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公開番号
2024134413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044705
出願日
2023-03-20
発明の名称
表示装置
出願人
船井電機株式会社
代理人
個人
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20240926BHJP(光学)
要約
【課題】前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この表示装置100は、表示パネル1と、バックライト部2と、リアフレーム3とを備える。バックライト部2は、光学部材21と光源部23とを含み、光源部23は、前後方向において光学部材21と第1距離D1だけ離間した位置に配置された第1光源部231と、前後方向において光学部材21と第1距離D1より小さい距離である第2距離D2だけ離間した位置に配置された第2光源部232とを有する。リアフレーム3は、光学部材21と対向するように設けられ、第1光源部231が配置される第1前面31と、第2光源部232が配置される第2前面32とを有する。第2前面32は、第1前面31よりも光学部材21に近い位置に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
表示面を有する表示パネルと、
前記表示パネルの背面から前記表示パネルに光を照射するバックライト部と、
前記バックライト部を背面側から覆うリアフレームと、を備え、
前記バックライト部は、光を発する光源部と、前記光源部からの光を前記表示パネルの背面全体に拡散させるシート状の光学部材と、を含み、
前記光源部は、前後方向において前記光学部材と第1距離だけ離間した位置に配置され、光を配光する第1レンズが設けられた第1光源部と、前後方向において前記光学部材と前記第1距離より小さい距離である第2距離だけ離間した位置に配置され、前記第1レンズとは異なる特性により光を配光する第2レンズが設けられた第2光源部と、を有し、
前記リアフレームは、前記光学部材と対向するように設けられ、前記第1光源部が配置される第1前面と、前記第2光源部が配置される第2前面とを有し、
前記第2前面は、前記第1前面よりも前記光学部材に近い位置に配置されている、表示装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記第2レンズは、前記第1レンズよりも、光をより拡散させるように構成されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記リアフレームは、前記第1前面と前記第2前面との境界に段差部が設けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記リアフレームの前記第2前面に対応する背面に配置される構成部品と、
前記構成部品を背面側から覆うリアカバーと、をさらに備える、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記構成部品は、前記表示パネルおよび前記バックライト部に電力を供給する電源基板と、前記表示パネルおよび前記バックライト部の制御を行う制御基板と、スピーカとのうち少なくとも1つを含む、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記リアカバーは、背面が前記リアフレームの前記第1前面に対応する背面と略面一になるように配置された状態で、前記構成部品を背面側から覆うように構成されている、請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1光源部および前記第2光源部は、各々、光を発する発光素子と、複数の前記発光素子が配置される光源基板とを有し、
前記バックライト部は、前記光源部からの光を前記表示パネル側に反射するシート状の反射部材を含み、
前記第2光源部に設けられた前記光源基板、および、前記第2前面の前後方面における前方に配置された前記反射部材の少なくとも一方には、光の反射を抑制するための光反射抑制部が設けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記リアフレームの、前記第2前面は、前記リアフレームのうちの、上下方向における下方部分、および、左右方向における両端部分の少なくとも一方に配置されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記バックライト部は、前記光源部と前記光学部材との距離を均一に保つための柱状スペーサ部材を含み、
前記柱状スペーサ部材は、前記第1前面に配置される第1柱状スペーサ部材と、前記第2前面に配置される第2柱状スペーサ部材とを有し、
前記第1柱状スペーサ部材は、前記第2柱状スペーサ部材よりも前後方向の長さが長く形成されている、請求項1に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、表示装置に関し、特に、バックライト部を備える表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、バックライト部を備える表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、表示面を有する表示パネルと、表示パネルの背面から表示パネルに光を照射するバックライト部と、バックライト部の背面に位置するリアフレームと、を備えるテレビジョン受像機(表示装置)が開示されている。このテレビジョン受像機では、バックライト部は、表示パネルに対して略均一の距離だけ離間して配置され、リアフレームの前面に固定された複数の光源を含んでいる。また、このテレビジョン受像機では、リアフレームの背面に、表示パネルおよびバックライト部を制御するメイン回路基板が配置されている。また、メイン回路基板の背面の全面は、筐体であるリアカバーにより覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-021061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたバックライト部を備えるテレビジョン受像機(表示装置)では、複数の光源が前面に固定されるリアフレームの背面に各部を制御するメイン回路基板が配置され、メイン回路基板が配置されたリアフレームの背面の全面が筐体であるリアカバーにより覆われる。このため、リアフレームの背面にメイン回路基板を配置する分だけ、テレビジョン受像機(表示装置)の前後方向の厚さが大きくなるという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することが可能な表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置は、表示面を有する表示パネルと、表示パネルの背面から表示パネルに光を照射するバックライト部と、バックライト部を背面側から覆うリアフレームと、を備え、バックライト部は、光を発する光源部と、光源部からの光を表示パネルの背面全体に拡散させるシート状の光学部材と、を含み、光源部は、前後方向において光学部材と第1距離だけ離間した位置に配置され、光を配光する第1レンズが設けられた第1光源部と、前後方向において光学部材と第1距離より小さい距離である第2距離だけ離間した位置に配置され、第1レンズとは異なる特性により光を配光する第2レンズが設けられた第2光源部と、を有し、リアフレームは、光学部材と対向するように設けられ、第1光源部が配置される第1前面と、第2光源部が配置される第2前面とを有し、第2前面は、第1前面よりも光学部材に近い位置に配置されている。
【0008】
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、リアフレーム3は、光学部材と第1距離だけ離間した第1光源部が配置される第1前面と、光学部材と第2距離だけ離間した第2光源部が配置される第2前面とを有し、第2前面は、第1前面よりも光学部材に近い位置に配置されている。これにより、リアフレームの第2前面を第1前面よりも光学部材に近づく方向の前方側に配置することができるので、リアフレームの第2前面に対応する背面側に、必要な部材を配置するためのスペースを確保することができる。これにより、リアフレームの第2前面に対応する背面側に、各部の制御を行う制御部やスピーカなどの必要な部材を配置することができる。その結果、必要な部材を配置するためのスペースがリアフレームの前後方向の厚さよりも著しく大きくなり、表示パネルに沿った面から表示装置の前後方向における後方への突出部ができるのを抑制することができるので、表示装置の前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することができる。これにより、表示装置を梱包して搬送または保管する場合に、梱包の前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することができるので、表示装置の搬送時または保管時において省スペース化を図ることができる。また、第1光源部に光を配光する第1レンズを設け、第2光源部に第1レンズとは異なる特性により光を配光する第2レンズを設ける。これにより、光源部と光学部材との距離に応じて、光源部から光を配光することができるので、光学部材との距離が互いに異なる光源部から照射する光により表示パネルに輝度むらが生じるのを抑制することができる。
【0009】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、第2レンズは、第1レンズよりも、光をより拡散させるように構成されている。このように構成すれば、光学部材に近い位置に配置された第2光源部からの光を第2レンズにより広い角度に拡散させることができる。これにより、光学部材に近い位置の第2光源部から照射される光が拡散しないで表示パネルの一部に集中して照射されるのを抑制することができるので、第2光源部の直上の表示パネルの一部の輝度が過度に大きくなることに起因して表示パネルの画面上に輝度むらが発生するのを抑制することができる。
【0010】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、リアフレームは、第1前面と第2前面との境界に段差部が設けられている。このように構成すれば、第1前面と第2前面とをなだらかな面により接続する場合と異なり、第2前面と第1前面とを接続する面の前後方向から見た平面積を小さくすることができる。これにより、背面側にスペースを確保することが可能な第2前面を大きくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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