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公開番号2024139422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050356
出願日2023-03-27
発明の名称磁性体、磁石および磁性粉末
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類H01F 1/047 20060101AFI20241002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 飽和磁化および保磁力が高い磁性体を提供する。
【解決手段】 A元素およびB元素を有する六方晶系の結晶構造を有する磁性体である。A元素がFe、Co、Ni、Cu、Zn、TiおよびAlから選択される1種以上、B元素がP、Si、S、B、CおよびNから選択される1種以上である。磁性体が第1相と、第2相と、を有する。第1相が結晶構造を有する。第1相が少なくともFeおよびPを含む。原子数基準で第1相におけるA元素の合計含有割合をCA1、第1相におけるB元素の合計含有割合をCB1として、1.50≦CA1/CB1<4.00である。Fe、CoおよびNiをM元素とし、原子数基準で前記第1相におけるM元素の合計含有割合をCM1、前記第2相におけるM元素の合計含有割合をCM2として、{CM2/(1-CM2)}<{CM1/(1-CM1)}である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
A元素およびB元素を有する六方晶系の結晶構造を有する磁性体であり、
A元素がFe、Co、Ni、Cu、Zn、TiおよびAlから選択される1種以上、B元素がP、Si、S、B、CおよびNから選択される1種以上であり、
前記磁性体が第1相と、第2相と、を有し、
前記第1相が前記結晶構造を有し、
前記第1相が少なくともFeおよびPを含み、
原子数基準で前記第1相におけるA元素の合計含有割合をC
A1
、前記第1相におけるB元素の合計含有割合をC
B1
として、
1.50≦C
A1
/C
B1
<4.00であり、
Fe、CoおよびNiをM元素とし、原子数基準で前記第1相におけるM元素の合計含有割合をC
M1
、前記第2相におけるM元素の合計含有割合をC
M2
として、
{C
M2
/(1-C
M2
)}<{C
M1
/(1-C
M1
)}である磁性体。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記磁性体の断面における前記第2相の面積割合が5%以上30%以下である請求項1に記載の磁性体。
【請求項3】
前記第2相がY、La、Ce、Pr、NdおよびSmから選択される1種以上を含む請求項1または2に記載の磁性体。
【請求項4】
前記第2相の少なくとも一部が、Al、MgおよびSnの合計含有割合が50原子%を上回る請求項1または2に記載の磁性体。
【請求項5】
前記第2相がA元素を含む請求項1または2に記載の磁性体。
【請求項6】
請求項1または2に記載の磁性体を含む磁石。
【請求項7】
請求項1または2に記載の磁性体を含む磁性粉末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、磁性体、磁石および磁性粉末に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、Fe-P-B系の微粉末磁石に関する発明が記載されている。
【0003】
特許文献2には、Fe、CoおよびPを含有する強磁性超微粒子に関する発明が記載されている。
【0004】
非特許文献1には、(Fe,Co)
2
(P,Si)単結晶を永久磁石材料として用いる旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭58-84955号公報
特開平2-180003号公報
【非特許文献】
【0006】
H.Yibole, B.Lingling-Bao, J.Y.Xu, H.Alata, O.Tegus, W.Hanggai, N.H.van Dijk, E.Brueck, F. Guillou, Acta Materialia, 221,(2021)117388
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、飽和磁化および保磁力が高い磁性体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の磁性体は、A元素およびB元素を有する六方晶系の結晶構造を有する磁性体であり、
A元素がFe、Co、Ni、Cu、Zn、TiおよびAlから選択される1種以上、B元素がP、Si、S、B、CおよびNから選択される1種以上であり、
前記磁性体が第1相と、第2相と、を有し、
前記第1相が前記結晶構造を有し、
前記第1相が少なくともFeおよびPを含み、
原子数基準で前記第1相におけるA元素の合計含有割合をC
A1
、前記第1相におけるB元素の合計含有割合をC
B1
として、
1.50≦C
A1
/C
B1
<4.00であり、
Fe、CoおよびNiをM元素とし、原子数基準で前記第1相におけるM元素の合計含有割合をC
M1
、前記第2相におけるM元素の合計含有割合をC
M2
として、
{C
M2
/(1-C
M2
)}<{C
M1
/(1-C
M1
)}である。
【0009】
前記磁性体の断面における前記第2相の面積割合が5%以上30%以下であってもよい。
【0010】
前記第2相がY、La、Ce、Pr、NdおよびSmから選択される1種以上を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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