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公開番号
2024144372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2024053684
出願日
2024-03-28
発明の名称
光学デバイス
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/125 20060101AFI20241003BHJP(光学)
要約
【課題】本発明の光学デバイスによれば、少なくとも2つの光導波路内を伝搬する光は、結合部に近づく場合、光導波路間へ伝搬する傾向にある。これにより、合波時の光の伝送損失を低減することができる。
【解決手段】本発明の光学デバイスは、基板と、基板に形成して、光の伝搬方向において基板上に位置する結合部に向かう少なくとも2つの光導波路と、を有し、光の伝搬方向に垂直な断面において、1つの光導波路における、他の光導波路に向かい合う側面と基板とのなす角度をα(α≦90°)とし、1つの光導波路における、他の光導波路と向かい合わない側面と基板とのなす角度をβ(β≦90°)とすると、α<βを満たす。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板に形成して、光の伝搬方向において前記基板上に位置する結合部に向かう少なくとも2つの光導波路と、
を有し、
前記光の伝搬方向に垂直な断面において、1つの前記光導波路における、他の光導波路に向かい合う側面と前記基板とのなす角度をα(α≦90°)とし、1つの前記光導波路における、他の光導波路と向かい合わない側面と前記基板とのなす角度をβ(β≦90°)とすると、α<βを満たすことを特徴とする、光学デバイス。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記βが85°以下となることを特徴とする、請求項1に記載の光学デバイス。
【請求項3】
前記光導波路に隣接して形成される保護層を更に備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の光学デバイス。
【請求項4】
前記光導波路は、リチウムを含む酸化物で形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の光学デバイス。
【請求項5】
前記リチウムを含む酸化物はエピキャシタル形成されたニオブ酸リチウムまたはタンタル酸リチウムであることを特徴とする請求項4に記載の光学デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学デバイスに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
インターネットの普及に伴い通信量は飛躍的に増大しており、光ファイバ通信の重要性が非常に高まっている。光ファイバ通信は、電気信号を光信号に変換し、光信号を光ファイバにより伝送するものであり、広帯域、低損失、ノイズに強いという特徴を有する。
【0003】
特許文献1には、2本の入力側光ファイバから入射した光を複数の出力側光ファイバに分岐する、導波路型光分岐素子が開示されている。
【0004】
特許文献1の光分岐素子では、結合部の前段に位置する結合用導波路の側壁を斜めにすることにより、伝送損失を低減している。しかし、結合用導波路の両側壁はいずれも傾斜しており、合波時に外側寄りの側壁で光損失が発生しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-114253号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、合波時の伝送損失を低減することができる光学デバイスの提供を目的としている。
【0007】
本発明に係る光学デバイスは、基板と、前記基板に形成して、光の伝搬方向において前記基板上に位置する結合部に向かう少なくとも2つの光導波路と、を有し、前記光の伝搬方向に垂直な断面において、1つの前記光導波路における、他の光導波路に向かい合う側面と前記基板とのなす角度をα(α≦90°)とし、1つの前記光導波路における、他の光導波路と向かい合わない側面と前記基板とのなす角度をβ(β≦90°)とすると、α<βを満たす。
【0008】
本発明に係る光学デバイスによれば、光の伝搬方向に垂直な断面において、光導波路における他の光導波路に向かい合う側面は、光導波路における他の光導波路に合わない側面に比べて、基板に対してより緩やかな角度で形成されている。これにより、少なくとも2つの光導波路内を伝搬する光は結合部に近づく場合、光導波路間へ伝搬する傾向にあり、光導波路外側の光損失が減少する。これにより、合波時の光の伝送損失を低減することができる。
【0009】
また、本発明に係る光学デバイスにおいて、好ましくは、前記βが85°以上である。これにより、少なくとも合波時の2つの光導波路の外側での光の伝送損失をさらに抑制することができる。
【0010】
また、本発明に係る光学デバイスにおいて、好ましくは、前記光導波路に隣接して形成される保護層を更に備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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