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公開番号2024156350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070732
出願日2023-04-24
発明の名称照射ユニット
出願人株式会社エンプラス
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G02B 3/00 20060101AFI20241029BHJP(光学)
要約【課題】複数の発光チップを有する照射ユニットであって、輝度をより向上させうる照射ユニットを提供すること。
【解決手段】本発明の照射ユニットは、基板上に配置された複数の発光チップと、前記複数の発光チップを封止する封止材とを含む発光素子と、前記複数の発光チップにそれぞれ対応する複数の第1レンズユニットを含むレンズアレイと、を有する。平面視したときに、前記複数の第1レンズユニットのうち少なくとも一部の第1レンズユニットは、当該第1レンズユニットの中心軸が、前記複数の発光チップのうちの当該第1レンズユニットに対応する発光チップの光軸よりも前記発光素子の中心側に位置するように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基板上に配置された複数の発光チップと、前記複数の発光チップを封止する封止材とを含む発光素子と、
前記複数の発光チップにそれぞれ対応する複数の第1レンズユニットを含むレンズアレイと、
を有し、
前記複数の第1レンズユニットのうち少なくとも一部の第1レンズユニットは、当該第1レンズユニットの中心軸が、前記複数の発光チップのうちの当該第1レンズユニットに対応する発光チップの光軸よりも前記発光素子の中心側に位置するように配置されている、
照射ユニット。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
全ての前記第1レンズユニットは、当該第1レンズユニットの中心軸が、当該第1レンズユニットに対応する前記発光チップの光軸よりも前記発光素子の中心側に位置するように配置されている、請求項1に記載の照射ユニット。
【請求項3】
前記複数の発光チップおよび前記複数の第1レンズユニットは、それぞれ、矩形格子状に配置されている、請求項1に記載の照射ユニット。
【請求項4】
前記複数の第1レンズユニットのうち前記発光素子の中心から最も離れた前記第1レンズユニットにおける前記中心軸と前記光軸の間隔は、前記複数の第1レンズユニットのうち前記発光素子の中心に最も近い前記第1レンズユニットにおける前記中心軸と前記光軸の間隔よりも大きい、請求項1に記載の照射ユニット。
【請求項5】
前記レンズアレイは、平面視したときに前記複数の発光チップよりも外側に位置するように配置された少なくとも1つの第2レンズユニットをさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の照射ユニット。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第2レンズユニットは、複数の第2レンズユニットであり、
前記複数の第2レンズユニットの入射面および出射面の形状は、前記複数の第1レンズユニットの入射面および出射面の形状と同じである、
請求項5に記載の照射ユニット。
【請求項7】
前記少なくとも1つの第2レンズユニットの少なくとも一部は、平面視したときに前記封止材の外縁上または前記外縁よりも外側に位置するように配置されている、請求項5に記載の照射ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照射ユニットに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、大光量が求められる照射ユニットにおいて、光源として複数の発光チップを含むチップオンボード(COB)型の発光素子が用いられることがある。このような複数の発光チップを有する照射ユニットでは、所期の配光を実現するために、複数の発光チップのそれぞれに対応するように複数のレンズを配置することがある。
【0003】
たとえば、特許文献1には、基板と、基板の上に配列された複数の発光チップ(半導体レーザーまたは発光ダイオード)と、複数の発光チップの上に配置された蓋体とを有する照射ユニット(発光装置)が開示されている(特許文献1の図5参照)。蓋体は、光透過性の材料で一体的に形成されており、発光チップと同数のレンズを含んでいる。複数のレンズは、それぞれ対応する発光チップの直上に配置されており、発光チップから出射された光を平行化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-042147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の照射ユニットでは、発光チップの光軸とレンズの中心軸とが一致するように複数の発光チップの上に複数のレンズを配置することで複数の発光チップから出射された光を平行化して、照射ユニットから出射される光の輝度を向上させている。しかしながら、照射ユニットの用途によっては、より高い輝度が求められることがある。
