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公開番号2024131567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041911
出願日2023-03-16
発明の名称環境調整システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 11/62 20180101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】連通された車内空間と住宅空間をユーザが快適に移動できる環境調整システムを提供する。
【解決手段】車両に設けられた開口部と住宅に設けられた開口部とを連通可能な機構を用いた環境調整システム1は、車内空間の環境を示す指標を検出する車内環境検出部と、住宅空間の環境を示す指標を検出する住宅環境検出部と、車内空間の環境または住宅空間の環境を調整可能な環境調整部と、を備える。環境調整部は、車内空間の環境を示す指標と住宅空間の環境を示す指標との差を小さくするように動作する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両に設けられた開口部と住宅に設けられた開口部とを連通可能な機構を用いた環境調整システムであって、
車内空間の環境を示す指標を検出する車内環境検出部と、
住宅空間の環境を示す指標を検出する住宅環境検出部と、
車内空間の環境または住宅空間の環境を調整可能な環境調整部と、を備え、
前記環境調整部は、車内空間の環境を示す指標と住宅空間の環境を示す指標との差を小さくするように動作することを特徴とする環境調整システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車内空間と住宅空間との環境を合わせるように調整するシステムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、住宅と連結されて住宅の一部として使用される車両内蔵型住宅用車両が開示されている。この車両は、車両の内部の部屋を住宅の室内に連通させるための通路口部と、車両の内部の部屋および住宅の室内間を相互に連通する通路の壁を規定するように張り出し可能な折戸を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－６９８１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
連通された車内空間と住宅空間をユーザが移動する際、車内空間と住宅空間の環境の違いによって不快になるおそれがある。
【０００５】
本発明の目的は、連通された車内空間と住宅空間をユーザが快適に移動できる環境調整システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、車両に設けられた開口部と住宅に設けられた開口部とを連通可能な機構を用いた環境調整システムであって、車内空間の環境を示す指標を検出する車内環境検出部と、住宅空間の環境を示す指標を検出する住宅環境検出部と、車内空間の環境または住宅空間の環境を調整可能な環境調整部と、を備える。環境調整部は、車内空間の環境を示す指標と住宅空間の環境を示す指標との差を小さくするように動作する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、連通された車内空間と住宅空間をユーザが快適に移動できる環境調整システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施例の環境調整システムの全体構成を示す図である。
環境調整システムの機能構成を示す図である。
実施例の環境調整処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、実施例の環境調整システム１の全体構成を示す図である。環境調整システム１は、車両装置１０、住宅装置１２およびサーバ装置３２を備える。車両装置１０は車両２に設けられ、住宅装置１２は住宅４に設けられる。車両２は自律的に走行する自動運転機能を有してよい。サーバ装置３２は、住宅４内に配置しているが、通信可能であればこの配置態様に限られない。
【００１０】
車両２および住宅４が物理的に連結可能である。車両２の開口部２０と、住宅４の開口部２６とが連結具１８によって連結される。車両２の開口部２０は、車両２のスライドドアによって開閉され、住宅４の開口部２６は、住宅４に設けられた引き戸によって開閉される。
（【００１１】以降は省略されています）

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