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公開番号2024139617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050646
出願日2023-03-27
発明の名称物品管理システム
出願人NeoX株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20241002BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】カメラで撮影した画像情報を用いて物品の特定と数量を自動的に検出することにより物品の在庫管理を効率的に行う物品管理システムを提供する。
【解決手段】
物品管理システム1は、管理室2に保管される物品を撮影するカメラ4と、管理室2に保管された物品の在庫状況を管理する在庫管理処理装置10とを有しており、管理室2から物品3が外部に持ち出される場合に、物品3をカメラ4で撮影して、撮影した画像情報を在庫管理処理装置10に送信する。在庫管理処理装置10では、カメラ4から受け取った物品3の撮影画像から物品3の特徴量を検出し、その特徴量と物品情報DB20に予め登録されている物品の特徴量とに基づいて物品3の名称とともに数量を検出して、在庫情報DB30に登録された物品3の在庫数を更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
管理室に保管される物品を撮影するカメラと、前記カメラで撮影された画像情報に基づいて前記管理室に保管された物品の在庫状況を管理する在庫管理処理装置と、を有する物品管理システムにおいて、
前記カメラは、前記管理室から外部に持ち出される物品を撮影して、撮影した画像情報を前記在庫管理処理装置に送信するとともに、
前記在庫管理処理装置は、
前記管理室に収容された各種の物品を認識するための特徴量を含む物品情報と、該物品の名称とが関連付けて登録された物品情報DBと、
前記管理室に収容された各種の物品の名称と、該物品の在庫数とが関連付けて登録された在庫情報DBと、
前記カメラで撮影された前記物品の画像情報を取得する画像データ取得部と、
前記画像データ取得部で取得した前記物品の画像情報に基づいて、前記物品の特徴量を検出する特徴量検出部と、
前記特徴量検出部で検出された前記物品の特徴量と、前記物品情報DBに登録された前記物品情報の特徴量とに基づいて、前記物品の名称を検出する物品名称検出部と、
前記特徴量検出部で検出された前記物品の特徴量に基づいて、前記カメラで撮影された前記物品の数量を検出する物品数検出部と、
前記物品名称検出部で検出された前記物品の名称と、前記物品数検出部で検出された前記物品の数量とに基づいて、前記在庫情報DBに登録された前記物品の在庫数を更新する在庫管理部と、
を備えたことを特徴とする物品管理システム。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
請求項1に記載の物品管理システムにおいて、
前記カメラは、前記管理室に外部から持ち込まれる物品を撮影して、撮影した画像情報を前記在庫管理処理装置に送信するとともに、
前記在庫管理処理装置において、
前記特徴量検出部で検出された前記物品の特徴量が前記物品情報DBに登録されていない場合に、前記物品の特徴量を含む物品情報と、該物品の名称とを関連付けて前記物品情報DBに登録するとともに、該物品の名称を在庫情報DBに登録する物品登録部を備えたことを特徴とする物品管理システム。
【請求項3】
請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の物品管理システムにおいて、
前記物品情報DBには、前記物品を認識するための特徴量として前記物品の全体形状の情報が登録され、
前記特徴量検出部は、前記物品情報の特徴量として前記物品の全体形状の情報を検出し、
前記物品名称検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品の全体形状の情報と、前記物品情報DBに登録された前記物品の全体形状の情報とに基づいて、前記物品の名称を検出し、
前記物品数検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品の全体形状の情報に基づいて、前記カメラで撮影された前記物品の数量を検出することを特徴とする物品管理システム。
【請求項4】
請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の物品管理システムにおいて、
前記物品情報DBには、前記物品を認識するための特徴量として前記物品に表示された文字形状の情報が登録され、
前記特徴量検出部は、前記物品情報の特徴量として前記物品に表示された文字形状の情報を検出し、
前記物品名称検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品に表示された文字形状の情報と、前記物品情報DBに登録された前記物品に表示された文字形状の情報とに基づいて、前記物品の名称を検出し、
