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公開番号2024134424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044722
出願日2023-03-20
発明の名称回転装置
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G01D 5/245 20060101AFI20240926BHJP(測定;試験)
要約【課題】回転検出器を用いるうえで、低コスト化を図ることができる回転装置を提供する。
【解決手段】回転体40と、回転体40の回転を検出する回転検出器42と、を備える回転装置であって、回転体40には、被噛合部材54と噛み合う複数の歯部50からなる歯群52が形成され、回転検出器42は、歯部50を検出することで、回転体40の回転を検出する。歯部50は、被噛合部材54と噛み合う噛合部60と、噛合部60から軸方向に延長された延長部62と、を備え、回転検出器42は、延長部62を検出することで、回転体40の回転を検出してもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
回転体と、
前記回転体の回転を検出する回転検出器と、を備える回転装置であって、
前記回転体には、被噛合部材と噛み合う複数の歯部からなる歯群が形成され、
前記回転検出器は、前記歯部を検出することで、前記回転体の回転を検出する回転装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記歯部は、前記被噛合部材と噛み合う噛合部と、前記噛合部から軸方向に延長された延長部と、を備え、
前記回転検出器は、前記延長部を検出することで、前記回転体の回転を検出する請求項1に記載の回転装置。
【請求項3】
前記歯群は、ブレーキロータと前記回転体をスプライン連結するスプラインを構成する請求項1に記載の回転装置。
【請求項4】
前記回転検出器は、前記歯部を検出するセンサ部を備え、
前記センサ部は、前記歯群と径方向に対向して配置される請求項1に記載の回転装置。
【請求項5】
前記回転検出器は、前記歯部を検出するセンサ部を備え、
前記センサ部は、前記歯群と軸方向に対向して配置される請求項1に記載の回転装置。
【請求項6】
第1回転体及び第2回転体と、
前記第1回転体及び前記第2回転体の一方の回転を変速して他方に伝達する歯車機構と、
前記第1回転体の回転を検出する第1回転検出器と、を備え、
前記第1回転体には複数の歯部からなる歯群が形成され、
前記第1回転検出器は、前記第1回転体における前記歯部を検出することで、前記第1回転体の回転を検出する回転装置。
【請求項7】
前記第2回転体の回転を検出する第2回転検出器を備え、
前記第2回転体には複数の歯部からなる歯群が形成され、
前記第2回転検出器は、前記第2回転体における前記歯部を検出することで、前記第2回転体の回転を検出する請求項6に記載の回転装置。
【請求項8】
前記第1回転体における前記歯群の歯底円の直径は、前記第2回転体に外接する最大径の外接円の直径よりも大きくなる請求項6に記載の回転装置。
【請求項9】
前記歯群は、共通の前記回転体に形成され互いに歯数の異なる多歯歯群及び少歯歯群を含み、
前記回転検出器は、前記多歯歯群及び前記少歯歯群それぞれの歯部を個別に検出することで、前記回転体の絶対位置を検出する請求項1または6に記載の回転装置。
【請求項10】
前記歯群は、インクリメンタル信号を生成するための歯群本体部と、原点信号を生成するための原点信号生成部と、を備える請求項1または6に記載の回転装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、回転装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、回転体と、回転体の回転を検出する回転検出器とを備える回転装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-142033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の回転検出器は、回転体に取り付けられるターゲット部材(エンコーダディスク)を検出ターゲットとして検出することで、回転体の回転を検出している。磁気式エンコーダディスク、光学式エンコーダディスク等のターゲット部材は、通常、製造コストが非常に高価であり、回転装置の高コスト化の原因となる。
【0005】
そこで、本開示の目的の1つは、回転検出器を用いるうえで、低コスト化を図ることができる回転装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様の回転装置は、回転体と、前記回転体の回転を検出する回転検出器と、を備える回転装置であって、前記回転体には、被噛合部材と噛み合う複数の歯部からなる歯群が形成され、前記回転検出器は、前記歯部を検出することで、前記回転体の回転を検出する。
【0007】
本開示の他の態様の回転装置は、高速回転体及び低速回転体と、前記高速回転体の高速回転及び前記低速回転体の低速回転の一方の回転を他方の回転に変換する歯車機構と、前記高速回転体及び前記低速回転体の一方となる第1回転体の回転を検出する第1回転検出器と、を備え、前記第1回転体には複数の歯部からなる歯群が形成され、前記第1回転検出器は、前記第1回転体における前記歯部を検出することで、前記第1回転体の回転を検出する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の回転装置によれば、回転検出器を用いるうえで、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の回転装置の部分断面を示す側面図である。
図1の拡大図である。
図1のA-A断面図である。
第1実施形態の回転検出器を周辺構成とともに模式的に示す構成図である。
第1実施形態の検出信号、インクリメンタル信号の一例を示す波形図である。
第2実施形態の回転装置の一部を図2と同じ視点から見た図である。
第3実施形態の回転装置を示す側面断面図である。
図7の拡大図である。
第3実施形態の各回転検出器を周辺構成とともに模式的に示す構成図である。
第4実施形態の第1回転検出器を周辺構成とともに模式的に示す構成図である。
第4実施形態の第1回転検出器により検出されるインクリメンタル信号の一例を示す波形図である。
第5実施形態の第1回転検出器を周辺構成とともに模式的に示す構成図である。
第6実施形態の第1回転検出器を周辺構成とともに模式的に示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の回転装置を実施するための実施形態を説明する。同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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