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公開番号
2024131920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042494
出願日
2023-03-17
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20240920BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザが車両のメンテナンスを行うのに好適な期間を決定することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置の制御部は、車両のメンテナンスが可能な施設をユーザが期間内に訪問する予定の訪問予定期間を取得する。情報処理装置の制御部は、車両に対する複数のメンテナンス項目のうち、訪問予定期間を含む所定の期間内に、メンテナンスを行うことが推奨される推奨期間であって、前記訪問予定期間と重ならない推奨期間が到来するメンテナンス項目である特定項目が存在するか否かを判別する。また、制御部は、特定項目が存在する場合に、特定項目のメンテナンス内容に関する項目情報を取得する。そして、制御部は、項目情報に基づいて、特定項目に対応するメンテナンスを、訪問予定期間と推奨期間とのどちらに合わせて行うかを決定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のメンテナンスが可能な施設をユーザが期間内に訪問する予定の訪問予定期間を取得することと、
前記車両に対する複数のメンテナンス項目のうち、前記訪問予定期間を含む所定の期間内に、メンテナンスを行うことが推奨される推奨期間であって、前記訪問予定期間と重ならない推奨期間が到来するメンテナンス項目である特定項目が存在するか否かを判別することと、
前記特定項目が存在する場合に、前記特定項目のメンテナンス内容に関する項目情報を取得することと、
前記項目情報に基づいて、前記特定項目に対応するメンテナンスを、前記訪問予定期間と前記推奨期間とのどちらに合わせて行うかを決定することと、
を実行する制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記項目情報は、前記特定項目に対応するメンテナンスにかかる費用であるメンテナンス費用についての情報を含んでおり、
前記制御部は、
前記推奨期間が前記訪問予定期間よりも前に到来する前記特定項目の前記メンテナンス費用が第1閾値以上である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記訪問予定期間に合わせて行うと決定し、
前記メンテナンス費用が前記第1閾値未満である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記推奨期間に合わせて行うと決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記メンテナンス費用が高いほど、前記訪問予定期間の始期の前の期間の長さがより長くなるように前記所定の期間が設定される、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記項目情報は、前記特定項目に対応するメンテナンスにかかる費用であるメンテナンス費用についての情報を含んでおり、
前記制御部は、
前記推奨期間が前記訪問予定期間よりも後に到来する前記特定項目の前記メンテナンス費用が第2閾値以上である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記推奨期間に合わせて行うと決定し、
前記メンテナンス費用が前記第2閾値未満である場合に、前記特定項目のメンテナンスを前記訪問予定期間に合わせて行うと決定する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記項目情報は、前記特定項目に対応するメンテナンスの重要度についての情報を含んでおり、
前記制御部は、
前記推奨期間が前記訪問予定期間よりも前に到来する前記特定項目についての前記重要度が第3閾値以上である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記推奨期間に合わせて行うと決定し、
前記特定項目についての前記重要度が前記第3閾値未満である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記訪問予定期間に合わせて行うと決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記項目情報は、前記特定項目に対応するメンテナンスの重要度についての情報を含ん
でおり、
前記制御部は、
前記推奨期間が前記訪問予定期間よりも前に到来する前記特定項目についての前記重要度が第4閾値以上である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記推奨期間に合わせて行うと決定し、
前記特定項目についての前記重要度が前記第4閾値未満である場合に、前記特定項目に対応するメンテナンスを前記訪問予定期間に合わせて行うと決定する、
請求項1または5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記重要度が高いほど、前訪問予定期間の終期の後の期間の長さがより長くなるように前記所定の期間が設定される、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記訪問予定期間は、期間内における前記車両の法定点検の実施が定められている期間である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記車両は、前記車両のユーザに対してリース会社からリースされている車両であり、
前記訪問予定期間は、前記ユーザが期間内に前記リース会社に関連する施設に前記車両を入庫させることが予定されている期間である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
車両のメンテナンスが可能な施設をユーザが期間内に訪問する予定の訪問予定期間を取得することと、