前記物品数検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品に表示された文字形状の情報に基づいて、前記カメラで撮影された前記物品の数量を検出することを特徴とする物品管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラで撮影した画像情報を用いて管理室に収容された物品の入出庫状況を管理する技術に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、カメラで撮影した画像情報を用いて倉庫内の物品管理を行う技術が開示されている。例えば、特許文献1では、置場に置かれていてバーコードの付されている物品を撮像するカメラ1と、カメラ1で撮像されたバーコードの情報に基づいて置場における物品の在庫状態を管理する在庫管理処理装置2と、を有する入出庫管理システムが開示されている。在庫管理処理装置2は、物品に付されたバーコードを撮像するカメラ1を制御し、カメラ1で撮像された画像からバーコードの特徴量に基づいてバーコード画像を抽出し、抽出したバーコード画像の情報を読取り、バーコードの置場内での位置を検出し、それらの情報に基づいて、在庫管理データを更新する。これにより置場内に置かれる物品の入出庫状態を安価に管理することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-150460
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術においては、物品に付されたバーコードが必須条件となり、バーコードが付されていない物品を管理することができないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、管理室に入出庫する物品についてカメラで撮影した画像情報を用いて物品の特定と数量を自動的に検出することにより物品の在庫管理を効率的に行う物品管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、第1発明に係る物品管理システムは、
管理室に保管される物品を撮影するカメラと、前記カメラで撮影された画像情報に基づいて前記管理室に保管された物品の在庫状況を管理する在庫管理処理装置と、を有する物品管理システムにおいて、
前記カメラは、前記管理室から外部に持ち出される物品を撮影して、撮影した画像情報を前記在庫管理処理装置に送信するとともに、
前記在庫管理処理装置は、
前記管理室に収容された各種の物品を認識するための特徴量を含む物品情報と、該物品の名称とが関連付けて登録された物品情報DBと、
前記管理室に収容された各種の物品の名称と、該物品の在庫数とが関連付けて登録された在庫情報DBと、
前記カメラで撮影された前記物品の画像情報を取得する画像データ取得部と、
前記画像データ取得部で取得した前記物品の画像情報に基づいて、前記物品の特徴量を検出する特徴量検出部と、
前記特徴量検出部で検出された前記物品の特徴量と、前記物品情報DBに登録された前記物品情報の特徴量とに基づいて、前記物品の名称を検出する物品名称検出部と、
前記特徴量検出部で検出された前記物品の特徴量に基づいて、前記カメラで撮影された前記物品の数量を検出する物品数検出部と、
前記物品名称検出部で検出された前記物品の名称と、前記物品数検出部で検出された前記物品の数量とに基づいて、前記在庫情報DBに登録された前記物品の在庫数を更新する在庫管理部と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
第2発明に係る物品管理システムは、第1発明において、
前記カメラは、前記管理室に外部から持ち込まれる物品を撮影して、撮影した画像情報を前記在庫管理処理装置に送信するとともに、
前記在庫管理処理装置において、
前記特徴量検出部で検出された前記物品の特徴量が前記物品情報DBに登録されていない場合に、前記物品の特徴量を含む物品情報と、該物品の名称とを関連付けて前記物品情報DBに登録するとともに、該物品の名称を在庫情報DBに登録する物品登録部を備えたことを特徴とする。
【0008】
第3発明に係る物品管理システムは、第1発明または第2発明において、
前記物品情報DBには、前記物品を認識するための特徴量として前記物品の全体形状の情報が登録され、
前記特徴量検出部は、前記物品情報の特徴量として前記物品の全体形状の情報を検出し、
前記物品名称検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品の全体形状の情報と、前記物品情報DBに登録された前記物品の全体形状の情報とに基づいて、前記物品の名称を検出し、
前記物品数検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品の全体形状の情報に基づいて、前記カメラで撮影された前記物品の数量を検出することを特徴とする。
【0009】
第4発明に係る物品管理システムは、第1発明または第2発明において、
前記物品情報DBには、前記物品を認識するための特徴量として前記物品に表示された文字形状の情報が登録され、
前記特徴量検出部は、前記物品情報の特徴量として前記物品に表示された文字形状の情報を検出し、
前記物品名称検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品に表示された文字形状の情報と、前記物品情報DBに登録された前記物品に表示された文字形状の情報とに基づいて、前記物品の名称を検出し、
前記物品数検出部は、前記特徴量検出部で検出された前記物品に表示された文字形状の情報に基づいて、前記カメラで撮影された前記物品の数量を検出することを特徴とする。
【0010】
また前記物品管理システムは、
前記物品が医薬品を含む医療用物品の場合に、前記物品名称検出部で検出された前記医薬品の名称に基づいて、予め各種の医薬品に関する情報が登録されている医薬品情報DBから前記医薬品の情報を取得する医薬品情報取得部を備え、
前記医薬品情報取得部で取得した前記医薬品の情報を予め指定された端末に送信することを選択可能にしている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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