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公開番号
2024137129
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023048525
出願日
2023-03-24
発明の名称
包装用箱
出願人
朝日印刷株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
5/42 20060101AFI20240927BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収容物に関する情報を表示する表示部を広くとることができ、簡単な工程で開封して商品を取り出すと同時に表示部が視認可能となる包装用箱を提供する。
【解決手段】板体の看板部14と、看板部14に連続し収容物16を入れるケース部18とを有する。看板部14は、看板片20と、看板片20に折り重ねられて一部が接着される看板接着片22を有する。看板片20と看板接着片22の互いに重ねられた裏面の接着されていない部分は、情報が表示された看板部表示部78となる。ケース部18は、看板片20の一部と、看板片20に連続する複数の側面24,26,28からなる。ケース部18の裏面には、情報が表示されたケース部表示部76を備える。看板部14とケース部18の境界に、開封用破断線64を有し、開封用破断線64を切断して開封する。看板片20が開かれた看板部表示部78と、ケース部18が開かれたケース部表示部76は連続している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一枚の箱体形成片から成り、板体の看板部と、前記看板部に連続し収容物を入れるケース部とから成り、
前記看板部は、看板片と、前記看板片に折り重ねられて一部が接着される看板接着片により形成され、前記看板片と前記看板接着片の互いに重ねられた裏面の接着されていない部分には、前記収容物に関する情報が表示された看板部表示部が設けられ、
前記ケース部は、前記看板片の一部と、前記看板片に連続する複数の側面からなる箱体であり、前記箱体の裏面には、前記収容物に関する情報が表示されたケース部表示部が設けられ、
前記看板部と前記ケース部の境界には、開封用破断線が設けられ、前記開封用破断線を切断して開封することにより、前記収容物が取り出され、前記看板部の前記看板片と前記看板接着片が接着されていない裏面が開かれて前記看板部表示部が視認可能となり、前記ケース部の前記側面が前記看板片の一部から開かれて前記ケース部表示部が視認可能となり、前記看板部表示部と前記ケース部表示部が繋がり連続的な表示が可能であることを特徴とする包装用箱。
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【請求項2】
前記箱体形成片は、前記看板接着片と前記看板片、及び前記複数の側面が、互いに平行に連接されて設けられ、前記看板接着片には、前記看板片に接着される看板糊付部と、連接方向の端部に位置する前記側面に糊付けされるケース部糊付部が設けられ、前記ケース部糊付部は、前記開封用破断線で区切られて前記看板接着片から切離可能である請求項1記載の包装用箱。
【請求項3】
前記看板接着片の、前記看板糊付部と前記ケース部糊付部以外の部分に、前記開封用破断線に隣接する開き部が設けられ、前記開き部は前記看板片に接着されておらず、前記開封用破断線を切断することにより、前記看板片から開かれて前記看板部表示部が視認可能となる請求項1記載の包装用箱。
【請求項4】
前記看板接着片には、前記開封用破断線に連続する開封口破断線で分離される摘み部が設けられ、前記ケース部糊付部が糊付けされる前記側面には、前記摘み部に重なる部分に前記摘み部に対応した切り欠きが設けられ、
前記包装用箱を開封する際は、前記開封口破断線を切断するとともに、前記開封用破断線を切断し、
前記摘み部を保持して前記開き部を開くことが可能となる請求項3記載の包装用箱。
【請求項5】
前記ケース部は、前記看板片の一部と前記看板片に連続する前記複数の側面から成る筒体と、前記筒体の開口端部を閉鎖する端面板からなる箱形状であり、前記ケース部には、前記開封用破断線を切断して前記看板片から開封する際に、前記側面と前記端面板からなる箱形状を維持して前記収容物の落下を防ぐ落下防止部が設けられている請求項1記載の包装用箱。
【請求項6】
前記端面板は、前記看板片の、前記側面との連接方向に対して略直角な方向の端部に設けられ、前記端面板は、切断することにより箱形状が解除される箱形状用破断線を介して設けられ、前記箱形状用破断線は、前記看板片と前記端面板の境界の一部が切り残され、切り残された部分に、前記看板片と前記外側端面板と前記側面に連続する前記落下防止部が形成されている請求項5記載の包装用箱。
【請求項7】