前記車両に対する複数のメンテナンス項目のうち、前記訪問予定期間を含む所定の期間内に、メンテナンスを行うことが推奨される推奨期間であって、前記訪問予定期間と重ならない推奨期間が到来するメンテナンス項目である特定項目が存在するか否かを判別することと、
前記特定項目が存在する場合に、前記特定項目のメンテナンス内容に関する項目情報を取得することと、
前記項目情報に基づいて、前記特定項目に対応するメンテナンスを、前記訪問予定期間と前記推奨期間とのどちらに合わせて行うかを決定することと、
を含む、
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両管理システムが開示されている。特許文献1に開示されている車両管理システムは、車両に設けられたセンサによる測定値に基づいて該車両の部品のダメージを計算し、ダメージの履歴を記憶する。そして、車両管理システムは、車両の走行距離及びダメージの履歴に基づいて将来のダメージが所定の閾値以上となる走行距離を予測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-157455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ユーザが車両のメンテナンスを行うのに好適な期間を決定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様に係る情報処理装置は、
車両のメンテナンスが可能な施設をユーザが期間内に訪問する予定の訪問予定期間を取得することと、
前記車両に対する複数のメンテナンス項目のうち、前記訪問予定期間を含む所定の期間内に、メンテナンスを行うことが推奨される推奨期間であって、前記訪問予定期間と重ならない推奨期間が到来するメンテナンス項目である特定項目が存在するか否かを判別することと、
前記特定項目が存在する場合に、前記特定項目のメンテナンス内容に関する項目情報を取得することと、
前記項目情報に基づいて、前記特定項目に対応するメンテナンスを、前記訪問予定期間と前記推奨期間とのどちらに合わせて行うかを決定することと、
を実行する制御部を備える。
【0006】
本開示の第2の態様に係る情報処理方法は、
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
車両のメンテナンスが可能な施設をユーザが期間内に訪問する予定の訪問予定期間を取得することと、
前記車両に対する複数のメンテナンス項目のうち、前記訪問予定期間を含む所定の期間内に、メンテナンスを行うことが推奨される推奨期間であって、前記訪問予定期間と重ならない推奨期間が到来するメンテナンス項目である特定項目が存在するか否かを判別することと、
前記特定項目が存在する場合に、前記特定項目のメンテナンス内容に関する項目情報を取得することと、
前記項目情報に基づいて、前記特定項目に対応するメンテナンスを、前記訪問予定期間と前記推奨期間とのどちらに合わせて行うかを決定することと、
を含む。
【0007】
本開示の第3の態様に係るプログラムは、
コンピュータに情報処理方法を実行させるためのプログラムであって、
前記情報処理方法は、
車両のメンテナンスが可能な施設をユーザが期間内に訪問する予定の訪問予定期間を取得することと、
前記車両に対する複数のメンテナンス項目のうち、前記訪問予定期間を含む所定の期間内に、メンテナンスを行うことが推奨される推奨期間であって、前記訪問予定期間と重ならない推奨期間が到来するメンテナンス項目である特定項目が存在するか否かを判別することと、
前記特定項目が存在する場合に、前記特定項目のメンテナンス内容に関する項目情報を取得することと、
前記項目情報に基づいて、前記特定項目に対応するメンテナンスを、前記訪問予定期間と前記推奨期間とのどちらに合わせて行うかを決定することと、
を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、ユーザが車両のメンテナンスを行うのに好適な期間を決定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、通知システムの概略構成を示す図である。
図2は、推奨日と訪問予定日とのタイムラインを示す第1の図である。
図3は、推奨日と訪問予定日とのタイムラインを示す第2の図である。
図4は、管理サーバの機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図5は、車両情報データベースに保持されている車両情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図6は、ユーザ情報データベースに保持されているユーザ情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図7は、項目情報データベースに保持されている項目情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図8は、管理サーバの制御部によって実行される第1の処理のフローチャートである。
図9は、管理サーバの制御部によって実行される第2の処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
車両のメンテナンスが可能な施設(以下、「メンテナンス施設」と称する場合がある)を、ユーザが訪問する予定がある場合を想定する。ここで、ユーザがメンテナンス施設を期間内に訪問する予定の期間(以下、「訪問予定期間」と称する場合がある)においては、ユーザは必ずしも車両のメンテナンスを行うわけではない。例えば、メンテナンス施設が他の施設を兼ねている場合、ユーザが、車両のメンテナンス以外の目的で当該メンテナンス施設を訪問する場合がある。一方、訪問予定期間とは重ならない期間において、車両のメンテナンスを行うことが推奨されている場合がある。この場合において、ユーザは、車両のメンテナンスが可能なメンテナンス施設を訪問する予定があるにも関わらず、車両のメンテナンスを行うことが推奨されている期間であって、訪問予定期間と重ならない期間(以下、「推奨期間」と称する場合がある)に車両のメンテナンスを行うために車両を移動させる場合がある。そうすると、合計で2回の移動が発生するため、ユーザが不便を感じる場合がある。本開示の第1の態様に係る情報処理装置は、斯様な問題を解決する。
(【0011】以降は省略されています)
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