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公開番号2024135688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046496
出願日2023-03-23
発明の名称便器装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03D 9/08 20060101AFI20240927BHJP(上水;下水)
要約【課題】意匠性がよく、水洗式便器の状態をより確認しやすい便器装置を提供する。
【解決手段】便器装置5は、水洗式便器1に設けられ、複数の機能部20と、便器洗浄機能部の便器洗浄機能を操作する押しボタン41を有する操作部ユニット40と、を備えており、操作部ユニット40は、操作部ユニット40の側面に周方向に延びて設けられ、クリーン機能部の泡洗浄機能の実行状態等を表示する第1表示部である導光部材45の外周面45Aを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
水洗式便器に設けられる便器装置であって、
複数の機能部と、
各前記機能部の少なくとも一つを操作する操作部を有する操作部ユニットと、
を備えており、
前記操作部ユニットは、
前記操作部ユニットの側面に周方向に延びて設けられ、各前記機能部のいずれかの機能に基づく前記水洗式便器の状態を表示する第1表示部を有している便器装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記操作部ユニットは、前記第1表示部を光らせる第1光源を有しており、
前記第1表示部は、前記第1光源から発光された光を通過し、前記第1光源が発光していないとき前記操作部ユニットの内部を見えなくするフィルムによって覆われている請求項1に記載の便器装置。
【請求項3】
前記操作部ユニットは、前記第1表示部を光らせる第1光源と、
前記第1光源から発光された光を反射して前記第1表示部に導く導光部と、
を有している請求項1及び2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項4】
前記操作部ユニットは、前記第1表示部の他に前記操作部ユニットの側面に設けられ、各前記機能部の機能に応じたピクトグラムを表示する第2表示部を有している請求項1及び2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項5】
前記操作部ユニットは、一方の面に前記第1表示部を光らせる第1光源を配置し、他方の面に前記第2表示部の前記ピクトグラムを光らせる第2光源を配置した基板を有している請求項4に記載の便器装置。
【請求項6】
前記操作部ユニットは、
前記基板の一方の面に配置された前記第1光源から発光された光が前記基板の他方の面側に漏れることを防止し、前記基板の他方の面に配置された前記第2光源から発光された光が前記基板の一方の面側に漏れることを防止する遮光部材を有している請求項5に記載の便器装置。
【請求項7】
前記操作部ユニットは、
前記基板に配置された複数の前記第2光源と、
各前記第2光源を収納する収納空間を形成し、隣り合う前記第2光源の間に設けられ、前記収納空間を複数の分割空間に仕切る仕切り壁と、
前記分割空間の開口部を塞ぎ、各前記第2光源から発光した光が通過する複数の窓部と、
前記収納空間に収納された前記基板側に設けられ、各前記窓部を連結する連結部と、
を有しており、
前記第2表示部は、前記窓部毎に前記ピクトグラムを配置している請求項5に記載の便器装置。
【請求項8】
各前記機能部を収納する筐体を備えており、
前記操作部ユニットは、前記筐体に取り付けられる取付部を有し、前記取付部、前記第1表示部、及び前記操作部の順に配置されている請求項1及び2のいずれか一項に記載の便器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は便器装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、従来の便器装置を開示している。この便器装置は、水洗式便器に設けられている。この便器装置は、複数の機能部、及び洗浄スイッチを備えている。複数の機能部は、便器洗浄機能部、電源機能部等である。洗浄スイッチは、便器洗浄機能部を操作する操作部を有している。洗浄スイッチは、水洗式便器の状態、つまり、電源投入されている状態であるか否か、節電制御を実行している状態であるか否か等を表示する表示部を有している。この便器装置は、洗浄スイッチに表示部を設けることにより、水洗式便器の状態を確認しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-43907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水洗式便器に設けられ、複数の機能部を備えた便器装置において、意匠性がよく、水洗式便器の状態を水洗式便器の使用者等がより確認しやすくすることが求められている。
【0005】
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、意匠性がよく、水洗式便器の状態をより確認しやすい便器装置を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の便器装置は、水洗式便器に設けられる便器装置であって、複数の機能部と、各前記機能部の少なくとも一つを操作する操作部を有する操作部ユニットと、を備えており、前記操作部ユニットは、前記操作部ユニットの側面に周方向に延びて設けられ、各前記機能部のいずれかの機能に基づく前記水洗式便器の状態を表示する第1表示部を有している。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1の便器装置を具備した水洗式便器を示す斜視図である。
実施形態1の便器装置を具備した水洗式便器の要部を示す斜視図である。
実施形態1の便器装置の構成を示すブロック図である。
実施形態1の操作部ユニットを示す斜視図である。
実施形態1の操作部ユニットを示す分解斜視図である。
実施形態1の操作部ユニットの要部を示す断面図である。
実施形態1の操作部ユニットの要部を示す斜視図である。
実施形態1の基板を示す左側面図である。
実施形態1の基盤を示す右側面図である。
実施形態1の窓部材を示す斜視図である。
実施形態1の窓部材を示す斜視図である。
実施形態1のクリーン機能部の泡洗浄機能を実行した際における第1表示部及び第2表示部の態様、及び鉢内照明の態様を示す表である。
実施形態1のクリーン機能部の泡洗浄機能を実行中に水洗式便器が使用されると判断された際における第1表示部及び第2表示部の態様、及び鉢内照明の態様を示す表である。
実施形態1のクリーン機能部のタンク内の洗剤切れした際の第1表示部の態様を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本開示の便器装置を具体化した実施形態1について、図面を参照しつつ説明する。
【0009】
<実施形態1>
実施形態1の便器装置5は、図1に示すように、水洗式便器1に設けられている。水洗式便器1は、便器本体3、及び便器装置5を具備している。便器本体3は、便鉢部3A、及び図示しない便器排水路を備えている。便器排水路は便鉢部3Aの下端部に連続している。
【0010】
説明の便宜上、トイレの床面に設置された水洗式便器1の上下方向を上下方向とし、便座に着座した水洗式便器1の使用者から見た左右方向を左右方向とし、便座に着座した水洗式便器1の使用者から見た前後方向を前後方向とする。各図に示す3次元の直交座標系において、X軸の正方向は「左方向」、X軸の負方向は「右方向」、Y軸の正方向は「前方向」、Y軸の負方向は「後方向」、Z軸の正方向は「上方向」、Z軸の負方向は「下方向」である。
(【0011】以降は省略されています)

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