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公開番号
2024134544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2024043467
出願日
2024-03-19
発明の名称
油脂の延命再生方法及び延命再生装置
出願人
株式会社いまばやし
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11B
13/00 20060101AFI20240926BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】油脂を延命・再生する方法及び装置を提供すること。
【解決手段】油脂を適宜の方法によって加熱し、当該油脂中に含まれる遊離脂肪酸、重合物などの極性化合物及び/又は水分を気化させること。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
油脂を適宜の方法によって加熱し、少なくとも当該油脂中に含まれる遊離脂肪酸、重合物などの極性化合物及び水分のいずれか又はすべてを気化させることを特徴とする油脂の延命再生方法。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記油脂の加熱は、所定の温度に達した過熱水蒸気との接触によって行う請求項1に記載の油脂の延命再生方法。
【請求項3】
過熱水蒸気と油脂との接触は、前記過熱水蒸気のバブリングによって行う請求項2に記載の油脂の延命再生方法。
【請求項4】
前記バブリングは、140℃以上に加熱した前記過熱水蒸気によって行う請求項3に記載の油脂の延命再生方法。
【請求項5】
前記バブリングは、180℃~400℃に加熱した前記過熱水蒸気によって行う請求項3に記載の油脂の延命再生方法。
【請求項6】
前記バブリングは、200℃~380℃に加熱した前記過熱水蒸気によって行う請求項3に記載の油脂の延命再生方法。
【請求項7】
油脂との接触にあたって前記過熱水蒸気を極小バブル状に形成したものをノズルから噴射してバブリングを行う請求項3~6のいずれかに記載の油脂の延命再生方法。
【請求項8】
処理対象の油脂を適宜の方法によって攪拌しながら前記過熱水蒸気をバブリングして行う請求項3~7のいずれかに記載の油脂の延命再生方法。
【請求項9】
前記攪拌は、遠心分離によって行う請求項8に記載の油脂の延命再生方法。
【請求項10】
遠心分離によって処理対象の油脂中に含まれる不純物を除去する請求項1~9のいずれかに記載の油脂の延命再生方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油脂の延命再生方法及び延命再生装置に関し、特に、過熱水蒸気によるバブリングその他の方法により油脂中に含まれる極性化合物や水分を気化・除去して油を再生する方法に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入した揚げ物を食べた際、あるいは飲食店で揚げ物を注文して食べた際に、油臭いと感じたり、食べたあとで胃がもたれるような感覚になることがある。これは、劣化した油脂で調理されたものを食べた結果である。
【0003】
油は、光、空気、熱などの外的要因によって酸化し、油脂が酸化すると嫌な臭いが発生したり、色が濃くなったり、粘度が増加するなどの現象を生じる。
【0004】
このとき、酸化の程度によっては、風味を損なうだけでなく、時として食中毒を引き起こす要因になることさえある。
【0005】
この点に関して、食品衛生法においても、即席めん類(めん類を油脂で処理したもの)については「酸価(AV)3を超えないこと、又は、過酸化物価(POV)30を超えないこと」、油菓子(油脂分10%以上)については「酸価(AV)3を超えないこと、かつ、過酸化物価(POV)30を超えないこと」及び「酸価(AV)5を超えないこと、又は、過酸化物価(POV)50を超えないこと」など、一般的に酸価・過酸化物価に基づく厳しい準則が設けられているところである。
【0006】
そもそも油の劣化という現象は、主に、油を使って調理する際などにその主成分である脂肪酸が酸素と結合して酸化した状態のことをいい、不飽和脂肪酸は酸化すると過酸化物となり、過酸化物が分解すると遊離脂肪酸・重合物・カルボニル化合物、エポキシドとなって、分解物の中には強い毒性を有する物も含まれるようになる。
【0007】
そして、過酸化物の分解は、100℃以上で急速に進行するという性質を有する。
【0008】
油脂の物性値を表す指標としては、酸価、過酸化物価、極性化合物量(PC)、粘度、色価、臭気が考えられる。
【0009】
この点に関して、油脂の酸化の程度を示す指標としては、酸価と過酸化物価が広く知られている。
【0010】
油脂は酸化によって、油脂から過酸化物へ、過酸化物からさらに分解物へと変化していくところ、この過酸化物の量を示すのが過酸化物価であり、さらに分解して生成された脂肪酸の量を示すものが酸価である。
(【0011】以降は省略されています)
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