジスターとの間の信号経路上に設けられた第1入出力回路と、
前記第4端子と前記レジスターとの間の信号経路上に設けられた第2入出力回路と、をさらに備え、
第3モードにおいて、前記第3端子及び前記第4端子を用いた通信によって前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御するための設定値が前記レジスターに設定される、回路装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記第3モードにおいて、前記第3端子がシリアルデータ端子となり、前記第4端子がシリアルクロック端子となる、回路装置。
【請求項6】
請求項4において、
電源投入時に設定される前記レジスターの初期値により、前記第1モードに設定される、回路装置。
【請求項7】
振動子と、
前記振動子に接続された回路装置と、
前記振動子及び前記回路装置を収容する容器と、を備え、
前記回路装置は、
前記振動子に接続される第1端子及び第2端子と、
第3端子と、
第4端子と、
前記第1端子と前記第3端子との間の信号経路上に設けられた第1スイッチと、
前記第2端子と前記第4端子との間の信号経路上に設けられた第2スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをそれぞれオン又はオフに制御する信号を出力するレジスターと、を含み、
前記容器は、
前記第3端子と接続された第1外部端子と、
前記第4端子と接続された第2外部端子と、を含み、
第1モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオフとなり、前記第1外部端子に制御信号が入力され、前記第2外部端子からクロック信号が出力され、
第2モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオンとなる、発振器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置及び発振器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、出力端子を出力回路と水晶片の一方の励振電極のいずれかに接続させる第1切換回路と、機能端子を機能回路と水晶片の他方の励振電極のいずれかに接続させる第2切換回路とが設けられ、第1切換回路および第2切換回路は電源端子に接続した電圧検出回路からの切換信号によって動作する、表面実装発振器が記載されている。特許文献1に記載の表面実装発振器によれば、水晶検査端子に実装端子を兼用して小型化を促進することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-201097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の表面実装発振器では、意図しない電源電圧の変動によって第1切換回路および第2切換回路が動作し、発振器の通常動作中に機能端子および出力端子が水晶片の2つの励振電極にそれぞれ接続され、動作不良を引き起こすおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る回路装置の一態様は、
振動子に接続される第1端子及び第2端子と、
第3端子と、
第4端子と、
前記第1端子と前記第3端子との間の信号経路上に設けられた第1スイッチと、
前記第2端子と前記第4端子との間の信号経路上に設けられた第2スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをそれぞれオン又はオフに制御する信号を出力するレジスターと、を含み、
第1モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオフとなり、前記第3端子に制御信号が入力され、前記第4端子からクロック信号が出力され、
第2モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオンとなる。
【0006】
本発明に係る発振器の一態様は、
振動子と、
前記振動子に接続された回路装置と、
前記振動子及び前記回路装置を収容する容器と、を備え、
前記回路装置は、
前記振動子に接続される第1端子及び第2端子と、
第3端子と、
第4端子と、
前記第1端子と前記第3端子との間の信号経路上に設けられた第1スイッチと、
前記第2端子と前記第4端子との間の信号経路上に設けられた第2スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをそれぞれオン又はオフに制御する信号を出力するレジスターと、を含み、
前記容器は、
前記第3端子と接続された第1外部端子と、
前記第4端子と接続された第2外部端子と、を含み、
第1モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオフとなり、前記第1外部端子に制御信号が入力され、前記第2外部端子からクロック信号が出力され、
第2モードでは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチがオンとなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の発振器の斜視図。
本実施形態の発振器の断面図。
本実施形態の発振器の他の断面図。
本実施形態の発振器の底面図。
本実施形態の発振器の機能ブロック図。
本実施形態の発振器に検査装置が接続された検査システムの構成を示す図。
検査装置による振動子のCI値の検査方法の手順の一例を示すフローチャート図。
検査装置がCI値の検査を行うときの各端子及び各信号の電圧波形の一例を示す図。
検査モードにおける発振器の状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.発振器の構成
図1~図4は、本実施形態の発振器1の構造の一例を示す図である。図1は、発振器1の斜視図であり、図2は、図1のA-A断面図の一例である。図3は、図1のA-A断面図の他の一例であり、図4は、発振器1の底面図である。
【0010】
図1~図3に示すように、発振器1は、回路装置2、振動子3、パッケージ4、リッド5及び複数の外部端子6を含む。本実施形態では、振動子3は、基板材料として水晶を用いた水晶振動子であり、例えば、ATカット水晶振動子や音叉型水晶振動子等である。振動子3は、SAW共振子であってもよい。SAWはSurface Acoustic Waveの略である。また、振動子3の基板材料としては、水晶の他、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電単結晶や、ジルコン酸チタン酸鉛等の圧電セラミックス等の圧電材料等を用いることができる。振動子3の励振手段としては、圧電効果によるものを用いてもよい。また、本実施形態では、回路装置2は1チップの集積回路で実現されている。ただし、回路装置2は、少なくとも一部がディスクリート部品で構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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