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公開番号2024135620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046403
出願日2023-03-23
発明の名称シート搬送装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65H 5/00 20060101AFI20240927BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送ローラの外周面の異物を効果的に除去する。
【解決手段】 一端部が搬送ローラの外周面に当接して設けられて前記外周面に付着している異物を掻き取る清掃部材41と、清掃部材41の他端部側に延設されて清掃部材41を支持する支持部材42とを備え、前記搬送ローラは正回転および逆回転可能に設けられる。支持部材42は弾性部材で形成されて、弾性変形することにより清掃部材41を移動可能に支持する。前記搬送ローラの回転に伴って清掃部材41は所定範囲で移動可能であり、支持部材42は弾性変形して、前記搬送ローラの回転方向の転換に伴って清掃部材41とともに弾性復帰するように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一対の搬送ローラによりシートを所定の方向に搬送するシート搬送装置であって、
一端部が一方の前記搬送ローラの外周面に当接して設けられて前記外周面に付着している異物を掻き取る清掃部材と、
前記清掃部材の他端部側に延設されて前記清掃部材を支持する支持部材とを備え、
前記搬送ローラは正回転および逆回転可能に設けられ、
前記支持部材は弾性部材で形成されて、弾性変形することにより前記清掃部材を移動可能に支持しており、
前記搬送ローラの回転に伴って前記清掃部材は所定範囲で移動するとともに前記支持部材は弾性変形し、
前記搬送ローラの回転方向の転換に伴って前記支持部材が前記清掃部材とともに弾性復帰するように構成されたことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記清掃部材は、前記搬送ローラの回転軸の軸方向に沿う長尺の帯板状部材とされ、
前記軸方向に沿う前記清掃部材の長さは、搬送されるシートの前記軸方向に沿う長さより長いことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記清掃部材に対して、前記搬送ローラの正回転の回転方向の上流側には規制部材が配設され、
前記規制部材は、前記清掃部材に当接可能に備えられて、前記搬送ローラの逆回転時に前記清掃部材に当接して前記清掃部材の前記上流側への移動を規制するように設けられたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項4】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記清掃部材に対して、前記搬送ローラの正回転の回転方向の上流側にはシート状の補助部材が配設され、
前記補助部材は可撓性を有するとともに前記回転方向の下流側に傾倒した状態で支持されており、前記搬送ローラの回転停止時には変形して先端部側が前記清掃部材に密接状態で設けられ、
前記搬送ローラの正回転時には前記清掃部材の移動に伴って前記補助部材の先端部側が前記清掃部材の他端部寄りに位置し、
前記搬送ローラの逆回転時には前記清掃部材の移動に伴って前記補助部材の先端部側が前記清掃部材の他端部側から一端部側へと摺動して、前記清掃部材から異物を掻き取ることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記搬送ローラは、所定のタイミングで回転方向の転換を行うことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記清掃部材は弾性発泡体または不織布により形成されてなることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずか1つの請求項に記載のシート搬送装置を備える画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シート搬送装置およびそのシート搬送装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラムなどに形成されたトナー画像をシートに転写する際、シートをレジストローラで一旦保持し、感光体ドラムの回転タイミングに合わせてシートを転写ニップ部に搬送する。シートは、給紙部から引き出されて、シート搬送路を通じて搬送され、レジストローラを経由して、画像形成部へと送られる。このようなシートの搬送過程では、レジストローラ等のシート搬送ローラにはシートの紙粉が付着しやすい。シート搬送ローラに紙粉が付着したままであると、シートが紙粉で滑り搬送遅れが生じて画像形成の位置ずれが起こったり、紙粉がシートとともに画像形成部に送られたりして、トラブルの要因となる。そのため、長期使用に際しては定期的にサービスマンによる清掃やメンテナンスが必要となっていた。
【0003】
例えば特許文献1には、用紙搬送装置として、用紙搬送ローラに付着した紙粉を除去する第1および第2紙粉除去シートと、除去された紙粉を収容する紙粉受けとを備えた構成とすることが開示されている。第2紙粉除去シートは第1紙粉除去シートの下方に設けられており、第1および第2紙粉除去シートの先端はレジストローラ対の従動ローラに当接して設けられる。第1紙粉除去シートと従動ローラとに接するブラシローラは、堆積した紙粉をその回転により紙粉受けに送り込むものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-197215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来の用紙搬送装置の構成では、第1紙粉除去シートに対してブラシローラを離接可能および移動可能に設けていることから、ブラシローラの機構が複雑化し、ブラシローラおよび紙粉受けを設置するスペースが必要となって、装置の大型化やコストの増大は避けられないものとなる。
【0006】
本開示は、前記のような問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、装置の大型化を招くことなくコストを抑えて、搬送ローラに付着する紙粉等の異物を除去可能とするシート搬送装置およびそのシート搬送装置を備える画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するための本開示の解決手段は、一対の搬送ローラによりシートを所定の方向に搬送するシート搬送装置において、一端部が一方の前記搬送ローラの外周面に当接して設けられて前記外周面に付着している異物を掻き取る清掃部材と、前記清掃部材の他端部側に延設されて前記清掃部材を支持する支持部材とを備え、前記搬送ローラは正回転および逆回転可能に設けられ、前記支持部材は弾性部材で形成されて、弾性変形することにより前記清掃部材を移動可能に支持しており、前記搬送ローラの回転に伴って前記清掃部材は所定範囲で移動するとともに前記支持部材は弾性変形し、前記搬送ローラの回転方向の転換に伴って前記支持部材が前記清掃部材とともに弾性復帰するように構成されたことを特徴としている。
【0008】
また、前記構成を有するシート搬送装置において、前記清掃部材は、前記搬送ローラの回転軸の軸方向に沿う長尺の帯板状部材とされ、前記軸方向に沿う前記清掃部材の長さは、搬送されるシートの前記軸方向に沿う長さより長いことが好ましい。
【0009】
また、前記構成を有するシート搬送装置において、前記清掃部材に対して、前記搬送ローラの正回転の回転方向の上流側には規制部材が配設され、前記規制部材は、前記清掃部材に当接可能に備えられて、前記搬送ローラの逆回転時に前記清掃部材に当接して前記清掃部材の前記上流側への移動を規制するように設けられてもよい。
【0010】
また、前記構成を有するシート搬送装置において、前記清掃部材に対して、前記搬送ローラの正回転の回転方向の上流側にはシート状の補助部材が配設され、前記補助部材は可撓性を有するとともに前記回転方向の下流側に傾倒した状態で支持されており、前記搬送ローラの回転停止時には変形して先端部側が前記清掃部材に密接状態で設けられ、前記搬送ローラの正回転時には前記清掃部材の移動に伴って前記補助部材の先端部側が前記清掃部材の他端部寄りに位置し、前記搬送ローラの逆回転時には前記清掃部材の移動に伴って前記補助部材の先端部側が前記清掃部材の他端部側から一端部側へと摺動して、前記清掃部材から異物を掻き取るように構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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