【0006】
本発明の目的は、複数の発光チップを有する照射ユニットであって、輝度をより向上させうる照射ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]基板上に配置された複数の発光チップと、前記複数の発光チップを封止する封止材とを含む発光素子と、前記複数の発光チップにそれぞれ対応する複数の第1レンズユニットを含むレンズアレイと、を有し、前記複数の第1レンズユニットのうち少なくとも一部の第1レンズユニットは、当該第1レンズユニットの中心軸が、前記複数の発光チップのうちの当該第1レンズユニットに対応する発光チップの光軸よりも前記発光素子の中心側に位置するように配置されている、照射ユニット。
[2]全ての前記第1レンズユニットは、当該第1レンズユニットの中心軸が、当該第1レンズユニットに対応する前記発光チップの光軸よりも前記発光素子の中心側に位置するように配置されている、[1]に記載の照射ユニット。
[3]前記複数の発光チップおよび前記複数の第1レンズユニットは、それぞれ、矩形格子状に配置されている、[1]または[2]に記載の照射ユニット。
[4]前記複数の第1レンズユニットのうち前記発光素子の中心から最も離れた前記第1レンズユニットにおける前記中心軸と前記光軸の間隔は、前記複数の第1レンズユニットのうち前記発光素子の中心に最も近い前記第1レンズユニットにおける前記中心軸と前記光軸の間隔よりも大きい、[1]~[3]のいずれか一項に記載の照射ユニット。
[5]前記レンズアレイは、平面視したときに前記複数の発光チップよりも外側に位置するように配置された少なくとも1つの第2レンズユニットをさらに含む、[1]~[4]のいずれか一項に記載の照射ユニット。
[6]前記少なくとも1つの第2レンズユニットは、複数の第2レンズユニットであり、前記複数の第2レンズユニットの入射面および出射面の形状は、前記複数の第1レンズユニットの入射面および出射面の形状と同じである、[5]に記載の照射ユニット。
[7]前記少なくとも1つの第2レンズユニットの少なくとも一部は、平面視したときに前記封止材の外縁上または前記外縁よりも外側に位置するように配置されている、[1]または[6]に記載の照射ユニット。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の発光チップを有する照射ユニットであって、輝度をより向上させうる照射ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る照射ユニットの平面図である。
図2は、実施の形態に係る照射ユニットの断面図である。
図3は、実施の形態に係る照射ユニットの部分拡大断面図である。
図4Aは、実施の形態に係るレンズアレイの平面図であり、図4Bは、レンズアレイの底面図である。
図5Aは、実施の形態に係るレンズアレイの正面図であり、図5Bは、図4AのB-B線の断面図であり、図5Bは、図4AのC-C線の断面図である。
図6は、実施の形態に係る照射ユニットにおける、第1レンズユニットの中心軸と、発光チップの光軸との関係を示す平面図である。
図7は、第1変形例に係る照射ユニットのレンズアレイの部分拡大平面図である。
図8は、第1変形例に係る照射ユニットにおける、第1レンズユニットの中心軸と、発光チップの光軸との関係を示す平面図である。
図9は、第2変形例に係る照射ユニットのレンズアレイの部分拡大平面図である。
本実施の形態、第1変形例、第1比較例および第2比較例に係る照射ユニットの輝度分布を示すグラフである。
図11Aは、波長が270nmの場合の照射ユニットの輝度分布であり、図11Bは、波長が420nmの場合の照射ユニットの輝度分布であり、図11Cは、波長が640nmの場合の照射ユニットの輝度分布であり、図11Dは、波長が900nmの場合の照射ユニットの輝度分布である。
図12Aは、各波長における輝度分布を示すグラフであり、図12Bは、各波長における正規化した輝度分布を示すグラフである。
図13Aは、第3変形例に係るレンズアレイの部分拡大平面図であり、図13Bは、第4変形例に係るレンズアレイの部分拡大平面図である。
図14Aは、第5変形例に係るレンズアレイの部分拡大平面図であり、図14Bは、第6変形例に係るレンズアレイの部分拡大平面図である。
図15は、第7変形例に係るレンズアレイの部分拡大平面図である。
図16は、第3変形例~第7変形例に係る照射ユニットの輝度分布を示すグラフである。
図17Aは、第8変形例に係るレンズアレイの平面図であり、図17Bは、図17AのD-D線の断面図であり、図17Cは、図17AのE-E線の断面図である。
図18Aは、第8変形例に係るレンズアレイの平面図であり、図18Bは、図18AのF-F線の断面図であり、図18Cは、図18AのG-G線の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態に係る照射ユニットについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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