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公開番号
2024133761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043715
出願日
2023-03-20
発明の名称
加熱調理器
出願人
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
F24C
7/04 20210101AFI20240926BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】 理庫内の食品状態変化を動画として記憶保存し、調理後にユーザが動画を見たり編集したりできる加熱調理器を提供する。
【解決手段】 本体と、該本体内に設けた調理庫と、該調理庫内の食品を加熱するヒータと、前記調理庫内を撮影して映像信号を出力するカメラと、ユーザが操作する操作部と、前記操作部の入力に応じて前記ヒータと前記カメラを制御する制御部と、前記カメラが撮影した所定時間分の映像信号を動画データとして保存する記憶装置と、を備えた加熱調理器。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
本体と、
該本体内に設けた調理庫と、
該調理庫内の食品を加熱するヒータと、
前記調理庫内を撮影して映像信号を出力するカメラと、
ユーザが操作する操作部と、
前記操作部の操作に応じて、前記ヒータと前記カメラを制御する制御部と、
前記カメラが撮影した所定時間分の映像信号を動画データとして保存する記憶装置と、
を備えたことを特徴とする加熱調理器。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記記憶装置が前記本体に着脱可能であることを特徴とする加熱調理器。
【請求項3】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記動画データを外部記憶装置に送信する通信装置を備えたことを特徴とする加熱調理器。
【請求項4】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記操作部の操作に応じて、前記記憶装置に保存する前記動画データのフレームレートを設定するfps制御部を備えたことを特徴とする加熱調理器。
【請求項5】
請求項4に記載の加熱調理器において、
前記操作部で調理設定を行う際に、前記フレームレートをユーザが設定できることを特徴とする加熱調理器。
【請求項6】
請求項4に記載の加熱調理器において、
前記操作部で調理設定を行う際に、設定された調理メニューに応じて、前記フレームレートが自動設定されることを特徴とする加熱調理器。
【請求項7】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記操作部の操作に応じて、前記動画データの解像度を設定する画質制御部を備えたことを特徴とする加熱調理器。
【請求項8】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記カメラが撮影した映像信号を表示する表示部を備えたことを特徴とする加熱調理器。
【請求項9】
請求項8に記載の加熱調理器において、
前記制御部は、過去の動画データに基づき、過去の調理工程を再現するように、前記表示部で調理手順を案内することを特徴とする加熱調理器。
【請求項10】
請求項1に記載の加熱調理器において、
前記制御部は、過去の動画データに基づき、過去の調理工程を改善するように、前記ヒータを制御することを特徴とする加熱調理器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理庫内の食品を撮影するカメラを備えた加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
加熱調理器の調理庫は、魚などの食品の上下両面を、調理庫内の上下に配置した熱源(シーズヒータやガスバーナーなど)により同時加熱するものが主流となっており、上下熱源の火力を個別に制御することで、多様なメニューの自動調理を実現している。このような自動調理を実現するため、調理庫内にはサーミスタ等の温度センサが備えられ、温度センサの検出値をもとにメニューに応じた火力制御が行われている。また、調理庫は、加熱調理器の正面側に開口部があり、その開口部を覆うようにドアが設けられ、ドア開閉により食品の出し入れを行う構成が一般的である。このドアは、耐熱性と意匠性の両面から正面側にガラス板を配置したものが多く、そのガラス板に調理庫内を観察する覗き窓の役割を担わせるものが多かった。
【0003】
近年、調理過程の映像をSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に投稿し、広く交流や共感を求めるユーザが増えつつある。そのようなユーザは、自身で準備したカメラやスマートフォン等を用い、ドアの覗き窓から調理庫内の食品の静止画や動画を撮影することが多かった。
【0004】
ここで、調理庫ドアにカメラを内蔵した加熱調理器として、特許文献1の例がある。同文献には、ドアの外面を構成する前板とドアの内面を構成するフレームの間にカメラと照明を備え、前板とフレームの少なくとも一方を不透光性材で構成することで、加熱調理器の庫外から庫内に入射する光の影響を低減し、質の高い加熱庫内の画像を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-172597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の加熱調理器は、ドア内蔵カメラで撮影中の映像を携帯端末の画面にリアルタイム表示することで、調理中の食品の現状を使用者に確認させるものにすぎない。そのため、特許文献1では、ドア内蔵カメラで撮影した映像を保存したり、食品の現状確認以外の用途に保存映像を使用したりすることに言及がなかった。
【0007】
そこで、本発明は、調理庫内の食品状態変化を動画として記憶保存し、調理後にユーザが動画を見たり編集したりできる加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、本体と、該本体内に設けた調理庫と、該調理庫内の食品を加熱するヒータと、前記調理庫内を撮影して映像信号を出力するカメラと、ユーザが操作する操作部と、前記操作部の入力に応じて前記ヒータと前記カメラを制御する制御部と、前記カメラが撮影した所定時間分の映像信号を動画データとして保存する記憶装置と、を備えた加熱調理器としたことでる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の加熱調理器によれば、食品の調理過程を撮影した調理庫内の映像を、調理後にユーザが見たり編集したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の加熱調理器の斜視図
図1に示すA-A線で切断した正面断面図
図1に示すB-B線で切断した側面断面図
図1に示すC-C線で切断した側面断面図
実施例1の加熱調理器の分解斜視図
実施例1の加熱調理器の機能ブロック図
実施例1の変形例を示す機能ブロック図
実施例1の他の変形例を示す機能ブロック図
実施例2の加熱調理器の機能ブロック図
実施例2の変形例を示す機能ブロック図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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