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公開番号2024131789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042253
出願日2023-03-16
発明の名称洗浄装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B60S 3/04 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【課題】ダンプ式車両の洗浄品質を向上させる。
【解決手段】洗浄装置は、ノズル(31)を備える洗浄装置本体(3)と、車高センサ(5)と、制御部(4)と、を備える。車高センサ(5)は、荷箱または荷台が前記格納位置にある場合の車高に関する第1車高情報と、荷箱または荷台が前記傾斜位置にある場合の車高に関する第2車高情報とを取得する。制御部(4)は、車高センサ(5)からの第1車高情報および第2車高情報に基づいて、ノズル(31)の、上下方向における噴射方向を調節する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
荷箱または荷台を備える車両の後方から前記荷箱または荷台に向けて洗浄液を噴射し得るノズルを備える洗浄装置本体と、
前記車両の高さを検知する車高センサと、
制御部と、を備え、
前記荷箱または荷台は、格納位置と傾斜位置との間を起伏可能であり、
前記車高センサは、前記荷箱または荷台が前記格納位置にある場合の車高に関する第1車高情報と、前記荷箱または荷台が前記傾斜位置にある場合の車高に関する第2車高情報とを取得し、
前記制御部は、前記車高センサからの前記第1車高情報および前記第2車高情報に基づいて、前記ノズルの、上下方向における噴射方向を調節する、洗浄装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記洗浄装置本体は、
支柱と、前記支柱に支持される、昇降動作が可能な水平部と、を含み、
前記ノズルは、前記水平部に設けられている、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記車両の前部から後部に向かう方向を第1方向、前記第1方向の反対に向かう方向を第2方向とした場合、
前記支柱は、前記第1方向または前記第2方向に移動可能に構成されており、
前記制御部は、前記第1車高情報および前記第2車高情報に基づいて、前記荷箱または荷台のダンプ角度に合わせた噴射ができるよう、前記支柱の位置および前記噴射方向を調節する、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記ノズルは、上下方向に首振り可能であり、
前記制御部は、前記第1車高情報および前記第2車高情報に基づいて、前記上下方向の首振り角度を決定する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記支柱は、前記車両の幅方向の両側に立設される、一対の支柱である、請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記ノズルを複数備えており、
前記複数のノズルは、前記水平部において水平方向に配列されている、請求項2に記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両を洗浄するための洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
トラックまたはパッカー車などの車両を洗浄するための洗浄装置が種々開発されている。例えば、特許文献1には、ごみピットにごみを投入したパッカー車のテールゲート内部を洗浄する洗浄装置が開示されている。特許文献2には、トラック型車両の洗車を行う洗車装置が開示されている。パッカー車またはトラック型車両などの車両のうち、荷箱または荷台をダンプアップさせることのできるダンプ式車種においては、荷箱または荷台をダンプアップさせた状態で荷箱または荷台を洗浄する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-302361号公報
特開平8-276830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様は、ダンプ式車両の洗浄品質を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る洗浄装置は、荷箱または荷台を備える車両の後方から前記荷箱または荷台に向けて洗浄液を噴射し得るノズルを備える洗浄装置本体と、前記車両の高さを検知する車高センサと、制御部と、を備え、前記荷箱または荷台は、格納位置と傾斜位置との間を起伏可能であり、前記車高センサは、前記荷箱または荷台が前記格納位置にある場合の車高に関する第1車高情報と、前記荷箱または荷台が前記傾斜位置にある場合の車高に関する第2車高情報とを取得し、前記制御部は、前記車高センサからの前記第1車高情報および前記第2車高情報に基づいて、前記ノズルの、上下方向における噴射方向を調節する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、ダンプ式車両の洗浄品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る洗浄装置の概略側面図であり、車両の後面を洗浄している様子を示している。
上記洗浄装置の概略側面図であり、車両の荷箱内部を洗浄している様子を示している。
本発明の実施形態に係る洗浄装置の概略正面図である。
本発明の実施形態に係る洗浄装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示に係る洗浄装置が洗浄対象とする車両は、ダンプ式車両であってよい。ダンプ式車両は、例えば、ダンプ式トラックまたはダンプ式パッカー車であってよい。ダンプ式車両とは、荷箱または荷台を備えており、当該荷箱または荷台が格納位置と傾斜位置との間を起伏可能な車両である。このようなダンプ可能な荷箱または荷台を備えるパッカー車またはトラックの場合、荷箱または荷台の内部の洗浄が必要となる場合がある。
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
【0010】
<洗浄装置の概要>
本実施形態において、車両Xを洗浄する洗浄装置100について、図1から図4を参照して説明する。本実施形態では、車両Xがダンプ式パッカー車である場合について例示している。図1は、洗浄装置100の概略側面図である。図1は、車両Xの後面を洗浄している様子を示している。図2は、洗浄装置100の概略側面図である。図2は、車両Xの荷箱内部を洗浄している様子を示している。図3は、洗浄装置100の洗浄装置本体3の概略正面図である。図4は、洗浄装置100の構成を示すブロック図である。本明細書および図面において、xy平面が水平面であるようにxyz座標を定義する。x軸方向は、車両Xの進行方向であり、y軸方向は、車両Xの車幅方向である。本実施形態では、車両Xがパッカー車である例を示しているが、車両Xはパッカー車に限定されず、トラックであってもよい。例えば、洗浄装置100が洗浄する車両Xは、荷箱または荷台を備える、ダンプ式パッカー車またはダンプ式トラックであってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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