TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024132019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042638
出願日2023-03-17
発明の名称水素配送システム
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20240920BHJP(計算;計数)
要約【課題】適切なタイミングで水素カートリッジを配送するとともに、水素カートリッジの配送コストを抑える。
【解決手段】燃料電池装置3が設置されている建物2に、燃料電池用の水素を配送する水素配送システム1であって、建物2に設けられ、燃料電池用の水素カートリッジ4の残量データを取得する個別管理装置20と、個別管理装置20と通信可能な中央管理装置10と、個別管理装置20が取得した残量データに基づいて、建物2に対する水素カートリッジ4の配達の要否を判定する判定手段13,24と、を備え、中央管理装置10は、判定手段13,24によって配達が必要であると判定された場合に、建物2のための水素カートリッジ4を依頼する水素カートリッジ依頼情報を、既存の宅配サービスで用いられる情報端末40に送信する送信手段15を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池装置が設置されている建物に、燃料電池用の水素を配送する水素配送システムであって、
前記建物に設けられ、燃料電池用の水素カートリッジの残量データを取得する個別管理装置と、
前記個別管理装置と通信可能な中央管理装置と、
前記個別管理装置が取得した残量データに基づいて、前記建物に対する前記水素カートリッジの配達の要否を判定する判定手段と、を備え、
前記中央管理装置は、前記判定手段によって配達が必要であると判定された場合に、前記建物のための前記水素カートリッジを依頼する水素カートリッジ依頼情報を、既存の宅配サービスで用いられる情報端末に送信する送信手段を備えることを特徴とする水素配送システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の水素配送システムにおいて、
前記情報端末は、配達者端末を含み、
前記送信手段は、前記判定手段によって配達が必要であると判定された場合であって、前記既存の宅配サービスを利用した配達物が前記建物に配達される予定がある場合に、当該配達物を配達する配達者が所有する前記配達者端末に対し、当該配達物とともに前記水素カートリッジを配達するよう依頼する前記水素カートリッジ依頼情報を送信することを特徴とする水素配送システム。
【請求項3】
請求項1に記載の水素配送システムにおいて、
前記情報端末は、店舗端末を含み、
前記送信手段は、前記判定手段によって配達が必要であると判定された場合であって、前記既存の宅配サービスを利用して前記建物のユーザーが商品を注文した場合に、注文先の店舗が所有する前記店舗端末に、当該商品とともに前記水素カートリッジを提供するよう依頼する前記水素カートリッジ依頼情報を送信することを特徴とする水素配送システム。
【請求項4】
請求項1に記載の水素配送システムにおいて、
前記情報端末は、既存の宅配サービスを利用した配達物を配達する配達者が所有する配達者端末を含み、
前記送信手段は、予め定められた残量確認タイミングにおいて前記判定手段によって配達が必要であると判定された場合に、複数の前記配達者端末のうちの特定の配達者端末に対し、前記水素カートリッジを配達するよう依頼する前記水素カートリッジ依頼情報を送信することを特徴とする水素配送システム。
【請求項5】
請求項1に記載の水素配送システムにおいて、
前記送信手段は、前記判定手段によって配達が必要であると判定された場合であって、前記建物のユーザーが前記水素カートリッジの配達を承諾した場合に、前記水素カートリッジ依頼情報を送信することを特徴とする水素配送システム。
【請求項6】
請求項5に記載の水素配送システムにおいて、
前記ユーザーは、前記送信手段による前記水素カートリッジ依頼情報の送信条件として、前記承諾が必要か否かを予め設定可能であることを特徴とする水素配送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池装置が設置されている建物に、燃料電池用の水素を配送する水素配送システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、燃料電池本体に水素を供給するための水素カートリッジと、水素カートリッジが装着された燃料電池本体と、を備える燃料電池装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-129495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池装置のユーザーは、水素カートリッジを交換する際に、新しい水素カートリッジを入手する必要がある。水素カートリッジの交換頻度は、季節、イベントがあったか否か、ユーザーの家族構成等によって異なる。したがって、適切なタイミングで、新しい水素カートリッジを入手できるシステムが望まれている。
