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公開番号2024136865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048157
出願日2023-03-24
発明の名称太陽電池モジュール
出願人株式会社カネカ
代理人個人,個人
主分類H01L 31/048 20140101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】大きさの自由度及び光電変換効率が高い太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る太陽電池モジュール1は、板状の表面保護部材10と、前記表面保護部材10の裏側に配置されるペロブスカイト太陽電池サブモジュール20と、前記ペロブスカイト太陽電池サブモジュール20の裏側に、一方側に残余領域Rを残すよう片寄せされた行列状に配置される複数の結晶シリコン太陽電池セル40と、前記ペロブスカイト太陽電池サブモジュール20の裏側に、前記残余領域Rを埋めるよう配置され、少なくとも表側が前記結晶シリコン太陽電池セルと略同色である端子ボックス60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状の表面保護部材と、
前記表面保護部材の裏側に配置されるペロブスカイト太陽電池サブモジュールと、
前記ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの裏側に、一方側に残余領域を残すよう片寄せされた行列状に配置される複数の結晶シリコン太陽電池セルと、
前記ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの裏側に、前記残余領域を埋めるよう配置され、少なくとも表側が前記結晶シリコン太陽電池セルと略同色である端子ボックスと、
を備える、太陽電池モジュール。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記複数の結晶シリコン太陽電池セルは、当該結晶シリコン太陽電池セルの長手方向に片寄せされる、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記複数の結晶シリコン太陽電池セルは、それぞれ短手方向に一列に並べて接続される複数の太陽電池ストリングを構成する、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項4】
前記残余領域の幅は、単一の前記結晶シリコン太陽電池セルの幅よりも小さい、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池モジュールの光電変換効率を向上するために、吸収する波長が異なる複数種類の太陽電池サブモジュールを積層した積層型の太陽電池モジュールが知られている。代表例として、表側の太陽電池サブモジュールとしてペロブスカイト太陽電池サブモジュールを、裏側の太陽電池サブモジュールとして結晶シリコン太陽電池ストリングを用いた太陽電池モジュールが考えられる。
【0003】
また、複数種類の太陽電池サブモジュールを積層した積層型の太陽電池モジュールでは、裏側に端子箱を設け、それぞれの太陽電池サブモジュールから電力を取り出す配線を端子箱の内部で結線する構成とされ得る(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-12620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
用途に応じて太陽電池モジュールの大きさが決定され得る。ペロブスカイト太陽電池サブモジュールは任意の大きさの基材を用いて形成できるため、ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの大きさは比較的自由に設定できる。一方、結晶シリコン太陽電池ストリングは原材料となる結晶シリコンウエハの大きさに依存する一定の大きさの結晶シリコン太陽電池セルを並べて作成されるため、結晶シリコン太陽電池ストリングの大きさは段階的にしか設定できない。ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの裏側に配置される結晶シリコン太陽電池セルは、ペロブスカイト太陽電池サブモジュールを透過した光の一部を反射してペロブスカイト太陽電池サブモジュールに再入射させ得る。このため、ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの光電変換効率は、裏側に結晶シリコン太陽電池セルが存在する領域と存在しない領域とで異なり得る。ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの光電変換効率のバラツキは、内部損失や発熱(ホットスポット)等の問題を生じ得る。
【0006】
かかる実情に鑑みて、本発明は大きさの自由度及び光電変換効率が高い太陽電池モジュールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る太陽電池モジュールは、板状の表面保護部材と、前記表面保護部材の裏側に配置されるペロブスカイト太陽電池サブモジュールと、前記ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの裏側に、一方側に残余領域を残すよう片寄せされた行列状に配置される複数の結晶シリコン太陽電池セルと、前記ペロブスカイト太陽電池サブモジュールの裏側に、前記残余領域を埋めるよう配置され、少なくとも表側が前記結晶シリコン太陽電池セルと略同色である端子ボックスと、を備える。
【0008】
上述の太陽電池モジュールにおいて、前記複数の結晶シリコン太陽電池セルは、当該結晶シリコン太陽電池セルの長手方向に片寄せされてもよい。
【0009】
上述の太陽電池モジュールにおいて、前記複数の結晶シリコン太陽電池セルは、それぞれ短手方向に一列に並べて接続される複数の太陽電池ストリングを構成してもよい。
【0010】
上述の太陽電池モジュールにおいて、前記残余領域の幅は、単一の前記結晶シリコン太陽電池セルの幅よりも小さい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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