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公開番号2024132576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043404
出願日2023-03-17
発明の名称蓄電装置、管理装置、蓄電素子の温度推定方法、及びコンピュータプログラム
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人,個人
主分類H01M 10/48 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓄電装置、管理装置、蓄電素子の温度推定方法、及びコンピュータプログラムの提供。
【解決手段】蓄電素子と、蓄電素子から離隔して配置され、発熱部品が実装される基板と、蓄電素子の熱が伝わる第1伝熱部材と、第1伝熱部材に接続され、第1伝熱部材の熱を前記基板の内部に伝える第2伝熱部材と、発熱部品よりも前記第2伝熱部材に近い基板内の位置で温度を計測する温度センサと、温度センサにより計測される温度に基づき、蓄電素子の温度を推定する演算装置とを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子と、
前記蓄電素子から離隔して配置され、発熱部品が実装される基板と、
前記蓄電素子の熱が伝わる第1伝熱部材と、
前記第1伝熱部材に接続され、前記第1伝熱部材の熱を前記基板の内部に伝える第2伝熱部材と、
前記発熱部品よりも前記第2伝熱部材に近い前記基板内の位置で温度を計測する温度センサと、
前記温度センサにより計測される温度に基づき、前記蓄電素子の温度を推定する演算装置と
を備える蓄電装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記第2伝熱部材は、前記第1伝熱部材を前記基板に連結するための連結具であり、前記基板を貫通する貫通孔に挿通される軸部を有する
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記基板内に配置され、前記第1伝熱部材及び前記第2伝熱部材に接続される放熱部材を更に備える
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記放熱部材は、前記温度センサを挟んで前記基板の厚み方向に離隔して配置される複数の放熱部位を有する
請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記放熱部材は、前記温度センサを挟んで前記基板の厚み方向と交差する方向に離隔して配置される複数の放熱部位を有する
請求項3又は請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記発熱部品は、前記温度センサの対向位置に存在しない
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項7】
基板に実装される発熱部品よりも蓄電素子の熱が伝わる伝熱部材に近い前記基板内の位置で温度を計測する温度センサから、温度データを取得する取得部と、
取得した温度データに基づき、前記蓄電素子の温度を推定する推定部と
を備える管理装置。
【請求項8】
基板に実装される発熱部品よりも蓄電素子の熱が伝わる伝熱部材に近い前記基板内の位置で温度を計測する温度センサから、温度データを取得し、
取得した温度データに基づき、前記蓄電素子の温度を推定する
処理をコンピュータにより実行する蓄電素子の温度推定方法。
【請求項9】
基板に実装される発熱部品よりも蓄電素子の熱が伝わる伝熱部材に近い前記基板内の位置で温度を計測する温度センサから、温度データを取得し、
取得した温度データに基づき、前記蓄電素子の温度を推定する
処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置、管理装置、蓄電素子の温度推定方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
蓄電素子を備える蓄電装置を安全に使用し、性能を最大限発揮するためには、蓄電素子の内部の温度を精度よく検知することが重要である。
【0003】
従来、蓄電素子のケース天面の温度を計測して、蓄電素子内部の温度として代用している(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-59503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、蓄電素子のケース天面の温度と、蓄電素子内部の温度とは乖離する。この乖離を考慮に入れるべく、監視に用いる閾値(例えば、高温異常を検知するための閾値)の安全マージンを大きくとる必要があり、蓄電素子の性能を最大限まで発揮することは困難である。
【0006】
本発明は、蓄電素子の温度を適性に推定できる蓄電装置、管理装置、蓄電素子の温度推定方法、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子から離隔して配置され、発熱部品が実装される基板と、前記蓄電素子の熱が伝わる第1伝熱部材と、前記第1伝熱部材に接続され、前記第1伝熱部材の熱を前記基板の内部に伝える第2伝熱部材と、前記発熱部品よりも前記第2伝熱部材に近い前記基板内の位置で温度を計測する温度センサと、前記温度センサにより計測される温度に基づき、前記蓄電素子の温度を推定する演算装置とを備える。
【発明の効果】
【0008】
上記態様によれば、蓄電素子の温度を適性に推定できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る蓄電装置の構成例を示す斜視図である。
蓄電装置の分解斜視図である。
バスバーの配置を示す平面図である。
バスバーの配置を示す分解斜視図である。
回路基板の構成を説明する平面図である。
蓄電装置における熱の伝達経路を説明する模式的説明図である。
管理装置の内部構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る管理装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
放熱部材の配置を説明する説明図である。
放熱部材の構成例を示す模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)本開示の蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子から離隔して配置され、発熱部品が実装される基板と、前記蓄電素子の熱が伝わる第1伝熱部材と、前記第1伝熱部材に接続され、前記第1伝熱部材の熱を前記基板の内部に伝える第2伝熱部材と、前記発熱部品よりも前記第2伝熱部材に近い前記基板内の位置で温度を計測する温度センサと、前記温度センサにより計測される温度に基づき、前記蓄電素子の温度を推定する演算装置とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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