また、水素カートリッジを安価に入手できるシステムも望まれている。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、適切なタイミングで水素カートリッジを配送するとともに、水素カートリッジの配送コストを抑えることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図6に示すように、燃料電池装置3が設置されている建物2に、燃料電池用の水素を配送する水素配送システム1であって、
前記建物2に設けられ、燃料電池用の水素カートリッジ4の残量データを取得する個別管理装置20と、
前記個別管理装置20と通信可能な中央管理装置10と、
前記個別管理装置20が取得した残量データに基づいて、前記建物2に対する前記水素カートリッジ4の配達の要否を判定する判定手段13,24と、を備え、
前記中央管理装置10は、前記判定手段13,24によって配達が必要であると判定された場合に、前記建物2のための前記水素カートリッジ4を依頼する水素カートリッジ依頼情報を、既存の宅配サービスで用いられる情報端末40に送信する送信手段15を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、水素カートリッジ4の残量データに基づく判定結果に応じて、水素カートリッジ4が配送されるので、適切なタイミングで水素カートリッジ4を配送することができる。
また、既存の宅配サービスで用いられる情報端末40に水素カートリッジ依頼情報が送信される。すなわち、既存の宅配サービスを利用して水素カートリッジ4を配送するので、水素カートリッジ4を各建物2に配送するための専用の宅配サービスを別途設ける場合に比べて、水素カートリッジ4の配送コストを抑えることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1,図2に示すように、請求項1に記載の水素配送システム1において、
前記情報端末40は、配達者端末41を含み、
前記送信手段15は、前記判定手段13によって配達が必要であると判定された場合であって、前記既存の宅配サービスを利用した配達物が前記建物2に配達される予定がある場合に、当該配達物を配達する配達者が所有する前記配達者端末41に対し、当該配達物とともに前記水素カートリッジ4を配達するよう依頼する前記水素カートリッジ依頼情報を送信することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、既存の宅配サービスを利用して配達物を配達する序でに水素カートリッジ4を配送できるので、水素カートリッジ4を各建物2に配送するための専用の宅配サービスを別途設ける場合に比べて、水素カートリッジ4の配送コストを抑えることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図3,図4に示すように、請求項1に記載の水素配送システム1において、
前記情報端末は、店舗端末42を含み、
前記送信手段15は、前記判定手段24によって配達が必要であると判定された場合であって、前記既存の宅配サービスを利用して前記建物2のユーザーが商品を注文した場合に、注文先の店舗が所有する前記店舗端末42に、当該商品とともに前記水素カートリッジ4を提供するよう依頼する前記水素カートリッジ依頼情報を送信することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
GPSロガー
1か月前
個人
マウス用テーブル
1か月前
個人
デトろぐシステム
1か月前
個人
管理装置
1か月前
個人
業界地図作成システム
22日前
個人
人的価値発掘システム
25日前
個人
契約管理サーバ
1か月前
アズビル株式会社
防爆装置
1か月前
個人
特徴検討支援システム
1か月前
個人
管理装置
1か月前
株式会社宗建
SNSサーバー
1か月前
キヤノン電子株式会社
情報処理装置
25日前
株式会社セガフェイブ
遊戯機
1か月前
個人
技術マッチングシステム
4日前
ミサワホーム株式会社
管理装置
25日前
株式会社テクロス
情報処理装置
1か月前
ミサワホーム株式会社
システム
25日前
個人
選択操作音声出力システム
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
13日前
株式会社ジール
文章の分析装置
1か月前
個人
配送システムおよび同包箱
25日前
大同特殊鋼株式会社
棒材計数装置
1か月前
個人
動作のデザイン評価の方法及び装置
1か月前
株式会社野村総合研究所
検証装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
5日前
オムロン株式会社
認証中継サーバ
1か月前
株式会社奥村組
削孔位置検出方法
1か月前
アスエネ株式会社
森林管理の方法
1か月前
株式会社インザック
コンピュータシステム
4日前
株式会社チノー
ユーザ認証システム
20日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
11日前
株式会社八咲
イベント管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
記号認識装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
日本電気株式会社
システム及び方法
1か月前
続きを見る