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公開番号
2024135183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045745
出願日
2023-03-22
発明の名称
タイヤ組立体
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
5/00 20060101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約
【課題】 高負荷小径タイヤであってもロードノイズを低減し得るタイヤ組立体を提供する。
【解決手段】 本発明は、リム2と、リム2に装着された空気入りタイヤ3とのタイヤ組立体1である。リム2の外面2sと空気入りタイヤ3の内面3sとにより規定されるタイヤ内腔1cに、タイヤ周方向に延びる制音体9が設けられている。リム2のリム径RDは、18インチ以下である。空気入りタイヤ3のタイヤ断面幅SWに対する断面高さSHの比率SH/SWは、30%~45%である。タイヤ断面幅SWに対するリム2のリム幅RWの比率RW/SWは、78%~99%である。制音体9は、リム2の外面2sと空気入りタイヤ3の内面3sとの少なくとも一方に固着されたスポンジ材9aを含んでいる。スポンジ材9aの体積は、タイヤ内腔1cの全体積の0.4%以上である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リムと、前記リムに装着された空気入りタイヤとのタイヤ組立体であって、
前記リムの外面と前記空気入りタイヤの内面とにより規定されるタイヤ内腔に、タイヤ周方向に延びる制音体が設けられ、
前記リムのリム径RDは、18インチ以下であり、
前記空気入りタイヤのタイヤ断面幅SWに対する断面高さSHの比率SH/SWは、30%~45%であり、
前記タイヤ断面幅SWに対する前記リムのリム幅RWの比率RW/SWは、78%~99%であり、
前記制音体は、前記リムの前記外面と前記空気入りタイヤの前記内面との少なくとも一方に固着されたスポンジ材を含み、
前記スポンジ材の体積は、前記タイヤ内腔の全体積の0.4%以上である、
タイヤ組立体。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記リム径RDが、10インチ以上である、請求項1に記載のタイヤ組立体。
【請求項3】
前記スポンジ材の前記体積は、前記タイヤ内腔の前記全体積の20%以下である、請求項1に記載のタイヤ組立体。
【請求項4】
前記スポンジ材は、タイヤ周方向に部分的に設けられ、
前記スポンジ材が設けられたタイヤ周方向の角度の総和は、108~270°である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
【請求項5】
前記タイヤ断面幅SWに対する前記スポンジ材のタイヤ軸方向の幅Wの比率W/SWは、10%~70%である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
【請求項6】
前記スポンジ材のタイヤ半径方向の最大高さは、30mm以下である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
【請求項7】
前記スポンジ材の硬さは、10~250Nである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
【請求項8】
前記スポンジ材の引張強さは、70kPa以上である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
【請求項9】
前記スポンジ材の比重は、0.014~0.052である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
【請求項10】
低床小型バスに用いられる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リムと、リムに装着された空気入りタイヤとのタイヤ組立体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、リムの外面と空気入りタイヤの内面とにより規定されるタイヤ内腔に、タイヤ周方向に延びる制音体が設けられたタイヤ組立体が知られている。例えば、下記特許文献1は、特定のスポンジ材を用いた制音体をタイヤ内腔に配することで、走行中のロードノイズを低減させた空気入りタイヤとリムとの組立体を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-306302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の組立体は、一般的な乗用車用タイヤとして用いられることを想定したものであり、低床小型バス等に用いられる高負荷小径タイヤを対象とするものではなかった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、高負荷小径タイヤであってもロードノイズを低減し得るタイヤ組立体を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、リムと、前記リムに装着された空気入りタイヤとのタイヤ組立体であって、前記リムの外面と前記空気入りタイヤの内面とにより規定されるタイヤ内腔に、タイヤ周方向に延びる制音体が設けられ、前記リムのリム径RDは、18インチ以下であり、前記空気入りタイヤのタイヤ断面幅SWに対する断面高さSHの比率SH/SWは、30%~45%であり、前記タイヤ断面幅SWに対する前記リムのリム幅RWの比率RW/SWは、78%~99%であり、前記制音体は、前記リムの前記外面と前記空気入りタイヤの前記内面との少なくとも一方に固着されたスポンジ材を含み、前記スポンジ材の体積は、前記タイヤ内腔の全体積の0.4%以上である、タイヤ組立体である。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤ組立体は、上述の構成を備えることにより、高負荷小径タイヤであってもロードノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のタイヤ組立体の一実施形態を示す断面図である。
本実施形態の空気入りタイヤの断面図である。
タイヤ組立体のタイヤ赤道における端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の正規状態のタイヤ組立体1を示すタイヤ子午線断面図である。ここで、「正規状態」とは、リム2に空気入りタイヤ3が装着され、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、タイヤ組立体1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
【0010】
「正規内圧」は、空気入りタイヤ3が基づいている規格を含む規格体系が有る場合、各規格がタイヤ毎に定める空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。「正規内圧」は、空気入りタイヤ3が基づいている規格を含む規格体系が無い場合、メーカー等がタイヤ毎に定める空気圧である。
(【0011】以降は省略されています)
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