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公開番号
2024136343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047438
出願日
2023-03-24
発明の名称
シーリングプレート外れ検知装置
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A62C
37/12 20060101AFI20240927BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】スプリンクラーヘッドのシーリングプレートが外れた場合、これを早期に発見することができるシーリングプレート外れ検知装置を得る。
【解決手段】シーリングプレート外れ検知装置(100)は、スプリンクラーヘッド(51)の設置用穴(61)を覆うシーリングプレート(52)が、天井板(6)から外れたか否かを検知する検知部(1、15A、15B、16)と、検知部(1、15A、15B、16)により、シーリングプレート(52)が天井板(6)から外れたと検知された場合、警報を発報する発報部(3)と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スプリンクラーヘッドの設置用穴を覆うシーリングプレートが、設置面から外れたか否かを検知する検知部と、
前記検知部により、前記シーリングプレートが前記設置面から外れたと検知された場合、警報を発報する発報部と、
を有するシーリングプレート外れ検知装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記検知部は、前記シーリングプレートが前記設置面と接触している状態から非接触状態になった異常状態を検知することにより、前記シーリングプレートが前記設置面から外れたと検知する、
請求項1に記載のシーリングプレート外れ検知装置。
【請求項3】
前記検知部は、前記シーリングプレートが前記スプリンクラーヘッドと接触している状態から非接触状態になった異常状態を検知することにより、前記シーリングプレートが前記設置面から外れたと検知する、
請求項1に記載のシーリングプレート外れ検知装置。
【請求項4】
前記検知部は、複数のスプリンクラーヘッドが設置された環境において、前記複数のスプリンクラーヘッドのそれぞれの設置用穴を覆う複数のシーリングプレートに対応して個別に設けられた複数の検知部として構成されており、
前記複数の検知部のそれぞれは、信号線によって直列接続されており、前記シーリングプレートが前記設置面から外れた場合に作動することにより、前記信号線が断線状態となり、
前記発報部は、前記信号線が断線状態であるか否かを判断し、前記断線状態であると判断した場合には前記警報を発報する
請求項2または3に記載のシーリングプレート外れ検知装置。
【請求項5】
前記発報部は、
前記警報を発報することを強制的に禁止する発報禁止状態に切り替え設定が可能なスイッチ部を有し、
前記発報禁止状態が設定されている場合には、前記警報を発報しないように動作する
請求項1から3のいずれか1項記載のシーリングプレート外れ検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スプリンクラーヘッドの設置用穴を覆うシーリングプレートが外れたか否かを検知するシーリングプレート外れ検知装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
天井板にスプリンクラーヘッドを設ける場合、設置用穴を天井板に空けてスプリンクラーヘッドを設置する。また、スプリンクラーヘッドを設置した後、シーリングプレートを取り付けて設置用穴を覆う。
【0003】
ここで、シーリングプレートとして、次のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係るシーリングプレートは、直角方向へ立ち上がる複数の長係止部と短係止部とを備え、開口部の側の面に係止突起を備える。これにより、シーリングプレートのカバー部と天井板下面との間に隙間ができないように天井穴を塞ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-131385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のシーリングプレートも含め、スプリンクラーヘッドのシーリングプレートは、保守点検の観点により、取り外し可能な構成となっている。このため、シーリングプレートに何等かの物体が接触して力が加わる場合、第三者のいたずら行為などにより、シーリングプレートが外れてしまうことがある。また、シーリングプレートが外れたまま放置されていると、美観の上で好ましくない。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、スプリンクラーヘッドのシーリングプレートが外れた状態を早期に発見することができるシーリングプレート外れ検知装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るシーリングプレート外れ検知装置は、スプリンクラーヘッドの設置用穴を覆うシーリングプレートが、設置面から外れたか否かを検知する検知部と、検知部により、シーリングプレートが設置面から外れたと検知された場合、警報を発報する発報部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、スプリンクラーヘッドのシーリングプレートが外れたことを早期に発見することができるシーリングプレート外れ検知装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1におけるシーリングプレート外れ検知装置の構成を示す図である。
実施の形態1におけるスプリンクラーヘッドが天井板に取り付けられた状態を示す図である。
図2の状態からシーリングプレートが取り外された状態を示す図である。
コンシールドヘッドが天井板に取り付けられた状態を示す図である。
図4の状態からコンシールド部が取り外された状態を示す図である。
図2に示す接点を天井板に固定させた場合の構成例を示す図である。
図6の状態からシーリングプレートが取り外された状態を示す図である。
図2に示す接点に替えて、正極側端子、負極側端子、及び金属板を検知部として用いる構成例を示す図である。
図8の状態からシーリングプレートが取り外された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示のシーリングプレート外れ検知装置の好適な態様につき、図面を用いて説明する。
本開示の実施の形態1に係るシーリングプレート外れ検知装置は、設置面からシーリングプレートが外れたか否かを検知し、外れた場合に警報を発報することを技術的特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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