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公開番号2024132025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042645
出願日2023-03-17
発明の名称ウォーターサーバー
出願人株式会社コスモライフ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 3/00 20060101AFI20240920BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】筐体の内部に位置する常温水タンクを有し、美味しい常温水を利用可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】冷水流路19に設けられた冷水開閉弁20aと、常温水流路25に設けられた常温水開閉弁20bと、冷水流路19と常温水流路25とが合流する合流部26と、合流部26から水出口28に飲料水を出水させる出水流路27とを有し、常温水出水操作部4bが操作されたときに常温水開閉弁20bが開弁するとともに冷水開閉弁20aも同時に開弁するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体(3)と、
前記筐体(3)の内部に配置された冷水タンク(8)と、
前記冷水タンク(8)に収容された飲料水を冷却する冷却装置(18)と、
前記冷水タンク(8)から低温の飲料水を流出させる冷水流路(19)と、
前記冷水流路(19)に設けられた冷水開閉弁(20a)と、
冷水を出水するためにユーザーが操作する冷水出水操作部(4a)と、
前記筐体(3)の内部に配置された常温水タンク(7)と、
前記常温水タンク(7)から常温の飲料水を流出させる常温水流路(25)と、
前記常温水流路(25)に設けられた常温水開閉弁(20b)と、
常温水を出水するためにユーザーが操作する常温水出水操作部(4b)と、
前記冷水流路(19)と前記常温水流路(25)とが合流する合流部(26)と、
前記合流部(26)から前記筐体(3)の外部に開口する水出口(28)に飲料水を出水させる出水流路(27)と、を有し、
前記常温水出水操作部(4b)が操作されたときに前記常温水開閉弁(20b)が開弁するとともに前記冷水開閉弁(20a)も同時に開弁するように構成されているウォーターサーバー。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記常温水タンク(7)の下側に配置された温水タンク(9)と、
前記常温水タンク(7)から前記温水タンク(9)に飲料水を導入するように前記温水タンク(9)と前記常温水タンク(7)の間を連通するタンク接続管(21)と、
前記温水タンク(9)に収容された飲料水を加熱する加熱装置(22)と、
前記温水タンク(9)から高温の飲料水を流出させる温水流路(23)と、を更に有する請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記冷水出水操作部(4a)および前記常温水出水操作部(4b)は、それぞれユーザーによる操作を電気的に検出するように構成され、
前記冷水開閉弁(20a)および前記常温水開閉弁(20b)は、それぞれ通電により開弁する電磁開閉弁であり、
前記冷水出水操作部(4a)および前記常温水出水操作部(4b)からの信号に基づいて前記冷水開閉弁(20a)および前記常温水開閉弁(20b)を制御する制御部(29)を更に有し、
前記制御部(29)は、前記冷水出水操作部(4a)の操作が検出されたときは前記冷水開閉弁(20a)を開弁させ、一方、前記常温水出水操作部(4b)の操作が検出されたときは前記常温水開閉弁(20b)を開弁させるとともに前記冷水開閉弁(20a)も同時に開弁させる制御を行なう請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記冷水出水操作部(4a)は、非操作位置と冷水出水操作位置との間で移動可能に支持された操作部材であり、
前記常温水出水操作部(4b)は、非操作位置と常温水出水操作位置との間で移動可能に支持された操作部材であり、
ユーザーが前記冷水出水操作部(4a)を非操作位置から冷水出水操作位置に移動させたときにその操作力を前記冷水開閉弁(20a)に伝達する冷水操作力伝達経路(34)と、
ユーザーが前記常温水出水操作部(4b)を非操作位置から常温水出水操作位置に移動させたときにその操作力を前記常温水開閉弁(20b)に伝達する常温水操作力伝達経路(42)と、
前記冷水操作力伝達経路(34)と前記常温水操作力伝達経路(42)を連結する連結部(46)とを更に有し、
