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公開番号2024134011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044075
出願日2023-03-20
発明の名称床暖房パネルの施工状況の確認方法
出願人大阪瓦斯株式会社
代理人個人
主分類E04G 21/18 20060101AFI20240926BHJP(建築物)
要約【課題】床暖房パネルを施工した状態において、熱媒体通流管の配設位置、及び、小根太の配設位置を特定して、床暖房パネルの施工状況を簡易に確認する。
【解決手段】床暖房パネル1を床下地に敷設し、床暖房パネル1の表面側に床仕上げ材9を敷設して、釘及びビスを用いて床暖房パネル1及び床仕上げ材9を固定する床暖房パネルの施工を行った状態において、パネル探知機を用いて床暖房パネル1の配設位置及び床暖房パネル1の大きさを特定するパネル特定工程と、パネル特定工程にて特定した床暖房パネル1の大きさに応じて、床仕上げ材9の上部に、熱媒体通流管2の配設位置及び小根太4の配設位置を表示させる表示工程と、表示工程により、熱媒体通流管2の配設位置及び小根太4の配設位置が表示された状態において、釘及びビスを探知する釘・ビス探知機を用いて釘の配設位置及びビスの配設位置を特定する釘・ビス特定工程とを行う。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
熱媒体通流管が配設されたパネル基材と小根太とが並ぶ状態で備えられ、パネル基材の表面側にパネル基材と小根太とに亘って配設される均熱体が配設された床暖房パネルが設けられ、
その床暖房パネルを床下地に敷設し、床暖房パネルの表面側に床仕上げ材を敷設して、釘及びビスを用いて床暖房パネル及び床仕上げ材を固定する床暖房パネルの施工を行った状態において、
パネル探知機を用いて床暖房パネルの配設位置及び床暖房パネルの大きさを特定するパネル特定工程と、
そのパネル特定工程にて特定した床暖房パネルの大きさに応じて、床仕上げ材の上部に、熱媒体通流管の配設位置及び小根太の配設位置を表示させる表示工程と、
その表示工程により、熱媒体通流管の配設位置及び小根太の配設位置が表示された状態において、釘及びビスを探知する釘・ビス探知機を用いて釘の配設位置及びビスの配設位置を特定する釘・ビス特定工程とを行う床暖房パネルの施工状況の確認方法。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記熱媒体通流管の配設位置及び前記小根太の配設位置が表示されたシート体が、床暖房パネルの大きさに応じて複数備えられ、
前記表示工程では、床暖房パネルの大きさに応じて、複数のシート体から選択された選択シート体を床仕上げ材の上部に敷設することで、床仕上げ材の上部に、熱媒体通流管の配設位置及び小根太の配設位置を表示させている請求項1に記載の床暖房パネルの施工状況の確認方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床暖房パネルを施工した状態で床暖房パネルの施工状況を確認する床暖房パネルの施工状況の確認方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
上記のような床暖房パネルは、熱媒体通流管が配設されたパネル基材と小根太とが並べる状態で備えられ、パネル基材の表面側にパネル基材と小根太とに亘って配設される均熱体が配設されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
この床暖房パネルを施工する際には、床下地上に床暖房パネルを敷設し、その床暖房パネルの表面側に床仕上げ材を敷設している。小根太の固定方法としては、特許文献2に記載の如く、小根太を床下地に固定するビスを打ち込むことで、小根太を床下地に固定している。床仕上げ材の固定方法としては、特許文献1に記載の如く、均熱体において、小根太に相当する部位が取り除かれ、小根太の上面に接着剤を介在させて、その接着剤によって床仕上げ材を小根太に固定している。また、特許文献2に記載の如く、接着剤による固定に加えて、床仕上げ材の継ぎ目部において、小根太を貫通するように釘を打ち込むことで、床仕上げ材を固定するようにしているものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-21638号公報
特開2021-156451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
床暖房パネルを施工した状態において、床暖房パネル上に敷設される床仕上げ材を踏んだ際に音が鳴る「踏み鳴り」が発生する不具合が生じることがある。このときの発生原因としては、小根太上に固定される床仕上げ材の継ぎ目部に打ち込まれる釘の影響や、床暖房パネルを床下地に固定するために小根太を貫通するように打ち込まれるビスの影響が考えられる。
【0006】
また、他の不具合として、ドアストッパー固定用のビスを誤って床暖房パネルの熱媒体通流管の配設位置に打ち込んだり、床仕上げ材の継ぎ目部に打ち込む釘を誤って床暖房パネルの熱媒体通流管の配設位置に打ち込むことで、熱媒体通流管に孔が空き、熱媒体が漏水する等の不具合が生じる可能性もある。
【0007】
そこで、床暖房パネルを施工した状態において、釘やビスの打ち込み箇所が所望箇所となっているか否かを確認することが求められている。床暖房パネルの配設位置については、例えば、金属探知機等を用いて特定することができるものの、釘やビスの打ち込み箇所が所望箇所となっているか否かを確認するためには、配設位置を特定した床暖房パネルにおいて、更に、熱媒体通流管の配設位置、及び、小根太の配設位置も特定することが必要となる。
【0008】
従来、熱媒体通流管の配設位置、及び、小根太の配設位置も特定するために、例えば、作業者は、床暖房パネルの外形から床暖房パネルの仕様図を見てメジャー計測しながら、熱媒体通流管の配設位置、及び、小根太の配設位置の特定を行っている。しかしながら、この作業は、手間のかかる煩雑な作業となっている。
【0009】
ちなみに、特許文献1や特許文献2では、均熱体において、小根太に相当する部位を取り除くことで、小根太の配設位置を特定することができるものの、あくまで、床仕上げ材を敷設していない状態での小根太の配設位置の特定であり、床仕上げ材を敷設した状態では小根太の配設位置を特定することができない。
【0010】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、床仕上げ材を敷設して床暖房パネルを施工した状態において、熱媒体通流管の配設位置、及び、小根太の配設位置を特定して、床暖房パネルの施工状況を簡易に確認することができる床暖房パネルの施工状況の確認方法を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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