前記端面板は、前記看板片又は前記側面の、前記側面との連接方向に対して略直角な方向の端部に設けられ、前記端面板には、切断することにより箱形状が解除される箱形状用破断線を介して前記落下防止部が設けられ、前記落下防止部が設けられた前記端面板又は前記側面に対面する前記看板片または前記側面には、前記落下防止部が引抜不可能に差し込まれるスリットが設けられている請求項5記載の包装用箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、商品に関する情報を表示した看板部を有する包装用箱に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、商品を店頭で販売する際に、商品を収容した状態で吊り下げる看板付の包装用箱があり、板状の看板部と、商品を収容するケース部とから形成されている。そして、商品についての情報を印刷する面積を大きくする工夫がされたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されている開封口付吊下ケースは、吊下部とケース部とから成り、吊下部を形成する第1吊下片と、この第1吊下片の一端に第1折り線を介して第1吊下片と共に吊下部を形成する第2吊下片と、第1吊下片の内側面又は第2吊下片の内側面の少なくとも一面に形成された表示記載スペースが設けられている。第2吊下片には、帯状のジッパー部が連接されている。これにより、購入者は、ジッパー部を破断して第1吊下片を上方に上げることができ、表示スペースに印刷されている記載内容を読むことができる。
【0004】
また、特許文献2に開示されている包装用カートンは、パネル部と少なくとも3つの側壁並びに2つの蓋部とを持つように打ち抜いた1枚のシート材に、空押しによって設けた凹所または凸所を折曲部とし、接着によって角柱状に形成されている。そして、カートンの内面に印刷した情報を、カートンを完全に開いて見ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許2884087号公報
実公平2-4049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記背景技術の場合、商品についての情報を印刷するスペースは、吊下部またはカートンのいずれか一方にしか設けられておらず、面積が十分にとることができない。さらに、印刷可能な部分があるにもかかわらず活用されていないスペースがあり、表裏の平面が有効に使用されていないものである。
【0007】
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、収容物に関する情報を表示する表示部を広い面積で設けることができ、簡単な工程で開封し、商品を取り出すと同時に表示部が視認可能となる包装用箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、一枚の箱体形成片から成り、板体の看板部と、前記看板部に連続し収容物を入れるケース部とから成り、前記看板部は、看板片と、前記看板片に折り重ねられて一部が接着される看板接着片により形成され、前記看板片と前記看板接着片の互いに重ねられた裏面の接着されていない部分には、前記収容物に関する情報が表示された看板部表示部が設けられ、前記ケース部は、前記看板片の一部と、前記看板片に連続する複数の側面からなる箱体であり、前記箱体の裏面には、前記収容物に関する情報が表示されたケース部表示部が設けられ、前記看板部と前記ケース部の境界には、開封用破断線が設けられ、前記開封用破断線を切断して開封することにより、前記収容物が取り出され、前記看板部の前記看板片と前記看板接着片が接着されていない裏面が開かれて前記看板部表示部が視認可能となり、前記ケース部の前記側面が前記看板片の一部から開かれて前記ケース部表示部が視認可能となり、前記看板部表示部と前記ケース部表示部が繋がり、連続的な表示が可能である包装用箱である。
【0009】
前記箱体形成片は、前記看板接着片と前記看板片、及び前記複数の側面が、互いに平行に連接されて設けられ、前記看板接着片には、前記看板片に接着される看板糊付部と、連接方向の端部に位置する前記側面に糊付けされるケース部糊付部が設けられ、前記ケース部糊付部は、前記開封用破断線で区切られて前記看板接着片から切離可能である。
【0010】
前記看板接着片の、前記看板糊付部と前記ケース部糊付部以外の部分に、前記開封用破断線に隣接する開き部が設けられ、前記開き部は前記看板片に接着されておらず、前記開封用破断線を切断することにより、前記看板片から開かれて前記看板部表示部が視認可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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