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公開番号
2024154096
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067722
出願日
2023-04-18
発明の名称
制御装置、燃料電池ユニット、床暖房ユニット、及びガス供給制御システム
出願人
大阪瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
F24D
3/00 20220101AFI20241023BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】漏洩検知機能を有するガス供給制御システムの大規模化を回避しつつ、漏洩の誤検知の回避と快適性の維持との両立を図ることができる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置10は、漏洩検知部41を有するガス供給制御システム100に用いられる。制御装置10は、停止時間帯決定部と床暖予備暖房部と熱源機停止部とを備える。停止時間帯決定部は、需要家宅での消費電力を少なくとも計測する電力計測部301の計測結果を基に、所定期間内の一の日においてガス停止状態が実現される時間帯である停止時間帯を決定する。床暖予備暖房部は、一の日の停止時間帯の到来前に、温水HWの床暖房ユニット3への給湯を行い、需要家宅の床を暖めておく予備暖房を行わせる。熱源機停止部は、一の日の停止時間帯に渡って少なくとも燃料電池ユニット1を停止状態にする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス供給源から需要家宅に供給されるガス流の流量が一定時間以上継続して基準値以下であるガス停止状態、が所定期間に一度も又は所定回数以下しか検知されない場合に、前記ガス流の漏洩が発生していると判断する漏洩検知部、を有するガス供給制御システムに用いられる制御装置であって、
前記ガス供給制御システムは、
前記ガス流の一部を利用して発電を行い、前記需要家宅において消費される消費電力の一部となる第1発電電力及び前記需要家宅で利用される温水の給湯のための給湯用熱の一部となる第1熱を発生させる燃料電池ユニットと、
前記温水の給湯を受け、前記需要家宅の床を暖める床暖房を行う床暖房ユニットと、を更に有し、
前記制御装置は、
前記需要家宅での少なくとも消費電力を計測する電力計測部の計測結果を基に、前記所定期間内の一の日において前記ガス停止状態が実現される時間帯である停止時間帯を決定する停止時間帯決定部と、
前記一の日の前記停止時間帯の到来前に、前記温水の前記床暖房ユニットへの給湯を開始することで前記需要家宅の前記床を予め暖めておく予備暖房、を行わせる床暖予備暖房部と、
前記一の日の前記停止時間帯に渡って前記燃料電池ユニットを停止状態にする熱源機停止部と、を備える、
制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ガス供給制御システムは、前記ガス流の前記一部以外の部分である部分ガス流の少なくとも一部を利用して、前記給湯用熱の他の一部となる第2熱を発生させ得る補助熱源機を更に有し、
前記熱源機停止部は、前記一の日の前記停止時間帯に渡って前記補助熱源機を更に停止状態にする、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記停止時間帯決定部は、前記一の日のうち、前記消費電力が他の時間帯より低くなる時間帯を前記停止時間帯に決定する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記需要家宅には、前記ガス供給制御システム、及び前記消費電力の他の一部となる第2発電電力を発生させるソーラ発電ユニット、が設けられており、
前記電力計測部は、前記第1発電電力及び前記第2発電電力を更に計測し、
前記停止時間帯決定部は、前記一の日のうち、前記第1発電電力及び前記第2発電電力を含む合計発電電力の前記消費電力に対する差分である余剰電力が他の時間帯より高くなる時間帯を、前記停止時間帯に決定する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記停止時間帯決定部が決定した前記停止時間帯に関する通知を端末に送信する通信部を更に備える、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記通信部は、前記床暖予備暖房部による前記予備暖房の実行の要否に関する問い合わせを更に送信する、
請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記床暖予備暖房部は、前記需要家宅での前記床暖房ユニットの使用状況を基に前記予備暖房を実行するか否かを決定する、
請求項5に記載の制御装置。
【請求項8】
前記床暖予備暖房部は、前記予備暖房の実行の際に、前記補助熱源機を介して、前記床暖房ユニットに給湯される前記温水の温度を前記予備暖房の実行前の前記温水の温度より高くする、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項9】
前記床暖予備暖房部は、前記床暖房ユニットに給湯される前記温水の温度、及び単位時間に前記床暖房ユニットに給湯される前記温水の量、に関する給湯パラメータを制御することで、前記床の温度を高めつつ前記床からの放熱量の増大を抑制する、
請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記補助熱源機は、前記床暖房ユニットへの前記温水の間欠的な給湯を実現するための熱動弁を有し、