前記連結部(46)は、前記常温水操作力伝達経路(42)から前記冷水操作力伝達経路(34)にユーザーの操作力を伝達するが、前記冷水操作力伝達経路(34)から前記常温水操作力伝達経路(42)にはユーザーの操作力を伝達しないように構成されている請求項1または2に記載のウォーターサーバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。ウォーターサーバーは、一般に、筐体と、筐体の内部に配置された冷水タンクと、冷水タンクに収容された飲料水を冷却する冷却装置と、冷水タンクから低温の飲料水を流出させる冷水流路とを有し、その冷水流路に設けられた冷水開閉弁を開弁することで、いつでもすぐに美味しい冷水を利用することができ、優れた利便性をもつ(例えば、特許文献1)。
【0003】
また、胃に優しい水や、薬を服用するための水として、常温の飲料水をウォーターサーバーで利用したいというニーズが高くなっている。このニーズに応えるため、特許文献1のウォーターサーバーにおいては、冷水タンクとは別に、常温水タンクと、常温水タンクから常温の飲料水を流出させる常温水流路とを設け、その常温水流路に設けられた常温水開閉弁を開弁することで、常温の飲料水を出水させることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-131296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、本願の発明者が、筐体の外部ではなく、筐体の内部に常温水タンクを配置したレイアウトのウォーターサーバーを社内で試作評価したところ、常温水タンク内の飲料水の温度が、想定される温度よりも高くなるという問題に気付いた。すなわち、常温水タンクを、ウォーターサーバーの筐体の内部に配置する場合、ウォーターサーバーの筐体の内部は、冷水タンクを冷却する冷却装置の排熱やそれ以外の電気部品の排熱で、外気よりも高い温度となっている。そのため、筐体の内部に位置する常温水タンクがあたためられ、常温水タンクに収容された飲料水の温度が比較的高いものとなるおそれがある。この場合、ユーザーがイメージする常温水の温度よりも、実際に常温水タンクから出水される飲料水の温度が高くなり、飲料水が美味しく感じられなくなるという問題に発明者は着目した。
【0006】
そこで、常温水タンクの飲料水の温度を下げるため、常温水タンクを冷却する専用の冷却装置を追加して設けることも考えられるが、そのようにした場合、ウォーターサーバーの筐体が大型化し、家庭の限られた空間が狭くなってしまうという問題がある。
【0007】
この発明が解決しようとする課題は、筐体の内部に位置する常温水タンクを有し、美味しい常温水を利用可能なウォーターサーバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成のウォーターサーバーを提供する。
[構成1]
筐体と、
前記筐体の内部に配置された冷水タンクと、
前記冷水タンクに収容された飲料水を冷却する冷却装置と、
前記冷水タンクから低温の飲料水を流出させる冷水流路と、
前記冷水流路に設けられた冷水開閉弁と、
冷水を出水するためにユーザーが操作する冷水出水操作部と、
前記筐体の内部に配置された常温水タンクと、
前記常温水タンクから常温の飲料水を流出させる常温水流路と、
前記常温水流路に設けられた常温水開閉弁と、
常温水を出水するためにユーザーが操作する常温水出水操作部と、
前記冷水流路と前記常温水流路とが合流する合流部と、
前記合流部から前記筐体の外部に開口する水出口に飲料水を出水させる出水流路と、を有し、
前記常温水出水操作部が操作されたときに前記常温水開閉弁が開弁するとともに前記冷水開閉弁も同時に開弁するように構成されているウォーターサーバー。
【0009】
この構成を採用すると、ユーザーが常温水の出水操作をしたときに、常温水開閉弁が開弁して常温水タンクから常温の飲料水が流出するとともに、冷水開閉弁も開弁して冷水タンクから低温の飲料水が流出し、その常温の飲料水と低温の飲料水とが合流部で混合された後、出水流路の水出口から筐体の外部に出水される。そのため、冷水タンクを冷却する冷却装置の排熱やそれ以外の電気部品の排熱で、筐体の内部の温度が外気よりも高い温度となり、それに伴い、筐体の内部に位置する常温水タンクの飲料水の温度が上昇したときにも、ユーザーがイメージする温度の常温水を出水することが可能であり、美味しい常温水を利用することが可能である。
【0010】
[構成2]
前記常温水タンクの下側に配置された温水タンクと、
前記常温水タンクから前記温水タンクに飲料水を導入するように前記温水タンクと前記常温水タンクの間を連通するタンク接続管と、
前記温水タンクに収容された飲料水を加熱する加熱装置と、
前記温水タンクから高温の飲料水を流出させる温水流路と、を更に有する構成1に記載のウォーターサーバー。
(【0011】以降は省略されています)

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