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公開番号
2024132820
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023170347
出願日
2023-09-29
発明の名称
監視システム
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
11/32 20180101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】全館空調装置に発生した異常を検知できる監視システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る監視システムは、少なくとも一つの機能を提供するユニットの組み合わせで構成され、それぞれ異なる機能をもった複数のユニットを有する全館空調装置を監視する監視システムであって、複数のユニットの運転に関する情報である運転情報を取得する運転情報取得部と、運転情報取得部によって複数のユニットのうち少なくとも二種類のユニットの運転情報に基づいて全館空調装置の異常を検知する異常検知部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つの機能を提供するユニットの組み合わせで構成され、それぞれ異なる前記機能をもった複数のユニットを有する全館空調装置を監視する監視システムであって、
前記複数のユニットの運転に関する情報である運転情報を取得する運転情報取得部と、
前記運転情報取得部によって前記複数のユニットのうち少なくとも二種類のユニットの前記運転情報に基づいて前記全館空調装置の異常を検知する異常検知部と、を備えた監視システム。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記異常検知部は、
前記全館空調装置の使用者に保有される使用者端末装置または前記全館空調装置の保守管理者に保有される監視サーバに対して前記異常検知部が検知した異常を通知する通知部と、
前記異常検知部が検知した異常のレベルを判定する異常レベル判定部と、と備え、
前記通知部は、
前記異常のレベルが所定の閾値以上ならば前記監視サーバに対して異常を通知し、
前記異常のレベルが所定の閾値未満ならば前記使用者端末装置に対して異常を通知する、請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記全館空調装置は、
前記複数のユニットを制御する制御装置を備え、
前記運転情報取得部および前記異常検知部は、
前記制御装置に設けられる、請求項2に記載の監視システム。
【請求項4】
前記監視サーバは、
前記複数のユニットのうち少なくとも二種類のユニットに通信可能に接続し、
前記運転情報取得部および前記異常検知部は、
前記監視サーバに設けられる、請求項2に記載の監視システム。
【請求項5】
前記全館空調装置の施工時の情報を初期情報として記憶する初期情報記憶部を備え、
前記異常検知部は、
前記初期情報記憶部に記憶された前記初期情報と前記運転情報取得部によって取得された前記運転情報とに基づいて前記全館空調装置の異常を検知する、請求項1に記載の監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、監視システムに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機の劣化、故障などの診断を行う装置として特許文献1に示した装置が知られている。
【0003】
特許文献1では、故障診断結果に基づいて、1または複数の故障因子における劣化の度合が、劣化所定値を超えていると判定すると、空気調和機に異常があることを表示装置によって報知させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/220760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年では建物の高気密化や高断熱化が進んでいる。そのような建物では内部に設けられた空調室にて空気の温度や湿度を調整し、空調された空気を空調室から各居室に搬送することで建物全体を空調する全館空調装置が採用される場合がある。
【0006】
全館空調装置は、空調室の空気を空調するための空調ユニットや、空調室から各居室へ空気を搬送するための送風ユニットといった、種類の異なる機能をもった様々なユニットを複数組み合わせることで構成されている。このように複数のユニットを組み合わせると、各ユニット単体では正常に動いているように見えても全館空調装置全体としては動作が異常となる場合があり、異常を検知することが困難であった。
【0007】
そこで本発明では、全館空調装置に発生した異常を検知できる監視システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そして、上記目的を達成するために、本発明に係る監視システムは、少なくとも一つの機能を提供するユニットの組み合わせで構成され、それぞれ異なる機能をもった複数のユニットを有する全館空調装置を監視する監視システムであって、複数のユニットの運転に関する情報である運転情報を取得する運転情報取得部と、運転情報取得部によって複数のユニットのうち少なくとも二種類のユニットの運転情報に基づいて全館空調装置の異常を検知する異常検知部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、全館空調装置に発生した異常や劣化を検知できる監視システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る監視システムが監視する全館空調装置の構成を示す図。
本発明に係る監視システムの構成を示す図。
本発明に係る監視システムで空調ユニットの異常を検知する場合のフローチャート。
本発明に係る監視システムでフィルタユニットの異常を検知する場合のフローチャート。
本発明に係る監視システムの別の構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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