前記給湯パラメータは、
前記床暖房ユニットに給湯される前記温水の温度である給湯温度、及び
前記単位時間のうち前記熱動弁が開いている開状態にある時間の割合である熱動弁開率を含む、
請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、燃料電池ユニット、床暖房ユニット、及びガス供給制御システムに関し、より詳細には、漏洩検知機能を有するガス供給制御システムに用いられる制御装置、並びに、そのような制御装置を備える燃料電池ユニット、床暖房ユニット、及びガス供給制御システムに関する。
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【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガス流の流量が一定時間以上継続して基準値以下であるガス停止状態が、所定期間に一度も又は所定回数しか検知されない場合に、ガス流の漏洩が発生していると判断する漏洩検知機能を備えたガスメータと、ガス流の供給を受け、発電電力を出力しつつ温水を出湯する燃料電池ユニットと、の間にバッファタンクが設けられたことで、漏洩検知機能を備えたガスメータを介しても、燃料電池ユニットへのガス流の継続供給を図ることができる、継続供給システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-197996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
背景技術では、漏洩検知機能を備えたガスメータと燃料電池ユニットとの間に、バッファタンク及びそれを設けるスペースが必要であり、継続供給システムの大規模化の回避を図る余地がある。そこで、バッファタンクを設けることなく、所定期間内に燃料電池ユニットを一時停止させる制御を行うことで、漏洩の誤検知回避を図るガス供給制御システムが考えられる。しかし、このようなガス供給制御システムでは、例えば、冬季に床暖房が使えなくなることで、快適性が損なわれる場合がある。
【0005】
本開示の目的は、漏洩検知機能を有するガス供給制御システムの大規模化を回避しつつ、漏洩の誤検知の回避と快適性の維持との両立を図ることができる制御装置、並びに、そのような制御装置を備える燃料電池ユニット、床暖房ユニット、及びガス供給制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明に係る制御装置は、ガス供給制御システムに用いられる制御装置である。前記ガス供給制御システムは、漏洩検知部を有する。前記漏洩検知部は、ガス供給源から需要家宅に供給されるガス流の流量が一定時間以上継続して基準値以下であるガス停止状態、が所定期間に一度も又は所定回数以下しか検知されない場合に、前記ガス流の漏洩が発生していると判断する。前記ガス供給制御システムは、燃料電池ユニットと、床暖房ユニットと、を更に有する。前記燃料電池ユニットは、前記ガス流の一部を利用して発電を行い、前記需要家宅において消費される消費電力の一部となる第1発電電力及び前記需要家宅で利用される温水の給湯のための給湯用熱の一部となる第1熱を発生させる。前記床暖房ユニットは、前記温水の給湯を受け、前記需要家宅の床を暖める床暖房を行う。前記制御装置は、停止時間帯決定部と、床暖予備暖房部と、熱源機停止部と、を備える。前記停止時間帯決定部は、前記需要家宅での少なくとも消費電力を計測する電力計測部の計測結果を基に、前記所定期間内の一の日において前記ガス停止状態が実現される時間帯である停止時間帯を決定する。前記床暖予備暖房部は、前記一の日の前記停止時間帯の到来前に、前記温水の前記床暖房ユニットへの給湯を開始することで前記需要家宅の前記床を予め暖めておく予備暖房、を行わせる。前記熱源機停止部は、前記一の日の前記停止時間帯に渡って前記燃料電池ユニットを停止状態にする。
【0007】
請求項2の発明に係る制御装置では、請求項1の発明に係る制御装置において、前記ガス供給制御システムは、補助熱源機を更に有する。前記補助熱源機は、前記ガス流の前記一部以外の部分である部分ガス流の少なくとも一部を利用して、前記給湯用熱の他の一部となる第2熱を発生させ得る。前記熱源機停止部は、前記一の日の前記停止時間帯に渡って前記補助熱源機を更に停止状態にする。
【0008】
請求項3の発明に係る制御装置では、請求項1又は2の発明に係る制御装置において、前記停止時間帯決定部は、前記一の日のうち、前記消費電力が他の時間帯より低くなる時間帯を前記停止時間帯に決定する。
【0009】
請求項4の発明に係る制御装置では、請求項1又は2の発明に係る制御装置において、前記需要家宅には、前記ガス供給制御システム及びソーラ発電ユニットが設けられている。前記ソーラ発電ユニットは、前記消費電力の他の一部となる第2発電電力を発生させる。前記電力計測部は、前記第1発電電力及び前記第2発電電力を更に計測する。前記停止時間帯決定部は、前記一の日のうち、余剰電力が他の時間帯より高くなる時間帯を、前記停止時間帯に決定する。前記余剰電力は、前記第1発電電力及び前記第2発電電力を含む合計発電電力の前記消費電力に対する差分である。
【0010】
請求項5の発明に係る制御装置は、請求項1~4のいずれかの発明に係る制御装置において、通信部を更に備える。前記通信部は、前記停止時間帯決定部が決定した前記停止時間帯に関する通知を端末に送信する。
(【0011】以降は省略されています)
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