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公開番号
2024131714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042145
出願日
2023-03-16
発明の名称
展示用ボックス
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
6/18 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】折畳状態での使用勝手がよい展示用ボックスを提供する。
【解決手段】本開示の展示用ボックス10では、回動規制部80により1対の第2側壁12が重力によって垂下姿勢になるまで回動することが規制される。これにより、展示用ボックス10を折畳状態で使用するときに、持ち上げて移動する度に第1側壁11及び第2側壁12を折り畳み直す作業が減り、折畳状態での使用勝手が従来より向上する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
下面が開放した直方体状をなし、互いに対向する1対の第1側壁と、互いに対向する1対の第2側壁とが、それぞれ天板部材の外縁部にヒンジ連結され、前記1対の第1側壁が折り畳まれてから前記1対の第2側壁が折り畳まれた折畳状態でも、折り畳まれていない組立状態でも展示台として使用可能な展示用ボックスにおいて、
前記1対の第2側壁が、折畳姿勢から重力によって前記天板部材から垂直に垂下する垂下姿勢になるまで回動することを規制する回動規制部を備える展示用ボックス。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記回動規制部は、前記天板部材と前記第2側壁とに設けられ、前記組立状態から前記折畳状態に変更される過程で、何れか一方が弾性変形を経て互いに係合するように形成されている請求項1に記載の展示用ボックス。
【請求項3】
前記1対の第2側壁の上端部から突出する複数のヒンジアームと、
前記天板部材の外縁部から下方に突出し、前記複数のヒンジアームを受容する複数のヒンジ凹部を有する1対の支持突部と、
各前記ヒンジアームから横方向に突出するヒンジ軸部と、
各前記支持突部のうち前記ヒンジ軸部を挟んで対向する外側対向壁及び内側対向壁における前記内側対向壁の対向面から突出し、前記第2側壁が前記垂下姿勢になったときに前記ヒンジ軸部に下方から係合する係合突部と、を備え、
前記回動規制部には、前記ヒンジアーム又は前記ヒンジ軸部と、前記支持突部とが含まれている請求項2に記載の展示用ボックス。
【請求項4】
前記複数のヒンジアームのうちの少なくとも一部のヒンジアームの前記ヒンジ軸部の断面は、前記第2側壁が前記垂下姿勢で上下方向に扁平な形状をなして、前記折畳姿勢に変更される過程で前記外側対向壁を外側に膨らませるように弾性変形させて前記外側対向壁と前記係合突部との間に収まるように形成され、
前記回動規制部には、断面形状が扁平の前記ヒンジ軸部と前記外側対向壁とが含まれている請求項3に記載の展示用ボックス。
【請求項5】
前記折畳姿勢に変更される過程で前記内側対向壁を内側に弾性変形させて前記外側対向壁と前記係合突部との間に収まるように形成され、
前記回動規制部には、前記内側対向壁が含まれている請求項4に記載の展示用ボックス。
【請求項6】
前記回動規制部は、前記折畳姿勢の前記1対の第2側壁の重力による回動を、前記折畳姿勢から0~45度の離れた範囲内に規制する請求項1から5の何れか1の請求項に記載の展示用ボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、下面が開放した直方体状をなし、展示台として使用可能な展示用ボックスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の展示用ボックスとして、側壁を折り畳んだ折畳状態でも折り畳まれていない組立状態でも展示台として使用可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3167129号(図1~図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の展示用ボックスでは、折畳状態で使用する場合に、持ち上げて移動するときに側壁が重力により垂下姿勢になるまで回動するため、床面等の上に載置する際には、側壁を折り畳み直す作業を強いられるという問題があった。そこで、本開示では、折畳状態での使用勝手がよい展示用ボックスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためになされた本開示の展示用ボックスは、下面が開放した直方体状をなし、互いに対向する1対の第1側壁と、互いに対向する1対の第2側壁とが、それぞれ天板部材の外縁部にヒンジ連結され、前記1対の第1側壁が折り畳まれてから前記1対の第2側壁が折り畳まれた折畳状態でも、折り畳まれていない組立状態でも展示台として使用可能な展示用ボックスにおいて、前記1対の第2側壁が、折畳姿勢から重力によって前記天板部材から垂直に垂下する垂下姿勢になるまで回動することを規制する回動規制部を備える展示用ボックスである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の展示用ボックスでは、折畳状態で持ち上げられたときに、第2の側壁が重力により垂下姿勢になるまで回動することが回動規制部によって防がれる。これにより、展示用ボックスを折畳状態で使用するときに、持ち上げて移動する度に第2の側壁を折り畳み直す作業が減り、折畳状態での使用勝手が従来より向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る展示用ボックスの(A)上側斜視図、(B)下側斜視図
展示用ボックスの折畳状態の(A)上側斜視図、(B)下側斜視図
展示用ボックスの分解斜視図
天板部材の一部拡大斜視図
ヒンジ軸部の斜視図
(A)垂下姿勢の第2側壁と天板部材との側断面図、(B)折畳姿勢の第2側壁と天板部材との側断面図
(A)垂下姿勢の第2側壁と天板部材との側断面図、(B)折畳姿勢の第2側壁と天板部材との側断面図
展示用ボックスの一部破断の斜視図
展示用ボックスの使用の一例を示した斜視図
折畳姿勢から重力にて回動した第2側壁が傾斜姿勢に留まった状態の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図10を参照して、本開示に係る一実施形態の展示用ボックス10について説明する。図1(B)に示すように、本実施形態の展示用ボックス10は、下面が開放した直方体状をなし、互いに対向する1対の第1側壁11と1対の第2側壁12とが、天板部材20の外縁部にヒンジ連結された構造になっている。そして、展示用ボックス10は、図2(A)及び図2(B)に示すように、1対の第1側壁11と1対の第2側壁12とを天板部材20の下面に重ねるように折り畳んだ折畳状態でも、図1(A)及び図1(B)に示すように、折り畳まれていない組立状態でも展示台として使用可能になっている。以下、特記しない限り、展示用ボックス10が上述した組立状態であるものとして、各部品、各部位の構造について説明する。
【0009】
図3に示すように、天板部材20は平面形状が長方形をなし、その1対の短辺側外縁部から下方に突出する1対の支持突部21と、1対の長辺側外縁部から下方に突出する1対の支持突部22とを有する。1対の支持突部22は、1対の支持突部21より下方に大きく突出し、また、1対の支持突部22の長手方向の両端部は、1対の支持突部21側に直角曲げされている。さらには、各支持突部22のうち長手方向の両端寄り位置から両端までの間は、下方に突出した1対の上側載置突部20Tになっている。
【0010】
図4に示すように、各支持突部21,22は、展示用ボックス10の内外方向で対向する外側対向壁31と内側対向壁32との間を複数の連絡壁33で連結した構造をなしている。また、内側対向壁32の下端部は外側対向壁31側に湾曲して、斜め下方を向いた下端曲面32Wを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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